03:13
5.1 km
414 m
城が峰城山(雷電城趾)
大峰高原・鷹狩山 (長野)
2024.04.07(日) 日帰り
大町市八坂地区の里山探訪 城が峰城と城峰城(仮) 二つの山城を歩いてきました 八坂地区のほぼ中央に聳える城が峰城 地形図の「城山」です 別名雷電城と呼ばれる中世山城です ここは登城の道があります 登城口は北の北条地区と東の土袋地区 舗装された市道から登れます なので登るのは難しくないです 城峰城は同じく中世山城で今回の目的地 城が峰城から南へ伸びる尾根上 ・699へと続く尾根に位置します 城峰城については後に知ったこと 大町市のホームページに記載がありました 説明文からしてこの場所かなと 目指している時は全く謎の場所でした 麓から眺めると西側が切れ落ちた崖の尾根 その崖上に東屋的な建物が見えました でも地形図には何の記載もなし 通じていそうな道の記載もありません 県道55号を通る度に気になっていました 車は笹尾地区の先の標高730m辺りに駐車 三叉路になる辺りです 北へ進むと作の平地区 東へ進むと小松尾地区 先ずは北へ向かい城が峰城を目指しました 標高860m辺りまでは舗装路歩き そこから山頂目指して急斜面を激登です ちょっと無理して登りました💧 全然オススメしません 尾根に合流してからは道があります 地形図に記載通りの道です 道標はないけど問題なく歩けます 山城らしい雰囲気もありました 山頂は城が峰城の主郭 標高952.3m 三等三角点「大塚」 展望は木立に囲まれていてありません 標識もありません 古びた石祠と三角点があるだけです 石祠は雷電神社なのだそうです 鄙びた雰囲気の里山らしい里山でした 一休みしてから下山へ 途中までは地形図の道を歩きました 標高860m辺りで道を外れ南へ下りました そして作の平地区の分岐点に下山しました こちらにもちゃんとした道がありました お次は本命の城峰城(仮)です 事前情報なしで向かいます 取り敢えずは車へ戻りました 途中ショートカットしたりしています 歩いたルートは問題なく歩けます 舗装路を歩いた方が楽だとは思います(笑) 三叉路へ戻り・699の尾根に入山 ちょっと東側に道がありました 普通車2台程度の駐車スペースもあります 道標はありませんでした 多分これだろうと思い入山しました 道は尾根の東側を巻くように南下 道標はないけどちゃんとした道です 倒木を処理した跡もありました 歩くのには何の問題もありません 標高740m辺りまで南下して尾根上に 西側が切れ落ちた痩せ尾根です その尾根上に目的の建物がありました 建物は遠目で見た通りの東屋風 ベンチとテーブルがあるだけです 一見して東屋です でもここは秋葉神社の拝殿でした そう記されていました でもお社はありません 神社の拝殿らしい雰囲気も皆無です それらしい祠もありません でも祠の遺構らしき石積みはありました 神社としては廃れてしまったようです 山城らしさも感じませんでした なので城峰城の確証はありません 一休みしてから下山へ 拝殿をお借りして山飯にしました 罰当たりではないことを祈ります🙏 帰路は尾根を歩いています 気になっていた崩落地を間近に眺めました 獣道程度の踏み跡はあります 崩落地の先はちょっと藪っぽいです 標高750m辺りで地形図にない林道に合流 林道をちょっと下ると市道に合流しました 後は舗装路を歩き車へ戻るだけです なかなか楽しい里山探訪でした(笑) 城が峰城と城峰城についてはこちらで↓ https://www.city.omachi.nagano.jp/00025000/00025900/3omachi-yamajoro.html ここで知ることができました 城峰城の説明だとあの場所かなと 崩落地が南側との説明は合わないです でも崩落地上の平坦な地形が主郭では? そう見ると南に崩落地が続いています 付近には他に目立つ崩落地はありません なのでここだと思っています 秋葉神社については特に記載はありません 帰路で八坂大滝も散策しています 遊歩道が通行禁止なので要注意です 水量が多くないので沢の渡渉は容易です 冬には氷瀑になるそうです 訪れるならその頃が良さそうですね