立石寺(山寺)参拝
面白山・神室岳・大東岳・雨呼山
(山形, 宮城)
2026年05月27日(水)
日帰り
信長の野望出陣の、山形福島ご当地イベントが、《28日で》終わる。一方、JR東の、新幹線超お得キャンペーンが、《27日から》始まる。これは使える。そう考えたのが、すべての発端。
加えて、福島方面は磐梯と飯坂を巡らねばならないが、山形方面は「かみのやま温泉」駅を通過した上で、山形駅から蔵王温泉へ行けばコンプリート出来る。
山形蔵王は、自分が温泉巡りを始めるきっかけになった場所であるが、冬場はスキー客と樹氷客による大混雑が容易に想像できるので、どこかにビューーンでも四択に入らないように調整していた。その実、白濁強酸泉の禁断症状が出かかっていたので、そろそろ行かねばならないと思っていたところだった。すべての状況が、山形蔵王へ行けと示していた。
で、山形で乗り換えて、まず向かったのが山寺駅。自分は公衆浴場は使わない(使ったことが無い)ので、蔵王に早く行き過ぎると、やることがなくなる。何の因果か、今回もお目当てのロープウェイ(中央ロープウェイ)が長期メンテ休業中(よりによって29日まで!)。そこで、午前中は一度も行った事の無かった山寺こと立石寺に行くことにした。
目の前に聳え立つ山を見て、ふと岩村城での失敗が頭をよぎり、YAMAP起動。すると、宝珠山(立石寺)としてコースがあるではないか。東美濃のしくじりを繰り返さずに済んだ。
駅のコインロッカーには、宿泊、充電、入浴の各セットをポケッタブルトートにぶち込んで預けてしまう。装備をギリギリまで削った上に、登山とは考えて居なかったので、ストックの類はUL含めて持参していないのが不安要素ではあった。
当初の雨予報が嘘のような晴天。前回の鶴川宿で感じたのと似た、緑の山と清流の「こういうのがいいんだよ」感。いざ一歩踏み出すと、端の手前に、伝統有りそうなお土産屋さんが。山寺は古くからの観光地。うまくいけば、「ファンシー絵土産」があるかもしれない。
・・・・・・ありました。尋常じゃない数。買いましたよ。荷物を軽くした分が、大分元に戻った。タペストリーとかは無かったけど(モーメント参照)。ヤマップを一時停止し忘れたけど、所要時間に影響あったかも(笑)
経験のない量のファンシー絵土産を確保し、ホクホクで橋を渡ると、左の道から大型観光バスが来たので避ける。2台、3台、4台、5台。とても嫌な予感。降りてくる義務教育世代の群れ。あ、終わった。さて、山形駅に帰るかなー、と本気で考えた。
老害と思われたくないので、あまり愚痴は控えますが、まあ、終始、「大変だった」。石段途中で溜まったり、境内で雄叫び上げたり、それが遠吠えのように連鎖したり。法要中の塔頭?の前で大騒ぎしたり。下山後、神社の賽銭箱前の石段で並んで座って玉蒟蒻食べてたり。
これは修行である。足腰と、精神の修行である。そう自己暗示をかけて、無心で登った。こめかみのあたりと奥歯が常に痙攣していたような気もするが、そこまで感情を抑えられないほど自分は未熟ではない、筈。きっと
石段脇にある岩、石壁。あらゆる所に字が彫ってある、そんな印象。石塔、摩崖、いろいろと。岩石に詳しくないので分類名称はわからないが、ザ・夏山といった緑の中に露出する入り組んだ、凹凸の岩壁。ここでセミが鳴いていれば、芭蕉のあの句そのままの世界だと感じた。
そろそろ、summer以外の夏BGMイメージを探さねばならない。
思ったより、外国人観光客が多い。それも、白人系だ。途中の売店で、スポーツドリンクを買って休んでいる人も多かった。場所が場所だけに値段が高かったので、とりあえず頂上奥之院までは手持ちの飲料で向かい、その後に足りなくなれば買う事にして、上へ向かった。売店の「山頂限定」というグッズ表記が気になったので、下山時に忘れて帰らないように心がけた。
有名な、あの絶景ポイントは、実は山頂ではない。奥之院に至る道の中間あたり、石段側面方向へ斜面に沿って逸れた先に、あの建物はある。
五大堂だ。当然ながら、足下は鉄筋をクロスさせて、補強してあった。端の手摺から見下ろすと、渡ってきた橋、土産店、駅、線路、さらに向こうの山々、空。緑と青と白の世界。風もあり、とても気持ちよかった。
参道の方に戻る時、五大堂の内壁が落書きだらけなのに気付いた。千社札だけではなかった。落書きどころか、アルファベットで彫られてもいた。大きな注意書きも貼ってある。やはり、異教の礼拝所への経緯なぞ望むべくもないのか。とはいえ、日本語もあったように見えたので頭が痛い。どいつもこいつも、リアルにバチがあたればよい。
御朱印をお願いしたら書いてもらえたが、納経の上での朱印を勧められた。ここは厳格だと、レビューを見たことがある気がする。折ったままポーチに差していたマップを見ると、「最上義光公御霊屋」の文字が目に入った。鮭様?そんな場所あったっけ?とよく見ると、既に通り過ぎて降りてきてしまっていた途中にあった。最上義光公日牌所、柱に書いてあった建物の向いだ。慌てて戻って参拝する。信長の野望「烈風伝」で、先代である父最上義守との対立時、義光が立石寺に参拝するイベントがあったのを思い出す。まさかここで鮭様関連の巡礼をすることになろうとは。今回のあまりの下調べ、計画性のなさが露呈した。
なお、前述の大騒ぎされていた法要中の塔頭とは、よりによってこの日牌所「中性院」である。マジでキレそうに・・・おっと修行、修行。
下山時、日枝神社で見事な切絵朱印を購入した。順序が逆だが、朱印購入後に賽銭を投げて参拝しようとしたら、前述の通り、玉蒟蒻衆に阻害された。
気を取り直して、駅への途上にあった別の土産店に行こうとした。ファンシー絵土産は無かろうが、現代的な山寺土産も欲しいと思ったし、ソフトクリームも各種あったので、暑さを和らげるために買おうと思った。
・・・・・・義務教育衆が店内を埋め尽くしていて、入れなかった。橋のたもとの自販機で、塩レモンを一気飲みして、件のファンシー絵土産を再確認しに行った。すると、買い逃しがあったので、さらに一個買った。
忘れないように、コインロッカーから荷物を回収。ホームで数十分、山形行きの仙山線を待つことに。すると西の方に、雪を被った山々が。山アプリでみると、朝日岳連峰のようだ。
とりあえず、ヤマップはここでお疲れ山。いろいろと達成感も大きいが、いろいろと疲れた登山だった。
蔵王温泉BTで、信長の野望出陣の蔵王温泉チェックポイントをタップし、イベントコンプリート。BTの観光案内所が定休日なので、蔵王温泉体育館まで登って行って、記念手ぬぐいを貰って宿へ向かった。とはいえ・・・。
鮭様の御霊屋を参拝し、鮭様ゆかりの温泉に宿泊し、明日は鮭様の居城にて銅像に挨拶する予定で居て・・・。イベントで得た手拭いが、まさかの直江山城守というのが、なんとも不思議な感覚である。最上の仇敵上杉の重臣にして、鮭様最後の敵。いや、最初からわかっていたことなんだが(笑)