龍ヶ山
夏至を過ぎてもなお日は長い 温泉に浸かるにはまだまだ外は明るいというわけでおかわりもう一回、おまけの一座龍ヶ山に登ってみた 龍ヶ山はかつての山城龍ヶ城なる異名をもつ蒲生城跡である 遥か昔戦国の世に島津貴久によって滅亡させられた この遺構は重富の剱ノ岡同様、当時の山城の構造や島津家の勢力拡大過程の一端を伝える史跡となっている 花尾神社の下山参拝を済ませたあと蒲生の郷に向けて県道25号線を北進 中心市街地の手前から城山公園への細道に入る とくに看板や標識があるわけではないので少しわかりづらい 桜の名所ではあるらしいのでその季節なら賑わうのかもしれないが、今はさらさら訪う者なしといった感じである しかし人があまり足を踏み入れないところに行くのも一興だと思っている 少し荒れ気味の舗装路を道なり2km弱上っていく どん詰まりになったところに広い駐車場が2ヶ所あり、トイレがある側の駐車場に停めた 時刻は17時半、遅ればせながら行動開始 スタートしてすぐ目の前に切通が現れ、両側には高い土壁が立ちはだかる 道が整備されているので難なく本丸跡まで行けた 本丸跡に上がってみるとそこは叢と化しており城の面影や痕跡は見当たらない 龍ヶ山山頂は本丸の中で古墳のように少し盛り上がった場所であり、非常に狭いものであった 山頂に展望はないが二の丸跡まで行けばそこにあるアスレチック展望台から蒲生の郷を見下ろせる 夕暮れ時の長閑な田舎の田園風景を眺めているとどことなく心が落ち着く 九州北部は早くも梅雨明けの便りがあった、早く南部も明けて夏山登山を謳歌したいものだ さて、汗を流しに船津温泉に行くとしよう





