荒れたお散歩コースの一夜城
なんとも可愛いヤマカガシの多いこと……🐍💕 私は爬虫類が大好きです。 今回は、普段は水の少ない2つの滝を見に行きました。 ここにある滝は、おそらく人工滝です。江戸時代にはすでに存在していたと思われますが、もしかすると鎌倉時代や室町時代まで遡るのかもしれません。 もしそうだとしたら、巨石を組み上げた滝口など、当時の土木・石積み技術には本当に驚かされます。 この滝は梅雨時期がおすすめです。お寺側の滝も水量が増え、下には池ができて、とても見応えがあります。 ただ、今回歩いた自然散策道はかなり荒れていました。以前にも入ったことがあるので予想はしていましたが、道なき道のような場所も多くあります。この地域は毒蛇も多そうなので、苦手な方は無理をしない方が良さそうです。 あと私事ですが、「暑熱順化は無理そう」と弱音を吐いていました。更年期なのか、季節の変わり目だからなのか……こんなにしんどいものかと思っていたのですが、どうやら子どもから風邪をもらっていたようです。無事(?)風邪でした。熱中症ではなくて少し安心しました。 そして、ここにあるお寺や神社は山城と歴史を共にしています。 神社やお寺というより、神仏習合の世界です。つまり、古くから武力による支配と共に存在してきた場所。 山城を見るなら、その背景にある寺社まで含めて見てほしいと思います。そうすると、加藤清正や豊臣秀吉に感謝が向けられる「一夜城」の伝承も、また違った見え方をしてきます。 山城そのものは意外とよく残っていますが、十分な整備はされていません。寺も、今では一つの信仰施設として静かに佇んでいます。 けれど、本来の役割はそれだけではなかったはずです。 信仰と武力は切り離せない関係にあり、支配や統治を支えるための組織でもありました。 だから私は、こうした場所が単純に「パワースポット」として語られることに違和感があります。 武と共にあった信仰は、鎮魂でもありました。 そこには、多くの人が流した血と涙、そして失われた命があります。その魂を弔い、静かに手を合わせるための場所だったのではないかと思っています。 私にとっては、おめでたい場所ではありません。 歴史の重みを感じ、人の営みと祈りに思いを馳せる場所です。 山としては荒れまくったお散歩コースです⛰️






