九十九山・龍王山・タコラ山
常山
(岡山)
2024.01.04(木)
日帰り
新年最初は子供の頃から気になっていた山の向こう側へ。
常山周辺の中央エリアを一回りしてみることとした。
九十九山はとにかく長い急斜面且つ落ち葉で足元が滑るおかげで、なかなか面白い経験ができたと思う。
竜王山にはいつもお世話になっている、ハローうさぎのピンクテープがあり、綺麗に薮が刈られた鉄塔の巡視路を進んで登頂。
タコラ山も上り口に同じくピンクテープがあったため、楽なルートだと思いながら入山したのだが......。
入ってみると、なんだか地響きがする。
地震かな、と思いながらしばらくテープ通り進んだのち、尾根に上がろうと上方に目をやると、明らかに人間ではないシルエットが稜線上を走るのが見えた......しかも複数。
ウリ坊付きの猪か、厄介だな、と思い、とりあえず様子を見ようと木の陰に隠れて様子を見たら、なんと、こっちに突っ込んできた。
しかも、猪ではない。
牛だ。
牛が4頭突っ込んできた。
なぜ牛?ここ何山?倶利伽羅峠?今年の干支はなんだったっけ?そもそも牛?などと、様々なことが頭を閃いたが、ともかく直撃したら死ぬ事だけは間違いなさそうなので、木の陰に身を寄せて次の動きに備えていると、牛の群れは直近をすり抜けて稜線を降り、向かいの斜面を駆け上がってそのまま姿を消した。
よく見ると山中の至る所に牛のフンがあり、中にはかなり時間の経ったようなものもあるようだ。
野良牛というものは、存在しないと思うので、恐らく飼い主が放牧?しているものだと思うのだが、こんなところに牛を離していいものなのか......?
とりあえず県民局の畜産課には連絡をしときました。
マイナーな山なので、あまり登る方もいないと思いますが、気をつけて。
なお狐に摘まれたような気持ちで(牛だが)帰路につき、活動記録の停止を忘れていて、寄り道先で停止した。
不覚。