銀鏡七山烏帽子岳
烏帽子岳
(宮崎)
2026年03月15日(日)
日帰り
日本の秘境百選に選定されている宮崎県西都市東米良地域に属する銀鏡には、地区を取り囲むように銀鏡七山と呼ばれる急峻な山々がある それはまるで外界との接触を阻むかの如くであり、かつては実際そうであったのだろう 現在でこそ、唯一の生命線たる県道39号西都南郷線によって往来が可能だが、ひとたび災害が起きて道路が寸断されれば一夜にして陸の孤島と化する
この銀鏡には一ツ瀬川の二本の支流が走っている その一つ登内川の東に空野山、オサレ山、地蔵岳、龍房山、方や銀鏡川の西に烏帽子岳、赤鬚山、そして両支流の中央に雪降山があってこれらが銀鏡七山を形成している この地域は昔から修験山岳信仰が盛んで神体山として崇められてきたという経緯がある
今回登った一座目は銀鏡地区の西側にある烏帽子岳である 全般ひたすら急勾配を登る感じで、山頂に近づくにつれて岩場に変化する 岩がぐらつくこともままあるので慎重に進む必要があった しかし、途中のししの平からは烏帽子岳をよく観察できるし、補助ロープがほとんどの箇所に設置してあるので予想よりも楽であった ただ林道から上がってきたときの取付き点がわかりにくいので、そこはスルーして害獣ネットの開閉ができる3合目の手前からスタートゴールするのがよいと思う 帰りのときにそうしなかったため道なきところを無理に下ることになってしまった
山頂はとても見晴らしがよく、銀鏡六山はもちろん米良三山の天包山、背後の市房山、遠くは霧島連山が明瞭に目視できた 最高!
ついでに稜線をそのまま辿って権現山にも行ってみたものの、ここでは大した眺望が得られなかった しかし修験信仰の歴史を感じられるし、高野槙も見られたのでこれまた満足
この時期の目玉は何と言っても春の到来を告げるミツマタである 東米良の山々のあちこちに群生しているらしい、去年は地蔵岳で目にした記憶がある 烏帽子岳も林道沿いにミツマタがたくさん群生していてしかもほぼほぼ満開、甘い香りを放っていた 実に圧巻の光景であった