上州・会津ゆけむりトレイル♨
赤城山・黒檜山・荒山
(群馬)
2025年10月03日(金)〜09日(木)
7日間
今回はついに!あの「上州・会津ゆけむりトレイル」をスルーハイクします。
何じゃそら、知らんがな~ って方…正解です。
こちらは人里と既存の登山道をつなげた自称のトレイルです。
6泊7日で写真や文字数が多くなってしまうので自分用メモである計画・準備編は別に分けました。興味のある方は下記へ!
https://yamap.com/activities/43330825
■歩き方・スタイル
今回のテーマは「地形と地域の成り立ちを感じながら歩く温泉巡り」です。
昨年の「あまとみトレイル + 信越トレイル」のスルーハイクではひたすら長時間歩くことにチャレンジしました。そのルートを歩く中でルートを設計した方々の意図や山と人里のつながりを感じることに楽しみを感じました。そこで今回はちょっと計画に遊びを持たせてその時の状況次第である程度自由に時間を使えるようにしてみました。お店に立ち寄っても良いし、出会った方と長めに立ち話をしても良いといった感じです。
また、今回歩くルートにある道路、上州(群馬県)の街道、会津(福島県)の渓谷それぞれに温泉が点在しています。なるべく多くに立ち寄れるよう時間を調整しながら歩いてみました。
■山行概要
・1日目 【高崎駅~赤城温泉】
くもり。高崎駅から赤城神社を経て赤城温泉を目指す。ロード主体で、歩いた登山道は宿にチェックイン後に訪れた不動大滝まわりのみ。前半の標高が低いため日が高くなってくると曇り空でも暑い。高崎・前橋の町中からも目指す赤城山が常に見えていて気持ちが昂る。宿では入り放題の温泉と美味しい料理を楽しむ。
・2日目 【赤城温泉~赤城山キャンプ場】
くもりときどき雨。赤城温泉から首都圏自然歩道経由で赤城山の小沼などメインのエリアを自由に散策する日。天気が良ければ見晴らしの良いピークをいくつか踏むつもりだったがガスが濃かったため下のほうを散策して早めに幕営地の利平茶屋森林公園キャンプ場へ。明日からのガチ歩きに備えて体力を温存する。キャンプ場には温水シャワーがありスッキリ気持ちよく眠れた。
・3日目 【赤城山キャンプ場~黒檜山~武尊山ふもとキャンプ場】
くもりのち雨。この日からしっかり歩くガチ目の計画。まずは利平茶屋森林公園登山口から黒檜山へのナイトハイク。雲が厚く期待していなかったがまさかのご来光。船ヶ鼻山を経て昭和村に下山し、武尊山を目指して川場村へ。コンビニで後半戦用の行動食(パン)を補給。街道沿いの日帰り温泉に立ち寄り、幕営地の桐の木平キャンプ場へ。雨の中の到着だったが管理人さんのご厚意で色々とご支援いただき超快適に過ごす。
・4日目 【武尊山ふもとキャンプ場~武尊山~尾瀬山の鼻キャンプ場】
くもりときどき雨。まずは川場野営場の登山口から武尊山に挑戦。山頂付近でガスが濃くなり小雨が続く。岩場の一部で濡れると滑る危険個所がありじっくり時間をかけて進む。自然の森野営場方面に下山し尾瀬を目指す。複数の峠からなる鳩待峠への道のりは中々ハード。道路は無理のない程度の小走りで進むも結果的にキャンプ場受付時間を過ぎての到着となってしまう。
・5日目 【尾瀬山の鼻キャンプ場~至仏山~温泉小屋】
くもりときどき雨。山の鼻から登り専用ルートで至仏山へ。登り専用と言うだけあって禁止されていなかったとしても下山には使いたくないなあという道だった。山の上からの眺望は期待できないガスの濃さだったのでルートを若干短縮して早めに鳩待峠に下りる。休憩&お土産を購入してから温泉小屋へ。下の木道は曇りでガスもなく気持ちよく歩けるコンディション。平日ということもあり温泉小屋の宿泊者は少な目で温泉に入り放題。美味しいご飯をたっぷりいただき快適な布団でぐっすり。
・6日目 【温泉小屋~燧ケ岳~会津駒ケ岳~檜枝岐村】
くもり。この旅のラスボスとも言える2座に挑戦。まずは燧ケ岳へのナイトハイク。ぬかるみが点在するも広く歩きやすく整備されているため快適に登ることができた。御池駐車場へ下山し、休憩。自販機でスポドリを補給しこの旅最後のピークである会津駒ケ岳へ。眺望には恵まれなかったが紅葉がはじまった雨でしっとり濡れた登山道は雰囲気があり歩いていて楽しい。名物の駒の小屋で休憩&お土産購入。無事、会津駒ケ岳のピークを踏み檜枝岐村の登山口へ下山。下山後は近くの泉キャンプ場に幕営。徒歩3分の道の駅で食事と温泉を楽しむ。
・7日目 【檜枝岐村~会津高原尾瀬口駅】
くもりときどき晴れ。最終日は山に登らず渓谷歩き。約45kmの道のりを汗をかかないペースで進む。気温はこの時期にしては高めに感じたが涼しい風が吹き抜け快適に歩けた。渓谷の景色を楽しみながら点在する集落で食事をとったり出会った方とお話したりとマイペースな1日。山間部にしてはアップダウンの少ない道で道路幅も狭いところがあまりなく歩きやすいが工事中の場所やガードレールが途切れる高所など歩行するには若干危険な個所もあり。無事駅にゴールして予定通りの電車で帰宅。
■パッキング
出発時のパックウェイトは水2リットル携行で15.5kgほど。食料消費分軽くなっていくが途中でお土産購入・テントなどの濡れなどもあり最終日の重量も大きくは減らず14kgほどだったと思われる。
■主な怪我
ザックのベルトと干渉する腰と肩に軽い擦り傷。3日目に擦り傷が広がってきたため腰と肩にそれぞれタオルや手ぬぐいを当てて保護。また、ベルトとの摩擦が最小限になるようブレない丁寧な歩き方に改善したところ、最終日には擦り傷が治癒する方向で小さくなっていた。
5日目の温泉小屋到着後に足首に若干むくみがあったため、念のため6日目はロキソニンテープを貼っておく。特に痛みは無く、その後むくむこともなかったため怪我ではなかったと思われる。
昨年までのロングトレイルでは日を追うごとに擦り傷などが増えていくのが当たり前だったが、今回はそれが大きく改善された。これは自分の成長を感じる一番うれしかったポイント。
■体重・体脂肪率
スタート時
59.8kg / 15%
ゴール2日後
59kg / 12%
■役に立ったトレーニング
今年の前半まではランニング・筋トレ主体でしたが、その後購入したベアフットサンダル(ゼロシューズ ジェネシス)で歩くのが楽しくて歩行練習をたくさんするようになりました。
結果的に正しい姿勢を維持する筋力が整い、重心移動の技術も向上し、ブレを感知し修正する足裏の感覚が磨かれました。長時間活動しても疲れにくくケガをしない体に仕上がったと思います。でもまだまだ改善の余地がたくさんあるので今後も色々なトレーニングにチャレンジしてみたいです。
■感想
人里と山々をつなぐ7日間の温泉巡り。人里を歩いているときのアップダウンも「この傾斜はどこの山の等高線かな~?」などと足裏から伝わる感触を楽しむことができました。すれ違う方々との会話から地形・人里の成り立ちを知りより些細な変化に敏感になっていく感覚が、何となく過ごしている日常にも未発見の楽しみが眠っているのだろうことを教えてくれました。
天気・眺望についてはかなりアンラッキーでしたが7日間仕事を休んでの長旅ですので致し方なし。尾瀬などは今後、夫婦でも再訪したい場所ですのでその時の楽しみが1つ増えたということで。
昨年までの全力少年チックな冒険から少しは大人の旅に近づいたかなと自負しておりますが…すれ違ったおっちゃんからは「高崎駅から!何それ?わんぱくだね~」とのコメントをいただきました。そういった立ち話の余裕が確保できたのも計画性だったり身体能力の成長の賜物であれば良いなと。
旅の様子、熊など動植物について、そのほか補足は写真のコメントに記載しています!