まきばの館~加治子山~まきばヤブウォーク お花ロード&ハーブ園+ランチビュッフェ
岩屋山(岡山)
2026.05.30 (土)日帰り
今回は美咲町にある「まきばの館」を起点に、園内を散策してから津山市にある標高491mの加治子山(かじしやま)に登り、遊歩道「まきばウォーク」を歩いて、「まきばの館」の西側を反時計回りに周回しました。 ラベンダーをはじめ多種多様な花が見られる「まきばの館」、展望台が2つある「まきばウォーク」でのヤブコギ、岡山産ピーチポーク付きのランチビュッフェが好評のレストラン「まきばの森 FOOD&SHOP」と、特に印象深かった項目についてレポートします。 【「まきばの館」の外はオオキンケイギクロード】 出発点としたまきばの館駐車場に到着したのは、午前8時半頃です。 車から降りると、園外の道路脇と斜面にオオキンケイギクが群生しているシーン<写真03>が目に飛び込んできました。 オオキンケイギクは5~7月にコスモスのような鮮やかな黄色の花を咲かせます。群生するときれいですが、特定外来生物に指定されており、栽培や運搬などが禁止されています。 ところが、定期的な除草で完全に駆除することができず、毎年同じように大量の花が咲きます。 岡山市の旭川や百間川の堤防では、今月の初旬から中旬にかけて、初の試みとしてつぼみの状態のオオキンケイギクに成長抑制剤を散布しました。 特定外来生物の駆除対策は、在来植生の回復(ネイチャーポジティブ)に向けた重要な取り組みの一つですが、目の前のオオキンケイギクは観賞の対象として魅力的な植物でした。 まきばの館園内<写真04~44,67~72>から再び外に出ると北側は草刈り中でした。これが見納めかもしれないと思いながら、オオキンケイギクロードを歩きました。 【ラベンダー早生品種が見頃&百花繚乱の「まきばの館」園内】 この日は、ラベンダー早生品種であるストエカス<写真12,70>が見頃となっていました。 特に6月上旬から中旬にかけて開花するラベンダーは8種類約5,000株といわれています。 6月中旬頃から咲き始める品種もあり、7月下旬までラベンダーの観賞ができます。 この日たくさん見られたストエカスの花は、てっぺんの大きな苞葉(ほうよう)が、まるでウサギの耳のように見え、可愛かったです。 ラベンダー以外にも階段脇にはサツキ<写真04>、花壇ではリビングストンデージー<写真22>など、ハーブ園ではニゲラ<写真29>など、外に出ればヤグルマギク<写真08>などと、多種多様な花が咲いていました。 2年程前とは見られる花が異なっており、今回も十分楽しめました。 <2024年7月15日活動記録 https://yamap.com/activities/33114987> 展望台<写真37~41>からはまさかの大山(だいせん)が見られ、テンションが上がりました😊 【「まきばの館」に5月末にたなびく鯉金(鯉に金太郎)のぼり】 さて、「まきばの館」のレストラン兼ショップ「まきばの森 FOOD&SHOP」<写真72>の南西にはこいのぼりがたなびいていました。 例年は4月上旬から5月中旬まで掲げているようですが、今年は5月末まで延長したのかもしれません。 ちなみに、岡山県和気町の徳永こいのぼりはこの業界ではトップクラスの企業で、製品が南極の基地などにも飾られたことがあるそうです。 徳永こいのぼりのHPで紹介されているのとはデザインが少し違いますが、こいのぼりの中に金太郎が描かれていたもの<写真44>がありました。 金太郎は、おとぎ話の中では力が強く、とても優しい心を持った少年として描かれています。このことから、古くから子どもの理想像とされてきました。 こいのぼりの金太郎には、元気で、優しく、たくましい子に育ってほしいという願いが込められているのでしょうか。 金太郎に気づいたとき、「岡山なら桃太郎やろ」と心の中でツッコんでいる自分がいました。 ただし、帰宅後に連れが「勝央町ってゆかりあったよなあ。亡くなったとこやったっけ?」 金太郎こと坂田金時は九州遠征の途中、岡山県勝央町で熱病にかかって亡くなり、平地区の栗柄神社に葬られているとされています。 そういやぁ、町のマスコットキャラクターで「きんとくん」っておったなあ。じゃあ、金太郎でええか。美咲町ちゃうけど😅 こいのぼりを見ていた時に10時を過ぎました。 当初は園内の散策を10時頃に終え、施設のHPに掲載されていた5月23日(土)~5月31日(日)に行われる「チューリップ球根堀り体験」に参加するつもりでした。 10時過ぎに受付場所となっていたレストラン兼ショップ「まきばの森 FOOD&SHOP」<写真72>でスタッフの方にお尋ねしたところ、球根がすでになくなったので終了したとのことでした。 そこで予定を繰り上げ、加治子山(かじしやま)<写真48>に登ることにしました。 【加治子山登頂後に歩いた遊歩道「まきばウォーク」でまさかのヤブコギ】 まきばの館駐車場から出てすぐの舗装道路を北上しました。オオキンケイギクロードと化しており、まきばの館北端辺りまで楽しめました。 そのうちに道は北西に向かって逸れ始めたので引き返し、ロープが張られた土道に入りました。 この土道はおそらく「まきばウォーク」の道標<写真49>辺りまで続いているのでしょう。草が脚に当たりますが足元は見えました。 すぐ東に舗装道路が並行しているので、ムラサキカタバミ<写真47>撮影地点を過ぎてすぐくらいに舗装道路に出ました。 地形図の実線の道が北西に逸れていく辺りに土道の入口があり、そちらに入りました。 ササはすぐにまばらになり、明瞭な土道は三角点<写真48>が終点でした。時期によってはササが茂って歩きにくいかもしれません。 加治子山(かじしやま)頂上周辺はササヤブで展望は効きません。すぐに引き返しました。 途中で「まきばウォーク」の道標<写真49>から土道に入りましたが、往路で歩いた舗装道路を南下するとまきばの館駐車場の南に出るのかもしれません。 「まきばウォーク」の道標<写真49>から低い草が生えた土道に入りました。 地形図で見ると途中で途切れており、ちゃんとまきばの館<写真04~44,67~72>に戻れるのか少し怪しかったのですが、普通に散策ができる道だろうと考え、そのまま進みました。 第一展望台<写真50,51>や第二展望台<写真56,57>と、見晴らしのいい展望兼休憩スポットもあり、歩き出した時の不安はいったんは解消されました。 第二展望台<写真56,57>の西で南西に進路を変えるとすぐにロープが張られており、草が茂った空き地に出ました。 歩きやすい端を通ってノアザミ実<写真60>撮影地点辺りで舗装道路に入りました。おそらく、この辺りに南東に延びる舗装道路があったのを見落としたのでしょう。 ここからキショウブ<写真64>撮影地点方面、あるいはまきばウォークの道標<写真49>方面へ行けた可能性があります。 オオニワゼキショウ<写真61>撮影地点辺りで左折し砂利道に入りましたが、こうなるとヤブコギは避けられません。 そのまま舗装道路を進めば、遠回りですがホシハラビロヘリカメムシ<写真62>撮影地点に出られます。 砂利道は標高445m辺り(地形図の実線の道に出合う辺り)で途切れました。周辺には刈られたヤグルマギクとスイカズラが積み上げてあり、明らかに最近人が入ったようでした。 とりあえず左(南)に進んでみました。草が茂っていますが、踏み跡らしきものがありました。 再び地形図の実線の道に出合う手前で溝をまたぎ林に突入、木の間の歩ける所を探しながら進みました。 しばらくして南東に斜面を下ることにしました。ここも多少木の枝をかき分けながら歩ける所を選びました。 いつものことながら、連れが遅れて「おーい、おーい。」と叫びます。仕方なく追いつくのを待っていると、「これ、どこ抜けたらええの?」 「どっちでもええけど、左や。」答えて歩き出すと、背後から「ギャー、痛いー!」 振り返ると「痛いー、痛いー。これ刺さったー。」地面に転がった太さ数cmの木の枝を指差す連れ。先端がギザギザになっており、これが腹部に刺さったというのですが、刺さったって? 「痛みが治まるまで休むか?」「いや、歩ける。」 言葉通り、すぐに歩き出した連れ。歩けるんかい😅 地形図の実線の道に平行して西側を歩くようになると、ぬかるみがひどくなってきました。溝沿いですが、溝のコンクリート部分も滑りやすかったです。 溝沿いをキープしていればそのうちに舗装道路に出られるだろうと思っていましたが、南東に進路を変えてすぐくらいに木が茂って溝が見当たらなくなりました。 木の間をのぞき込んでいた連れが歩けそうだと言うので、木をくぐって斜面を登りました。 目の前には高さ1.5m程のササがびっしり。まさか、根曲がり竹(チシマザサ)😱 連れによれば、この場所でこの標高ならチュウゴクザサだろうとのこと。お前、その冷静さ、さっきの枝が刺さったとこで発揮できんか😅 とりあえず、ササヤブを避けて木をつかみながら斜面を南東に登ると、前方が平らで明るく見えました。 「道、ありそう。」連れに声をかけ、地形図の実線の道を横断した(実際には道はなし)標高430m辺りで登りきると、目の前に現れたのは・・・フェンス😅 フェンス沿いには溝があり、フェンスの外(西側)は草が茂っていました。高さは70cm程で脚に当たりますがかき分けずに歩けます。 今度こそとなるべくフェンス沿いを南南東に進むと舗装道路が見下ろせました。ほっとしたのも束の間、法面が急でそこからは下りられませんでした。 西から南南西に舗装道路の上の草地を歩いていると次第に法面が低くなり始め、すんなり舗装道路に下りられました。 連れを待っている間にふと見ると、靴紐は引っ付き虫だらけ、カメラバッグはホシハラビロヘリカメムシ<写真62>の営みの場と化していました。 やっと下りてきた連れ、舗装道路に誰もいないのを確認すると、例の枝が刺さったという腹部をチェック。お前、こんなとこで腹出すなや。 「ええっ、血ぃ出てへん!赤なってもないわ!なんでやー、あんな痛かったのにー!」 お前、それ喜ぶべきやろ😅ちなみに、打ち身でもなかったようで、数日経っても色は全く変わりませんでした。 舗装道路のありがたみをしみじみと感じながら、再びまきばの館<写真04~44,67~72>に入り、無事にゴール。 ほぼ舗装道路のお気楽コースのつもりでしたが、運動靴で久しぶりのヤブコギ。昼食前のいい運動になりました。 【〆の飯は「ピーチポークと彩り野菜のせいろ蒸し」付きランチビュッフェ】 ゴール後、「まきばの館」の入口にあるレストラン「まきばの森 FOOD&SHOP」で昼食をとることにしました。 ランチビュッフェは11~15時(ラストオーダー14時)で月曜(祝日の場合は翌日)定休です。 基本コースの「森のビュッフェ」は60分間2750円(税込み)で「ピーチポークと彩り野菜のせいろ蒸し」が付きます。 これに和牛がついた「ビュッフェ+BBQプラン」は90分食べ放題で、ブランド牛「清麻呂(きよまろ)牛コース」は4,180円(税込み)、「おかやま和牛 A5ランクコース」は5,280円(税込み)です。 未知の“和牛A5ランク”にぐらっときましたが、「アカン、すんごい霜降りやで。焼いたらなくなる奴や(テレビの受け売り)。」と連れ。 さすがに肉は食べ放題ではなく、一人220g(A5ランクの肉はその半分?)だったこともあり、「森のビュッフェ」<写真74,75>にしました。 12時15分頃にはレストランは2組待ちでした。人数やBBQの有無を記入し、窓際の席で待ちましたが、椅子は5脚もないので早い者勝ちです。 12時半頃に案内され、料理をとってきて食べていると、せいろ蒸しが運ばれてきました。これは一人1つだけです。 ピーチポークは脂身が多いわりには肉の味もしました。甘みのあるキャベツ、パプリカなどの付け合わせもおいしかったです。 食べ放題のほうにはチャーシュー(料理名はせいろ蒸し)があり、こちらは肉の味がしっかりして脂身がなく、よりおいしかったです。 ソーセージは専用器具で温められます。1回目はつまみを回すのに気づかず冷めたまま、2回目は温めて食べました。 ソーセージはショップで購入もできます。日替わりらしく、この日は粗挽きとハーブでした。 ハーブは特に温めると味が強まり、ナツメグの効いたハンバーグに近い味でした。 料理は少量ずつ出てくるのですぐになくなります。パンの中ではやわらかいチョコクロワッサンが人気で、争奪戦でした。 ドリンクはすべて冷たく、アイスコーヒー、レモン味のデトックスウォーター、アップルジュースなど数種類でした。 13時頃にはお客さんがどんどん減り始め、13時半頃には半分程になっていました。最も混雑する12時台に行ってしまったようです。 13時半頃に退席し、ショップで「おおきいシュークリーム」500円(税込み)と「まきばのヨーグルト」160円(税込み)<写真76>を購入し、外の席で食べました。 この日は暑かったので、ソフトクリームを食べておられるファミリーも多かったです。ミルクが500円、ミックスとラベンダーが各550円、おそらく税込みです。 ここはいつ行ってもさまざまな花が楽しめ、食事もできるので、また機会があれば再訪したいと思います。






