03:15
5.7 km
382 m
プー助あるいはプーさん
森吉山 (秋田)
2025.10.30(木) 日帰り
昨日の弘前出張から今回は秋田にも立寄り、実質移動日の今日という日に山に行かない手はない。目指すはずっと行きたかった紅葉とスノーモンスターでよく名前を聞く森吉山。 文明の力を利用して楽するため大館からレンタカーで阿仁ゴンドラ山麓駅へ向かうと、駅では秋田犬がごろ寝していた。 心の底のムツゴロウ魂がうずく。 よ〜しよしよし、かわいいですね〜 お利口ですね〜チャトラ〜ン〜 …あっ、それは猫のほうか。 さっそく紅葉を見るために往復2000円と割と良心的なゴンドラに乗込む。さぞ色とりどりの紅葉が上から見れるのだろうと思っていたが何やら上方は白い。確かに途中は圧巻の紅葉だったが着いた山頂駅ではまさかの積雪。だが全く動揺はない、冬季出張にはチェーンスパイクを持参すると参勤交代のころから決めている。 まずは北にある一ノ腰へ向かう。道中の森吉神社と隣接する避難小屋がそれはそれは立派。神社の壁面には熊が来るからお供え物を置かないようにと注意書きも。 まーたまたそんなことあるわ…ふと足元の足跡に普段お目にかかれない足跡を発見。 冷静に鑑識をする、これは間違いなくプー助ではなくプーさんのものだろう。そうでなければナマハゲしかない。 しかも足跡の向かう先は一ノ腰方面だし、自分は決して良い子ではないので念の為それより先は諦めて山頂方面へ方向転換。 すれ違った方から熊が出たとの情報と阿仁避難小屋の先はトレースがないとの重要な情報をいただく。なるほど…… だがしかし、相手が熊ならこちとら猪武者、そんなことでは諦めません。ということでグラディエーターよろしく避難小屋の先からはラッセルクロウ。木道があると思わしき場所を踏み外すと短足のためスネ付近まで落ちる(一般成人男性でくるぶし付近)。 ゲイターはさすがになかったため、雪が靴に入り込んで中がビショビショになるも、気合いで耐えつつ何とか無事山頂まで到達。風は若干あったがガス無しの大変よろしな眺めを満喫。 来た道を戻り再びゴンドラに乗り込むと無事下山できたことをプー助先輩(本名は北斗)に報告。無論どこの馬の骨とも分からない自分には全く興味を示さなかったが、こっちは寝る角度が変わったことだけはちゃんと覚えている。 よ〜しよしよし、お寝坊さんですね〜 見るだけでもほっこりする秋田犬を再度見るべく、大館駅向かいの秋田犬の里にも立寄り、これまた外野には全く興味を示さない真っ白なプー助を背中からパシャリ。可愛すぎて思わず山にちなんだステッカーを衝動買いしてしもた。 本日の【小僧にうまい水を】 獣の足跡は何者か分かりやすいよう出来るだけ別々の道を歩いて混ぜないで欲しい。 The Jam/In The City https://youtu.be/gHE8Z3SeLOg?si=7Klpr5LTBqcyQF6o