倉岳山・高畑山・九鬼山(山梨,神奈川)
2026.07.04 (土)日帰り
週末の関東はまた雨。東北はまた晴れ予報だったが、2週続けて遠征する気力が残っていなかった(毎週遠征し、挙げ句の果てに北海道まで行った昨年の6月はどんな精神状態だったのだろう?)。
土曜日は雨よりは曇りに近そうだったので、中央本線沿いの山で、つなげられていなかった稜線を歩くことにした。どうせ眺望がないのだから、曇りでも雨でも晴れでも変わらないところにしよう、という意図である。
東北遠征の疲れが残っていたのか、あまりテンションが上がらず途中で切り上げる形で今日の山行は終わった。今日は気合を入れる日ではないから、別にいいかな。
梁川駅から月尾根経由で稜線へ。
数回歩いているはずなのだが、景色に見覚えがない。沢沿いを歩くところが多く、雨で多少地形が変わっているのかもしれない。途中にある巨大なトチノキはよく覚えていた。もう少し有名になっても良さそうなものだが。
霧に包まれたまま立野峠へ。軽快に進めるかと思っていたのだが、想像以上に苦しかった。体力が落ちているのか、気温と湿度が高いせいなのか......。後者であることを願っている。
高柄山へ向けて縦走開始。この区間が未踏である。
概ね平坦で歩きやすい縦走路だった。真っ白で辺りは何も見えなかったが、地面を素早く移動する鳥の群れに遭遇。尾がそこそこ長かったので、ヤマドリかと思ったが、決め手に欠ける。YouTubeで鳴き声を確認した限りだと、けたたましい鳴き声だったのでどうもヤマドリだったのではないかと思う。
大室山に道志から登った際、頭上を布が流れるようにして飛んでいったのを覚えている。長い尾がゆらゆらと揺れる様が、実に美しかった。今日は地面を歩き回っていて飛ぶ姿を見れなかった。
2箇所ほど急登がある。1つ目は単に急なだけ、2つ目は岩場になっていてルートも分かりづらく、雨に濡れた今日のような日は危ない。
途中で上野原から来たお姉さんに、鶴島御前山の鞍部(東屋がある)のあたりにとんでもない量のヒルがいて被害にあった、と教えてもらった。休憩をしていたわけでもないのに、足にはヒル被害の痕跡が3箇所くらいあった。丹沢のヒルがついに中央本線沿いの山々を侵略し始めてしまったのだろうか。
有益な情報だった。なんだか上野原まで歩く気力が萎えてきた。
人がいなくていいのは間違いないのだが、ヒルは苦手である。あれほど丹沢ばかり行っているのに。
そこで、大丸から四方津へ抜ける道があることを発見し、そこで下山とすることにした。なんとなく今日は気乗りがしない。怠心故かもしれないが。
初めて歩く道だと思っていたのだが、帰ってから確かめると以前、高柄山に登る際に使っていた。もう記憶がさっぱりアテにならない。
後半の深すぎる落ち葉にはヒルが潜んでいそうで、全力で駆け抜けた。
集落に出ると、ヤマユリやオニユリが咲いているのを見かけた。実に派手な花である。
あとは駅まで歩いて本日の山行終了。
いつになくテンションの低い日だったが、一部の危険地帯を除き総じて歩きやすく、気温もそれなりに低く、快適ではあった。
時期的に仕方のないことではあるが、羽虫がまとわりついてくるのと、湿度の高さがいやらしい。
ヒルの噂を聞いてしまっては、中央本線沿いの山々に行きづらくなるな......。