アトサヌプリ（硫黄山）

貴重な休日、大千軒岳を狙っていたのですが失敗したくないので初のテンクラ使用。 余りの便利さに驚きました、今後は常用します。 雌阿寒岳が良好だったので２日間の予定で弟子屈へ。 今回は藪漕ぎは避ける予定だったのですが藪漕ぎ三味になってしまいました。 装備が違ってしまうので今後は日をわきまようと思います。 宿の主人に後から聞いたのですが、硫黄山（アトサヌプリ）はガイド無しでは登ってはいけなかったらしいです。 わざわざ有料駐車場（500円も取られる）からもしかして進入禁止？と疑問に思いながら堂々と登ってしまいました、ごめんなさい。 クライミング技術が必要な程の斜度ではなかったのですが、とにかく土質、岩質が脆い。 確認の為に岩の端を掴んで力を込めてみると捥げる事がしばしば、ルーファイが重要なのと滑落の危険性が高かったので上級者向けタグを付けました。 マクワンチサップはサワンチサップ側から登った方が楽なのかもしれません。

モウモウとガスが吹き出ている（放屁のような匂いだけど屁ではない） ここは硫黄山、またの名をアトサヌプリ 観光地であるこの山に登ることができるらしい でも登山道は無し、崖をよじ登るしかないのでルートファインディングとクライミングにクライムダウンをこなせる技術がないものはリスクありすぎて登らないほうがいいでしょう、特に下りは怖い。 ルートはアトサヌプリを正面から見て右側へ回るように山を周回する、そうすると硫黄が沢山吹き出てる場所へ出る、その先に他のところと比べて傾斜の緩やか（普通に見ると緩やかではない）なところがあり そこからクライミングが始まる、登れば登るほど傾斜は緩やかになるので最初の50メートルほどは緊張した登攀が進む その後はハイマツがお生い茂っておりここまで来ると落ちることはなさそうなので安堵する 頂上手前にテント3張りくらい張れるスペースあり 山頂には目印はないのでGPSで確認して山頂とした。