【甲斐百繋ぎ】醍醐山、五老峰、五宗山
毛無山・雨ヶ岳・竜ヶ岳
(静岡, 山梨)
2026年05月09日(土)
日帰り
みなさん、作成したまま消化しきれていない「積み山行計画」がおありかと思います。
今回の山行は、その積み上がった山行計画のなかでなかなか消化されず2年放置されていた計画です。その理由は、ヤマビル生息域に隣接しているため暑い時期は避けていたからです。
本当は4月中旬までに実行したかったのですが、捻挫により1カ月以上のレストを要したため、この時期となってしまいました。ヤマビルの活動期は4~11月と広く、6~9月が最盛期。活動温度は7℃から、20℃前後が最も活発とのこと。出る想定で臨みました。
①醍醐山(甲州百山、甲斐百山)
山行前はあまり印象がなく、失礼ながらスタンプラリー感覚でした。ところが、行ってみるとびっくり。歩きやすい道、美しい林、往時をしのばせる集落跡など大変魅力的な山でした!ぜひ再訪したい。
②五老峰(甲斐百山)
破線ながら、らくルート設定のある道。のはずなのに、非常に歩きづらい!らくルートでは五老峰までのコースタイムが7時間となっています。
斜度きつい上に、大量の落ち葉とステルス倒木・ステルス浮石で神経使います。今回のルートで体力的にも精神的にも一番きつかったです。睡眠不足で何度も足が止まり、想定以上に時間がかかってしまいました。
山頂に「蝙蝠山」と書かれた標識があり不思議に思っていたのですが、麓から五老峰・大ガレの頭・毛無山が並んだ山容が羽を広げた蝙蝠のように見えることから、三座を総じて「蝙蝠山」と呼んでいたそうです。
(参考: https://plaza.rakuten.co.jp/daigoyama/diary/201810080000/?scid=wi_blg_amp_diary_next)
③毛無山
みんな大好き毛無山、私も大好き毛無山。裏から登るのは初めてです。らくルート設定はありませんが大変歩きやすくて安心しました。むしろ五老峰までの登りのほうがはるかにきつくて辛い。マイナールートのほうが歩きやすく、一般登山道のほうが危険できついというのは間々あると最近学びました。
④熊森山
毛無山から歩きやすい道になりますが、熊森山は例外です。道が悪いわけではないのですが、登りがとにかくきついんです。私はコイツ(失礼)を絶望と呼ぶことにしました。天子山地の縦走コース組むとたいていコイツが中盤あたりで立ち塞がって猛威を振るうんです。まだ先は長いのに、残りHPを根こそぎ削ってきます。道標が見えてきて、山頂かな?と思ったら全然山頂じゃなくて「登山道」とだけ書かれていて、大変紛らわしくて「ンンンンン!」ってなります。今回の山行で2番目にきつかったポイントです。
⑤五宗山(甲斐百山)
死闘の熊森山から尾根を辿ります。らくルート設定ありでコースタイム1.5時間。道は悪くないのですが、一旦標高を下げての登り返しが、熊森山で削られた体にはなかなかしんどいです。
五宗山ピークは展望ありませんが、群生したコバイケイソウが独特な雰囲気を醸していました。
五宗山からの下りはらくルート設定のないマイナールートですが、下る方向さえ間違わなければ問題ない安全なルートという印象です。早く下山して水分がぶ飲みしたい一心で下りました。
補給もエスケープも難しいマイナー山域ロングルートが久々すぎて、そういえばこんなにきつかったんだなあとしみじみ思い出しました。早く感覚を戻さないと。でも楽しかった。
【装備重量】
6.2kg
【レイヤリング】
・上: ドライレイヤー+ベントスピードT
・下: クロノパンツ
・予備: グリッドフリース、アブレイザーフーディ、バーサライトジャケット
【食料内訳】
・おにぎり1(消費)
・惣菜パン1(消費)
・菓子パン1(消費)
・よもぎ餅1(消費)
・ソイジョイ4(消費1)
・カロリーメイトブロック2個入2(消費せず)
・塩羊羹2(消費せず)
・柿ピー+ミニラーメン0-35L(ほぼ消費)
・お茶0.6Lx3、スポドリ0.6Lx2(毛無山到着時点で半分消費、熊森山到着時点で残り1本、下山時残量0)
【メモ】
・現地到着までのタイムスケジュール再考の余地あり。下道は深夜でも赤信号ラッシュで大変非効率。可能な限り早めに準備して一度仮眠し、22時頃出発して高速料金深夜割引適用で現地に向かうのが理想か。
・ヤマビル&マダニ対策でゲイター装着、天使のベープで虫除け。マダニもヤマビルも気にならなかったが、対策が功を奏したのかもともと生息していなかったのかは不明。ゲイター暑すぎる。
・軽く足グネ2回、転倒0回、まあまあ頑張った。
・落ち葉や風化したザレの急斜面はトレランシューズ泣かせでなかなかつらい。
・今回とにかく足が止まりすぎた。何度も岩に腰を下ろして休んでしまった。これではいかん。
・水分管理問題が深刻。3Lでも足りないが、量を増やす以外の解決方法を真剣に模索するべき。水分の誘惑に弱すぎる。序盤からがっつくのやめないと。出発時の体調も影響していると思うので、コンディショニングも含めて要改善。
・身延町の雰囲気はとても素敵。おだやかで癒される。遠いのとヤマビル問題さえなければもっと足を運びたいのだが…。