2026.3.22 和賀岳散歩
和賀岳・薬師岳・高下岳
(岩手, 秋田)
2026年03月22日(日)
日帰り
正月に羽後朝日から拝めなかった和賀岳の山容が見たくて高下岳、のつもりが和賀岳へ。
6時すぎに除雪最終地点に到着すると、すでに3台。1台は町の山岳パトロールの人のようだ。積雪期の山をパトロールとはどんな山人なのかと、想像しながらのんびりスタート。
前日の強風でリセットされたのか、トレースは2人分ほど。林道から尾根にあがるとルートが少々複雑になるが、ピンクテープで丁寧にマーキングされていてありがたい。
途中、パトロールの方とすれ違う。なんとなくベテランの山男を想像していたが、気さくでとても素敵なお姉さんだった。お話を聞くと当然のことながら地元の和賀山塊を知り尽くしていらっしゃるよう。高下岳は南峰からの和賀岳が格別だとテンションあがるアドバイスを受け歩みを進める。
この上ない晴天と、歩きやすいルート、和賀特有のなんともいえない爽やかな空気に背中を押され、サクサク進む。樹林外をぬけると高下岳直下に突然180度の真っ白な屏風のような斜面が現れる。高下岳にこんな素敵な斜面があったのかと、早く滑りたい衝動にかられるが、意外と雪面がまだ硬く、これは先にいきなさいとの"おぼしめし"、なのだと、予定よりもずいぶん順調に進んだので、お姉さんのアドバイスどおり南峰で和賀の山容を拝んでますますテンションあがり、根菅岳方面にいってみる。
途中高田沢山から二泊かけて縦走してきたという男女の二人組パーティーに出会う。あとからパトロールの方のヤマップを拝見すると、登山靴にスキー板を履いた、ずいぶん屈強なパーティーのようだ。二人とも二泊してきたとはおもえないさわやかな笑顔が印象的だった。
稜線はアイスバーンと新雪が入り乱れ、少々スキーの取り回しに難儀するも、難しいところはほとんどない。これはギリ和賀も狙えるかも?と、時間のゆるすかぎりさらに先をいってみることに。日はあたるのに、稜線はなかなか気温があがらず、だんだん硬いバーンがふえてくる。エッジがきかなくなってきたので、面倒だがシーアイゼンをだそうかと考えていた矢先、急登の登りでまさかのビンディング外れ、、、シールをつけた板が樹林の中に吸い込まれていく。。とまれ〜と念を送ると20mほどで木に引っかかった。れやれと片方のスキーをザックにつけてツボでおりていくが板がみあたらない、、いつのまにやらさらに落ちており、結局50mほど下でなんとか回収できた。
そんなこんなで20分ほど時間ロス、山頂ねらうにははさすがに計画性なかったかと、半ばあきらめモードになりかけると、本日唯一の先行者とスライド、この先はあとは楽だからと、励まされてしまった。
これは行くしかないと、気をとりなおし再びアップダウンの稜線歩き。
お昼を過ぎても天気は一向に崩れそうな気配なく、なんとかリミットに決めた1時半までに山頂到着。そそくさと証拠写真を撮ってもと来たルートをひたすらもどる。行きよりはだいぶ緩んではくれたが、今シーズン新調した板をガリガリさせながらボーゲンを駆使して下ってはのぼって稜線をもどる。
高下岳まで戻ればあとは消化試合。正月のヤブヤブ林間ほどではないが、パヤパヤと生える小木の間をスリリングなボブスレー&スラローム。
雪はさすがにグサグサになっていたが、予定外に充実した山行となりました。
それもこれも、途中に出会った方々のアドバイスのおかげです!
和賀山塊、人も山もとてもいいところですね☺️
大変お世話になりました!