岡山市&赤磐市 旭川沿い~川高山~牛神山周回 野鳥観察&ルートファインディング
臥龍山
(岡山)
2025年01月26日(日)
日帰り
【スリル満点の「東岡山御津線(県道81号線)」😰】
今回の山行の目的地は、岡山市北区御津(みつ)国ヶ原地区にある川高山と、御津芳谷(よしたに)と赤磐(あかいわ)市の境界にある牛神山です。
JR津山線の野々口駅から徒歩で葛城橋を渡り、御津川高地区からアプローチも可能です。
このエリアには旭川が貫流しており、両岸沿いに車道があります。
メイン道路は県道218号線で前述の葛城橋を渡ってアプローチをします。
もう一方の県道81号線は「東岡山御津線」と呼ばれ、JR東岡山駅前からJR野々口駅前までを結ぶ道路で、通行する車両は比較的少ないです。
今回は、この往来が少ないほうを利用して自動車でアプローチをしました。
この道を旭川上流部に向かって走り、JR津山線の牧山駅対岸の「牟佐(むさ)大久保ひまわり畑」周辺を過ぎると、突然、道幅が狭い区間が出てきます。
道標には「車幅1.7m制限」と表記されており、事実上、軽自動車や小型車しか通行が困難な道路区間となります。
「前門の虎 後門の狼」ではありませんが、左に10㎝程寄ったら脱輪、右に10㎝程寄ったら石垣に自動車のボディーが削られるという非常にアドベンチャーな道路です。
何度も通ったことがあるので大丈夫でしたが、対向車が来ないかと少し緊張しました。
牟佐地区を過ぎて芳谷地区に入ると、片道一車線の広い道路に出てきました。
そして、かつては高瀬舟の引き綱が掛けられていた「田土(たど)の赤岩」<写真01>を再訪した後、そこから北に向かう道路を奧に進み、天津(あまつ)神社鳥居前に自動車を停めました。
【美しいロケーションの旭川に群がる水鳥】
天津神社から旭川沿いの県道81号線に出て、川高山の麓を巻くようにして川の上流に向かって歩きました。
写真や動画でも紹介していますように、山に囲まれた旭川流域には人工的な音(生活音)はほとんど聞こえず、川が流れる音と野鳥の鳴き声だけが響く心地よい空間が広がり、散策するだけで癒やされます。
水量がたまたま少なかったのか、中州がたくさん現れており、山、川、中州がバランスよく配置されたようなとても美しいロケーションとなっていました。
川の中では、オオバン、ヒドリガモ、キンクロハジロなどの水鳥が群れをなし、遊泳や採餌などに興じていました。
泳いで、潜って、陸で休憩する・・・ここは野鳥たちにとって、“河川の楽園”のようでした。
彼らのいる場所が川岸からは少し遠かったのが残念ですが、めったに見られないヨシガモやせせらぎの音に、山に登る前だというのにもう十分満足してしまいました。
【散歩とルートファインディングが楽しめる川高山から牛神山】
御津国ヶ原地区の八幡宮<写真20~22>と香雲寺<写真23~25>を訪問した後、香雲寺1号墳<写真26,27>を見学しました。
現地案内板では香雲寺裏1号墳となっていますが、名称は岡山県の埋蔵文化財地図にならいました。
また、今回も、かまどねこ氏の「古墳奮闘別館」(ブログ「古墳奮闘」のHP版)の「香雲寺古墳群」のページを参考にさせていただきました。
ブログ「古墳奮闘」http://kamadoneco.blog122.fc2.com/blog-entry-186.html
香雲寺1号墳は舗装道路右側に墳丘が見えます。
周辺には切られた短い木が積み上げられており、わかりやすかったです。
「古墳奮闘別館」によれば、石室は幅1.5m、高さ2m、天井がある部分は奥行5.5mだそうです。
ただし、少し気になったのは、埋蔵文化財地図、「古墳奮闘別館」ともに「南に開口」とあり、その認識だったのですが、私のスマホと連れのGPSのログが東に延びていたことです。
石室は西から東に延びていたことになりますが、開口部が西の舗装道路側に面していたというのはありえません。
石室内は洞窟やトンネル内同様にログが乱れるのでしょうか・・・。
“プチルートファインディングの谷沿い道”
香雲寺2号墳は探さず、すぐ舗装道路に戻り、土道の入口を見つけて川高山を目指すことにしました。
グーグルマップの航空写真では、この東に一直線に延びる筋が見えるのですが、道ではなく水が流れている溝だったようです。
低いササがまばらに生えており、小石がゴロゴロした上に落ち葉が積もっています。
標高130m辺りで木の枝が茂って歩きにくくなってきたので、すぐ西側の溝?の中を進みました。
ただし、大量の落ち葉で滑りやすく、標高140m辺りで再び溝の東に上がりました。
ここからまた小石がゴロゴロしていますが、かき分けずに普通に歩けます。
標高150m辺りから尾根のほうへと逸れてしまいました。
そのまま歩けなくはなかったのですが、トラバースして地形図の破線の道上に戻りました。
標高220m手前で前方はササヤブになりました。
東は完全なヤブ、西は岩のある斜面。とりあえず西を選択し、木を掴みながら崩れやすい斜面を登るとすぐに足場は安定しほっとしました。
ここが今回唯一の危険箇所で、上りでよかったです。
ここからは小石がなくなり歩きやすくなりましたが、しばらくするとまた地形図の破線の道から逸れたようで、標高240m辺りでササヤブに突っ込みました。
ただし、かき分けなければ歩けないのはすぐに終わり、まばらなササもそのうちなくなりました。
とりあえず尾根に出たほうがいいだろうと、標高250m手前で落ち葉でかなり滑りやすい斜面に登ろうとしましたが、連れが左下(北)が道のように見えると言い出し、標高260m辺りで道に合流。
そこからは歩きやすく、東に登って尾根に出ると標高290m辺りで再び道に合流しました。尾根に向かって登らなくてもよかったようです。
倒木をまたぎササがまばらな中に入ると、すぐにきれいな鉄塔巡視路に出合い左折、川高山に向かいました。
“川高山の頂上はどこ?”
地形図の319m地点を目指して道から適当に林に入ると、木の間をどこでも歩け、すぐに川高山の頂上らしきポイントに立つと「川高山 319M」のプレート<写真29>がありました。
しかし、カシミールの地形図などではもう少し西が頂上になっていたので、念のため細道を辿るとまた別のプレート<写真30>がかかっていました。
しかし、この位置は標高314mぐらいでしたので、ひとまず、最初のプレート<写真29>が川高山の頂上と判断しました。
きれいな道をもう少し西に進み、さらに低くなる地点で引き返しました。
“川高山から牛神山までの尾根道は散歩とプチルートファインディングが楽しめる”
川高山から引き返し、鉄塔巡視路の分岐まで戻ると左折、ササやシダがまばらに生えた道を進みました。
川高山北北西の大曽根地区に下りる道、さらに東に進んで南に下りる道2本は入口が確認できませんでした。
標高310mを過ぎ分岐で右折するとすぐにピンクテープと赤いプラスチック標柱のある所から細道に入りました。
標高320.3m三角点「川高」<写真31>周辺は展望は効きませんが、少し開けていたので休憩。
他に道はなさそうなので引き返し、再び鉄塔巡視路に戻りました。
この東の地形図の破線の道2本は入口が明瞭で、南北どちらにも下りられるかもしれません。
標高300mを切ると直進して地形図の破線の道をキープ、土塁のように盛り上がった上を歩きましたが、連れが途中で道がなくなるかもしれないと言い出したので引き返しました。
土塁状になった先端まで戻ると、小さなプレート状の道標と古そうな黄色いビニール紐があり、踏み跡を辿るとすぐ南の地形図の実線の道にすんなり下りられました。
右折すると天津神社鳥居<写真03>に下りられそうでしたが、左折し予定通り牛神山<写真33>に向かいました。
最初は刈られたススキが散乱していましたが、すぐに枯れススキの間をぬうように歩くことになりました。
しばらくこの状態が続き、分岐で左折し北上すると、低い草がまばらな細道で牛神山<写真33>西尾根に到着。
ここまでは、展望がほとんどなく素朴な森林のロケーションで、登山というよりも、まるで散歩を楽しむような感覚で高低差の少ない尾根を歩くことできました。
この調子でと地形図の破線の道の尾根道に入ると、途中からササとシダが脚に当たる道になりました。
踏み跡がわかりにくい箇所もありますが東にまっすぐ歩いていると程なく牛神山<写真33>に到着。
頂上プレートの側に牛神社の祠?が倒れていましたが、連れはなぜかスルーしてしまい引き返してきました😅
周辺は木やササが茂って展望が効かず通過点のように思えました。
ここからさらに道が延びていましたが、今回は引き返しました。
気が抜けてしまったのか、途中で方向を誤りかけ、連れは反対方向を指差す始末😅
“最後の作業道、危うし⁉”
無事に戻ると分岐を経て作業道に入り、低い草がまばらでたまにササやシダが生えている間を歩きました。
標高230m辺りを南下していると、なぜか急に目の前がササヤブになり、かき分けて2m程進むと分岐に出て右(西)へ。
ここからは道がきれいで南下するほうも歩けそうでした。
2022年4月に下りたことのある道で、きれいだった記憶があったのですが、標高200mから170m辺りの地形図の実線の道から逸れた区間は、なぜか細い低木がたくさん生えており、ぬうように進みました。
このままだと森林の一部と化してしまい歩けなくなりそうです。
次に来るときは、ルートファインディングのトレーニング場所になっているかもしれません😅
ここからしばらくは落ち葉の積もったコンクリート道で問題なく、途中からは土道で伐採作業中の表示がありましたが、日曜日は休みのようで大丈夫でした。
今回は大半が鉄塔巡視路や作業道で楽だったはずですが、ススキや木の間をぬうように歩くことも多かったためか、妙な達成感がありました。
展望はほとんど効きませんでしたが、風はしのげますし、上から日差しは感じられるのでこの時期に行くにはなかなかいいところでした😊