小旭岳・小白雲岳
大雪山系・旭岳・トムラウシ
(北海道)
2024.03.23(土)
日帰り
快晴無風予報なので、ルート取りが難しく視界が良くないと歩けない小旭岳へ行ってきました。ついで小白雲岳にも寄り道。しかし近く見えた小白雲岳まではなかなか遠く、帰路のルート取りに難儀したのもあり下山はギリギリ😣 大雪山は広大過ぎて遠近感がおかしくなります🙃
ルートは、旭岳ビジターセンター→スキーコース第一天女ヶ原(co1220)付近から忠別川方面へ→旭平・裾平に沿って東進して小旭岳北尾根から山頂へ→東進してほぼまっすぐ小白雲岳へ(ユウセツ沢は豪華なスノーブリッジで渡れました)→御鉢平の裾尾根(白雲ゼブラの縞々部分)を全て乗っこし、後旭岳・旭岳の南斜面をトラバースしてまっすぐ姿見駅へ。
微妙な重雪のトラバースで疲労困憊したので最後はロープウェイを使って下りました😣
AM5:30頃にビジターセンターに着くと車は3台ほどで意外に少ない🤔 装備は迷いましたがスノーシュー(ラッセルが予想されたのでライトニング)とポールでアイゼンピッケルは持たずに入山しました。
スキーコースを進むと忠別川方面に向かうところにガッチリしたトレースが😲
山谷③の天人峡ダイレクトへのアプローチの解説に「旭岳盤の沢ゲレンデを滑り降りたトレースがあるとわかりやすい」通りでわかりやすく歩きやすくて助かりました😊 BCしないので存在を知らなかった😅
濃いめの樹林帯を進むと1400台地の前に水量の多い沢(地図にない)があり上流まで登ってから越えました。かなり急斜面でここが最初の難関。
台地に乗ってからは疎林の雪原を絶景を見ながらの楽しい登行😊 二見川やアイシポップ沢の谷を越えるのが最大の不安材料でしたが雪の状態が良くスノーシューで楽々進めました☺️ スキーだとルート取りがかなり難しそうです。
小旭岳から忠別川左岸のフレンズフォールが見えないか双眼鏡で探してみましたが見つからず😣 氷瀑らしきものが見えましたが逆光日陰で判然としない😓 見えない位置にあるのでしょうか?機会があれば忠別川右岸大曲〜大二股辺りを歩いてみようと思います。
※現地にアイスクライミングしに行った人に確認したら、懸垂下降✕3で取りつきなのでもっと谷底にあって見えてないはず…とのことでした😣 やはりもっと近く行かないとダメなのか😩
当初は小旭岳で引き返す予定でしたが、天気も良いし小白雲岳まで起伏が少なく近く見えた(実際は近くない😅)のでピークハントで寄り道。なんとか到着したものの暑さと微妙な重雪で消耗して脚が攣ってしまい白雲岳は寄らずに下山することに😣 白雲岳を巻いて松田岳辺りに上がれないか偵察しましたが、谷が埋まっておらず急斜面なのでやめて、後旭岳の南斜面へ向かいトラバースして下山することにしました。
白雲ゼブラの縞々の凹凸を乗っこせるか不安がありましたが、埋まってたり雪庇が切れてスロープになっていて無事通過😊 越せない谷に当たった場合は尾根を御鉢平まで登って旭岳熊ヶ岳のコルから裾合平へ向かうつもりでした。
後旭岳・旭岳のトラバースが嫌な斜度と重雪をスノーシューでトラバースしたので疲労困憊😩 ギリギリ最終ロープウェイに間に合って良かったです😅
※小旭岳はSOS遭難事件の現場近くです。ピークから南南東、ユウセツ沢沿いの湿地帯(1322)付近が現場とのことです。