堂山・雷電山(ときがわ町)
7月に弓立山に登った時に偶然しった大蛇の伝承。 南の弓立山の男鹿岩には雄の、北の雷電山の女鹿岩には雌の大蛇が住んでおり、 いつしか2匹は恋に落ち、一年に一度七夕の晩に都幾川で逢瀬していた。 しかし、ある年ひどい日照が続き、雌の大蛇がいなくなってしまい、 雄の大蛇も大粒の涙を流し、雌の大蛇を探していなくなってしまいました。 その後、七夕の夜に都幾川の谷で大蛇の姿を見かけるとその人に災いが襲うという。 そんなお話。 という訳で、片参り(登り?)では何だかかわいそうだし、モヤモヤするので、もう一つの雷電山に登ってみる事にしました。 ■明覚駅~堂山 目的地は雷電山ですが、一般道車道を使うとけっこう山頂近くまで行けてしまいそうだったので、堂山にも登って尾根伝いに行ってみる事にしました。 明覚駅から道路沿いを2.5㎞ほど西に歩き、都幾川を渡って、本郷受水場近くへ。 この辺りから堂山へ入っていけます。 ちゃんと標識もあって、入口はわかりやすいです。 受水場からしばらく進んで行くと、徐々に草が多くなってきて、早速不安に。 里山あるあるですが、あまり人が歩かないルートだと、草が伸びて道がわからなくなっているんですよね。 そして予感は的中。 所々背の高い草で道が覆われてしまい、距離は短いですが藪漕ぎしなければいけない箇所がありました(迷うほどではないです)。 藪を抜け樹林帯に入ったら、もう安心。 ここから先は迷いそうな場所はありません。 樹林帯をゆるやかに上っていき、堂山に到着。 眺望はありませんが、まあまあ広いスペースはありました。 ■堂山~雷電山 堂山からはしばらく平らな尾根道が続いて歩いていて気持ちいいです。 そよ風だけが聞こえる静かな林の中を進んで行きます。 雷電山まで1㎞の標識の場所に来ると、目の前にはこれまでにはなかった、突然の急登。 安全の為にロープも張ってあり、今回一番の難所だと思いました。 登りでも、何度か礫で足元がズルッといったので、下りだとかなり大変だと思います。 急登を登りきりしばらく進むと、一気に視界が開ける場所に出ました。 今回一番景色がいい場所です。 都心方面や筑波山など、埼玉の山々からの定番の景色がよく見えます。 ゆっくり休憩したい場所ですが、特に座れる場所もありませんでしたので、 立ちながら軽くお腹に入れ、先に進みました。 そこから先は平坦と緩やかな上りを繰り返し、雷電山の山頂に到着です。 雷電山山頂にはお社がいくつかあり、景色も少し開けていて、 何とか座れそうな小さな丸太がありました。 まずはお社へ参拝し、丸太に座って休憩。 カロリーメイトを食べながら、しばらくボーっと景色を眺めていました。 ■雷電山~女鹿岩~都幾の湯 雷電山からは今回のもう一つの目的地、雌の大蛇の住んでいた女鹿岩方面へ下りて行きます。 やや道は荒れている部分がありましたが、ちょっと下りただけであっという間に住宅地へ。 やはり、堂山経由で登って良かった。 あとは一般道を下りて行き、中腹に女鹿岩があるはずなのですが、場所がわからない。 途中に標識はあったので向かっている方向は間違っていないはずですが、通りすがりの人に尋ねてもわからないとの事。 しばらくうろうろしていましたが、そういえばと、YAMAP地図の他の人の足跡を辿ればおそらく行けるだろうと進んでみると、無事女鹿岩に到着する事ができました。 女鹿岩はかなり迫力のある大きさ。大蛇が住んでいたと伝わるのも頷けます。 迫力さから自ずから静かに合掌。 しばらく佇みたい気持ちでしたが、林の中という事もあり、蚊に食われるのも嫌だったので、 拝んだら早々にその場をあとにしました。 あとは、九十九折の一般道を進み、今回も都幾川四季彩館 都幾の湯まで歩いてゴール。 お風呂に入ったあと前回は夏だった事もあり、明覚駅まで乗り合いタクシーを利用しましたが、今回は3㎞近く駅まで歩きました。 雷電山は年内に行っておきたかったのですが、無事来年に持ち越さずに行くことができました。 今年残り2か月ですが、試験や松江城マラソンが控えていて、あと何度山に行けるかわかりませんが、天気さえあえば、あと1回、2回は登りたいですね(^^)





