07:44
6.0 km
715 m
多良川源流から屏風岩を巡る
多良岳・経ヶ岳・五家原岳 (長崎, 佐賀)
2026年05月13日(水) 日帰り
多良岳は、英彦山・宝満山と並び北部九州の修験道場として栄え、真言密教の霊場でもあります。その頂稜部は厳しい岩稜帯であり谷は侵食が進んで美しい景観を創り出しています。今日の私は多良川源流を遡り、屏風岩の基部を巡ったあと前岳へ登り上げ、多良嶽神社上宮~国見岳~金泉寺へと歩きながら名所も探訪いたしました。 <今日のルート> 中山キャンプ場 ~ 多良川源流 ~ ひぐらしの滝 ~ 屏風岩 ~ 前岳 ~ 鬼の岩屋 ~ 座禅岩 ~ 多良嶽神社上宮 ~ 国見岳 ~ 梵字岩 ~ 大杉の切株 ~ 役行者座像 ~ 四面宮 ~ 金泉寺 ~ 中山キャンプ場 *詳しいルート詳細は軌跡マップや写真、キャプションもご参照願います。 なお、多良川源流と屏風岩は多くの方々が知らないようですので、その存在だけでも知っていただきたいと思い、今日の活動記録をアップいたします。 一方で、多良川源流も屏風岩は一般的な登山道ではありません。明瞭な踏み跡も無く、標識やケルン、テープの類がほとんど無い超バリエーションルートでアドベンチャールートであるため、初心者や子供連れは絶対にムリですが、一般の登山者も興味本位で多良川源流と屏風岩へは行かないようにお願いいたします。特に最近は、技量・準備不足としか思えない中高年の山岳遭難(=「入山前遭難者」と言うそうです)が近年多発している状況です。多良川源流も屏風岩は『誰でも行けるルート』ではないことをまずは理解していただきたいと思います。最低でも、(GPS頼りではなく)地図とコンパスと目視にて、現在地と進むべき方向が明確にわかる人=要は読図能力と方向間隔がある人のコースでしょう。また、極力、経験者の同行が望ましいと思います。(今日の私のような単独登山も避けるべきでしょう) <多良川源流> 中山キャンプ場登山口からすぐに一般的な登山道を離れ、多良川源流を遡ります。多良川源流は豪快です!そして美しい! しかし、踏み跡はほとんどありません。沢床か沢のすぐ横の歩きやすい地点を進んでいきます。 <屏風岩> 多良岳北壁とも言うようです。国見岳~多良嶽神社上宮~前岳と続く多良岳頂稜部の北側に、高さ約50mの断崖が約300mにわたって連なっており、巨大な屏風のように見えます。ここも踏み跡はほとんどありません。屏風岩の直下(=基部)の少しでも歩きやすい地点を進んでいきます。 <感謝・御礼> ・多良川源流のルートは私が師と仰ぐ『山オタク』さんのレポで事前に学習いたしました。また、屏風岩の基部を巡るルートも『山オタク』さんをはじめ数人の方々のレポで事前に確認いたしました。『山オタク』さんは現代における先達者と言えるでしょう。ありがとうございます。 <心残り> ・実は、もう一つの隠れた名所『鬼の石鎚』も探索するつもりでした。『鬼の石鎚』は「鬼が岩で積み木遊びしたものと言われており、絶妙に岩が積みあがっています。」と『多良岳山系登山マップ』(=太良町観光協会作成)にて紹介されています。前岳の北東斜面に位置するように記載されています。 ・しかし、その詳しい場所や取付きの目印がネットで調べても特定できません。そこで事前に太良町観光協会にお聞きいたしましたが、電話でもメールでもご説明することが難しいようです。今日は山中を頑張って探索しまくりましたが、全くヒントさえ掴めませんでした。仕切り直しです。なお、今日の帰りに最新版の『多良岳山系登山マップ』を入手いたしましたが『鬼の石鎚』が消去されていました・・・??? *どなたか、詳しい場所や取付きの目印をご存知のかたは教えてください。お願いいたします。 <最後に> 多良岳は頂稜部の岩稜帯は豪快であり、またその懐には急峻で深い谷をいくつも抱えています。このような険しい山塊だから修験道や密教の山ともなったのでしょう。私は自然林や源流、遺構遺跡等に、心も目を奪われます。今日はその景観に見惚れてしまい、見とれてしまい、足が進みませんでした。嬉しかったなぁ~。 想い出探しと新たな感動体験は面白いですね。 今日も、山に、先達の方々に、感謝。ありがとうございました。
