雨上がりの桜&ミツマタ😄天ガ山お花見登山+ 桜の山&カタクリ群生地😍
天ヶ山
(岡山)
2026年04月05日(日)
日帰り
【“桜の山”発見😍平地も山も桜に満ちたアプローチルート】
この日は、岡山県鏡野町の奥津湖西方面にある天ガ山(あまがせん)に登る予定でした。
その途中で桜(ソメイヨシノ)が満開になっているシーンが何度も見られ、山行前のドライブを楽しむことができました。
吉井川沿いでは美咲町内にある土居尻川沿いのソメイヨシノ<写真01>、津山市では笹山の北東のソメイヨシノ並木<写真02,03>を観賞しましたが、この程度の小さな桜スポットはあっちこっちにありました。
そして、鏡野町沖を走行中、突然“桜の山”<写真04>が視界に入ってきました😍
急遽、ルートを変更して近づき、北西の路肩に停めてこの小さな桜の山に向かって歩きました。
山というよりも小高い丘のようなロケーションで北側から頂上まで土道が延びており、頂上には東屋<写真05>があり休憩もできます。
こんなに桜に満ちた素晴らしいロケーションにもかかわらず、我々以外に誰一人おらず、貸し切り状態でした😊
南側のソメイヨシノ並木道を下りたら、最後は少しヤブでした。南側の舗装道路より桜の山<写真06>を見上げ、西に進むと鍵のかかったフェンスがあり閉じ込められたかと思いました。
幸い、フェンスの南端から外に出られ、舗装道路を少し北に進むと美保神社の参道入口がありました。おそらく、神社は南西中腹にあるのでしょう。
参道から頂上の東屋には道が通じていないのか、社殿などを見つけることはできませんでした。ネットで見た写真によれば、社殿の周辺にも桜が咲くようです。
ここは我々にとっては「秘密の桜名スポット」です。4月上旬に鏡野町を訪問する楽しみがまた一つ増えたような気がします😊
【ソメイヨシノ😄ミツマタ😊…天ガ山お花見登山】
鏡野町の天ガ山は標高765.6mと鏡野町の中では低山ですが、中谷富士とも称される山容は、遠くからでも目立ちます。
表記は天ガ山、天ヶ山、尼ヶ仙といろいろあるようですが、 読み方は「あまがせん」です。
三角点の点名は雨ヶ山です。この山にある池から天に昇った龍神が降らせた雨によりできたという楠谷の滝<写真40>の言い伝えからすると、元々は雨ヶ山だったのかもしれません。
出発点は近衛コミュニティハウス前です。軽トラが1台停まっているだけでしたが、13時前には3,4台に増えていました。
もう少し北の中谷(なかだに)神社<写真11~15>の駐車場は5台程駐車可能です。
まずは中谷神社に参拝し、しばらく舗装道路を歩きました。ここは2023年5月と9月に歩いていますが、どちらも花だらけの楽しい道でした。
今回は時期的に花が少ないかと思っていましたが、シナレンギョウやハナモモなどの植栽の花木、ナガバタチツボスミレなどの野草など様々な花が見られました。
ツバキ<写真30>撮影地点辺りから砂利道になりましたが、相変わらずのお花ロードで、桜やシデコブシなどを見ながらのんびり歩きました。
一部、路肩に重機が入っており伐採地が見られました。今までなかった作業道ができており、道標のない分岐が増えています。
標高395m辺りは直進する作業道がありますが、左にカーブするコンクリート道に入って地形図の実線の道をキープしました。
標高410m辺りの地形図の実線の道終点は分岐で、右は楠谷の滝<写真40>への道、左は登山道で南西へと進み標高410m辺りで下りてきた道につながります。滝へと進みました。
最初は小石がゴロゴロしたコンクリート道でしたが、そのうちに土道になりました。前日は雨だったので、キブシ両性花<写真35>撮影地点辺りからたまに小さな水たまりがありました。
色あせたミツマタ<写真36>や沢沿いの小さな滝<写真37,38>などを見ながら、緩やかな道をのんびり歩いていると、ほどなく楠谷の滝<写真40>に到着。
落差は20m程でこの山域の滝の中ではずば抜けて大きいです。前日は雨だったので水量が増えているだろうと思っていましたが、過去2回の訪問時とあまり変わりませんでした。
滝の前のしめ縄のようなものは2年半前にはありませんでした。
また、撮影地点の右の祠は昨年6月に中谷(なかだに)神社<写真11~15>から遷座されたようです。
側の説明板によれば、この滝は天ガ山(あまがせん)<写真43,44>にある池から天に昇った龍神が降らせた雨によりできたもので、花王八幡宮(現中谷神社)のご祭神である瀬織津姫命(せおりつひめのみこと)のご神体だとのことです。
滝から飛び石を渡って左へ、きれいな細道に入ると、標高520m辺りで広い道に出合い右折、北上しました。
ちょろちょろ流れをまたいだり丸太を束ねた橋を渡ったりしますが、大雨でなければ大丈夫でしょう。
標高590mは登山道と下山道との分岐で、木に二重テープがありますが、見落として直進しました。たまに倒木がありますがすぐに越えられるので問題ありません。
標高710m辺りからステップのある急登が断続的にありました。雨後で地面は濡れていますが、上りでは滑らずにすみました。
緩やかになってくるとクマザサの間道になり、石仏<写真42>があります。峠ではなく平坦な場所にあるのが不思議です。
楠谷の滝<写真40>の説明板に書かれていた龍神が天に昇った池というのがこの辺りで信仰の対象だったのかもしれません。だとすれば、残念ながら完全に涸れて跡形もないことになります。
天ガ山(あまがせん)頂上<写真43,44>は少し開けており、数人ならゆっくり休憩できます。北東から東方面はよく見えるので、今回も木の間から泉山(いずみがせん)方面などを確認しました。
復路は下山道を下りました。木の間のきれいな広道で、急ですが案外、滑りません。日向が多いので、往路とは違い濡れている箇所はありませんでした。
標高660~650mは植林帯の中を下ります。急ですが、木の枝をつかまなくても大丈夫でした。やはりこちらを下ったほうが安全です。
標高590mの登山道と下山道との分岐まで下りると、木に二重テープが確認できました。ここからしばらくは往路と同じ道です。
標高520mの分岐で直進、南下し始めると、道は重機で拡張されていました。周辺は伐採されたようで妙に広々としています。
展望が効く箇所が増えましたが、まだ重機が入っている所もあるので、平日は通行に気をつけたほうがいいでしょう。
作業道があっちこっちに延びており、分岐が増えていました。新しい作業道あるあるですが、水はけが悪くなっており靴がドロドロになりました。
標高410m辺りで北北東に折り返し地形図の実線の道の終点辺りで往路に合流するのが正規ルートですが、道標はありません。
今回は初めてここを直進してみました。重機は入っていないようですが広くきれいな道で、倒木はすぐによけられました。
今年お初のコバノミツバツツジ<写真47>は満開で、これだけでもこの道を通ってよかったと思えました。そのうちにササがまばらに茂ってきましたが、道は明瞭でした。
標高350mを切るとT字路で、右は少しササヤブになりかけているように見えたので左折しました。
最後は細道で民家の脇を抜け、往路の舗装道路に下りられました。季節によってはササが茂ってくるかもしれませんが、歩きやすい道でした。
【カタクリ満開の群生地にキンキエンゴサクも😍】
山行後、近くのカタクリ群生地でカタクリを観賞することにしました。舗装道路沿いの斜面のすぐ西側にも斜面があり、そちらがメインでした。
カタクリは足元から斜面の上のほうまで点在しており、たまに小さな密生箇所があります。ちょうど満開でテンションが上がりました😊
ここに咲いていたのはカタクリだけではありません。キンキエンゴサク<写真51>もありました。
実は、いつもヤマエンゴサクかキンキエンゴサクかで非常に悩んでいました。
開花時には区別がつきにくいとされていましたが、石川県立自然史資料館の報告書「石川県におけるキンキエンゴサクとヤマエンゴサク:同定のポイント」にわかりやすい見分け方が写真付きで述べられていました。
花を正面から見ると上下の花弁のへこみの縁が白く、横から見ると花の付け根近くの隆起がより鋭く突き出ていればキンキのほうです。
今回の写真では正面も横からも写っており、キンキエンゴサクで間違いなさそうです。
県内では鏡野町でしか確認されておらず準絶滅危惧種に指定されていますが、ヤマエンゴサクと間違えられていることも多そうです。分布域はもっと広いかもしれません。
県北ではキンキのほうがよく見られるような気がします。今回、確実な見分け方がわかってすっきりしました😊