牡蠣山(広島県尾道市)
瀬戸内しまなみ海道(南エリア)
(愛媛, 広島)
2023.04.08(土)
日帰り
愛媛の自宅に帰る途中に寄り道をして、生口島の牡蠣山に登りました。
このところ家の用事で丸一日登山に割くことができないので、ゆるーい登山が続いていました。
今回も先週に続いて「しま山」で標高が高くないので、累積標高を稼ぐために入山した登山口とは別の登山口に下ってから引き返す計画をたてました。
標高150mを過ぎたあたりから展望が開きはじめ、これから向かう牡蠣山山頂や観音山、しまなみ海道、岩城島、因島などを望むことができるようになり、絶景を目の前にしてスマホで写真を撮ってばかりで先に進むことができません。
標高250mを過ぎたあたりからは展望がなくなるので黙々と登ります。
牡蠣山山頂の三角点に着いても展望はありませんが、少し先に行くと北西~東~南西方向の展望が広がります。
ゆっくりと瀬戸内海の風景を堪能した後は、トレーニングのために瀬戸田町名荷方面に下ります。
「滑りやすいな、この先に行くのはやめておこうかな」と思った瞬間、ズルッっと大コケしてツーっと滑ってしまいました。ケガはなかったもののザックが泥まみれでテンション下がりまくりです。
コケたことで迷いがなくなり、そのまま登山口まで下ってから登り返しました。
再度登った牡蠣山山頂で絶景を堪能してから下山しましたが、因島原町方面に下る際も大コケしてしまいました。ケガはなしです。
ザックは泥まみれになってしまいましたが、絶景を見られてよい山行になりました。
【アクセス】
薬師寺の駐車場に駐車させていただきました。トイレもあります。
国道317号沿いの原桟橋バス停付近の交差点から北側に入りました。普通車なら通行可能ですが、すれ違いができない場所が多くあります。
【コース状況】
■因島原町~牡蠣山山頂
牡蠣山山頂に案内する標識はありません(見つけることができませんでした)。
恩山寺の西側を少し北に行くと「←一日四国八十八ヶ所霊場 奥の院観音堂 一福修行大師像 →天満神社 新墓地」の石柱があり、ここを左(一日四国八十八ヶ所霊場方面)に入ります。
コンクリート舗装路の先は幅30cmほどの石の道になっており、奥の院観音堂まで続きます。
観音堂裏手の斜面には石仏が数多くあり、踏み跡もありますが、こちらには行かないで石段が数段ある方に行きました。ここから先はある程度の間隔をおいて祠が続く参詣道です。
標高200mを過ぎたあたりから何ヵ所か岩場がありますが巻くことができます。行きは巻き道を歩き、帰りは岩場を歩きました。岩場の難易度は低い印象でした。
岩場の先は祠がみられなくなり、樹林帯を踏み跡とピンクテープを頼りに登ります。活動日は下草を気にする必要はなかったものの、気温が高くなるにつれて繁茂するかもしれません。有針植物もありました。
山頂直下は落ち葉に覆われていますが、その下は粘土質で滑りやすいので、特に下りは注意が必要です。また、踏み跡は不明瞭です。特に下山開始直後は尾根がはっきりしないので、下る方向を間違えないように注意が必要です。
■瀬戸田町名荷~牡蠣山山頂
登山口から山頂までトラロープが設置されているため、道迷いの心配はありません。
ほとんどの区間が急坂です。特に山頂近くは傾斜が急で、土質も粘土質で滑りやすいので注意が必要です。