雷神山・要害山
雷神山・要害山(常陸国ロングトレイル)
(茨城)
2026年03月26日(木)
日帰り
会社の有給休暇を使わねばならず、天気が悪いってのに外出を決めた。この日は水郡線の野上原駅から常陸太田駅を2つのピークで結ぶ計画だ。何とか奥久慈方面へ軌跡をつないでいきたい。総距離は30km近くになるが、全般的には舗装路が多いのでなんとかなるだろう。
接続の悪い水郡線の郡山行にどうにか乗り込むと、車内広告で野上原駅がsuica未対応駅だとしれ焦る。検札に来た車掌に声をかけ事なきを得たが、この辺りに来る場合は、紙の切符をあらかじめ入手しておいたほうがよさそう。
野上原駅で下車する。駅前広場に駅名の石碑があり駅舎には何も書いていない珍しい方式。雷神山まではとんでもない距離があるので歩き始める。
辰ノ口堰親水公園を越え、次のチェックポイントに向かうと、なんだかイヤな光景が見えてきた。通行止めか? クルマはムリでも人が通れる場合もあるので、なお近づいてみると警備員が走り寄ってきた。
曰く、チェックポイント手前の道が陥没だか崖崩れだかで、人もクルマも通れないらしい。
YAMAPの地図を見せ、雷神山と要害山に登りたい旨を伝えても、ずっと南の県道や国道から迂回するしかないとのこと。
「とんでもない距離になりますね」
どちらからともなく、ごもっともな感想が口をつく。このまま押し問答をしても詮無いので、謝辞を述べ引き返す。さあ、どうしたものか。
このまま常陸太田駅に行くか? 虚しい休日になるなぁ、と心の天秤が傾きかけたとき、県道のかなり手前の青看板に「← 常陸太田」の表記が見えてきた。ん? こんなルートあるのか? YAMAPの地図を拡大すると、黒の実線でしかないこの道をひたすら直進すると、雷神山の麓付近に行けることが判明。天気が悪いが、脳裏に一筋の光明が見えた思い。
道路の正体は、広域農道グリーンふるさとライン。ここ常陸大宮市から常陸太田市、日立市、高萩市を抜け北茨城に通じる広域農道で、ツーリングをする人たちの間では有名らしい。道も歩行者の歩く余地は確保されていた。
ようやっとコースに合流。雷神山へ向かう。
チェックポイントの大仁田地蔵尊を横目に登山口へ。道端の花々がきれいで、モノクロの空とは対照的だ。雷神山は登山口からほどなく到着したけれど、ひさびさに土の路面を踏めて満足
。
ついで、要害山へ。
かつては山入城として山入氏の拠点になってたという。お家騒動で佐竹家と100年以上争ったというから、執念深い一族なのかもしれない。城趾だけあって素直にはピークを触らせないように右へ折れ左へ折れをしたが、今までのことを思えば、こんなのは回り道にははいらない。ピークで祠をパシャリ。
ミッションを達成でき、おおいに胸をなで下ろしたのはいうまでもありませんでした。
本日の日帰り温泉は、「太田温泉 やまぶきの湯」でした。