ポールは折れても心は折れず(坂越アルプス8の字縦走)
雄鷹台山
(兵庫)
2025.06.01(日)
日帰り
京滋奈良あたりの天気が悪そうだったので、ましそうな西の方に行ってきました。坂越アルプスという名前は今回調べて初めて知りました。どう回るか迷った末、ちょっと無理気味でもがっつり歩こうかと思って、雄鷹台山経由で戻ってこようかと。距離は29kmくらいでまあそれなりに長め。獲得標高は1300m弱でそれほどでもありません。むしろ途中の舗装路歩きが長そう。
家を出た時は小雨。赤穂に着いた時はやんでいました。坂越の観光駐車場に着いたのが5時過ぎで、準備をしてからスタート。ところが全く予定外だったのが茶臼山山頂。全然坂でもなんでもないところで、足元がスリップ。「なんでこんなところで転ぶんだか」と思ってリスタートしたところ、右手がとても軽い。よく見たら、ポールが下から1/3くらいのところで折れている・・・ えー、アルミだし、そんな力がかかっていたわけではないのに・・・
かなりテンションが下がりましたが、さすがに帰るわけにもいかないので、そのまま予定通りのコースをこなしていきました。まあ、坂越アルプスは歩ききるとして、その後は短縮して赤穂駅から帰ってこようかなと思ったくらいです。最近の私についてご存知の方なら、もうなにか理由を見つけてはヘタレることしきり。今回ももともとしんどそうな計画だった上に、歩きのパートナーが片方になってしまったとなっては・・・ しかし、実際に赤穂市街まで到達したら、まあなんとか行けそうかと思い、頑張って雄鷹台山に向かうことにしました。脚がくたびれていること、ポールが1本しかないこと、でかなり苦しみましたが、なんとか帰ってくることができました。結構怖かったのが、後山からの下りでとてもスリッピーで大変でした。また、登山道の途中に軽自動車?がうち捨てられていたのに驚きました。
かなり暑かったので、途中の缶コーヒーを含めれば、行動中に1500mLほど飲みました。さらに、駐車場に帰り着いて靴を履き替える時、激しくふくらはぎが攣りました。これから気をつけないといけないなあ。
道の状況:
【茶臼山-みかんのへた山】道は明瞭です。標識はそこそこ立っています。マーキングは必要なところにはあります。坂道はガレていたり、ザレていたりしている所があり、スリップに注意しました。高伏山山頂付近はやや不明瞭ですが、大したことはありません。
【八祖山-向山】多分坂越アルプスのメインパートかと。踏み跡は基本的に明瞭(例外あり。後述)。基本的に急坂もなく歩きやすい。アルプスというわりに樹林帯も多いし、眺望もポイントでしか得られない。八祖山の手前はそこそこの笹漕ぎがあります。向山の登りはかなりの割合で簡易舗装林道で退屈。下山路は一部不明瞭だが短区間なのでなんとかなりそう。
【雄鷹台山-後山】道は明瞭で、標識もほどほどに立っています。マーキングはなくてもなんとかなるくらい。登りはかなりの割合で階段ないしは階段状の石。雄鷹台山を過ぎると、なぜか広く木が刈り込まれています。やや滑りやすい。後山を過ぎてからの下りがかなりスリッピーで気を遣いました。
駐車場とアプローチ:坂越観光第一駐車場は、50台近く入れると思います。非舗装・非区画で無料。溢れたら第二駐車場があります。きれいなお手洗いがあります(今回のルートでは、結構あちこちに見つかります)。電波届きます。自販機あります。アプローチ路はとりわけ問題ありませんが、観光客が多いと多少注意が必要そうです。