やっぱり鳥海山だべ!
美しき秋田!
「立てば鳥海、座れば乳駒、歩く姿は八塩山」
森吉、太平山も入れたいのだが〜
今日も無人の八塩山となった。
山頂付近の雪面には動物の足跡はまったくない。
これも何やらさみしいものだ。
時折カラスの鳴き声が山毛欅林こだまする。
後編へ〜
深山コースと合流する。
道巾は広くなり、なだらかな登りとなる。
この景色が大好き、そしてこのゆるい登りがもっと好き〜
山毛欅の黄葉は終っていた。だが見通しはきく。この小滝見物も今ならではもの〜
登り切ると痩せ尾根の山毛欅林に出る。
秋の冴え冴えとした光りが差し込んでくる。
ここまで熊の気配はまったく無かった。もちろん人の気配もない。
鳥居の沢登山口には車が1台もなかった。
皆さん登山よりもドジャースの試合が気になってテレビの前に陣取っているのだろうか?
あるいは熊が怖くて登山を控えているのか?

風ぴら清水で喉を潤し、清水を1.5リットル、ペットボトルにつめて背負う。
少し歩くと分岐に出る。
ここから急登が始まる。見上げる斜面に栃の大木とコブブナがある。
前平登山口に降ります🍂
麓が良く見えました
登山口の紅葉
先行した女ランボーさんの姿も鈴の音も聞こえない。
さすがに健脚だ!
秋の前奏曲

モデルコース

鳥居の沢登山口-八塩山 周回コース

コース定数

標準タイム 02:25 で算出

やさしい

10

  • 02:25
  • 4.2 km
  • 416 m

コースマップ

タイム

02:25

距離

4.2km

のぼり

416m

くだり

417m

標高グラフ

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チェックポイント

このコースで通過する山

「鳥居の沢登山口-八塩山 周回コース」を通る活動日記

  • 10

    03:53

    4.2 km

    415 m

    八塩山に熊は?前編

    鳥海山・七高山・笙ヶ岳 (山形, 秋田)

    2025.11.12(水) 日帰り

    熊谷一族の反乱 「者ども、もはやこれまで!」と出羽国藩主、熊谷熊左衛門は山城である熊ヶ城天守閣に部下を集めて叫んだ。 「兵糧はついに尽きた。このまま坐していては全員飢え死には必定。よって城外に打って出るぞ!」 「子らも一緒に戦うのでござりましょうか?」 「もちろんだ。子供とて必死に戦わなくてはならぬ!一族の存亡がかかっている。 我らは飛び道具には敵わぬが幸い子らも徒手空拳ではない。鋭い牙と爪を持っている。隙を見つけ敵の背後から飛びかかるのじゃ」 「しかし子らはあまりに不憫では?そもそも我らに罪はないのです!」 「分かっておるが、他に手はない。このまま籠城していては飢え死を待つばかりだ」 「行くも地獄、残るも地獄ということですか?」 「さようじゃ。者ども牙と爪の手入れは良いか」 「おお!」 「よし、まずは歌うぞ。から元気を出して歌うのじゃ! ♫出羽の山々、日に映えて我出陣に憂い無し〜」 兵士一同声を合わせる。 「者ども、ときの声上げようぞ!」 大人「ガォーガォー」 子供「クォークォーン」 かくして熊谷一族は全員玉砕覚悟で山城から打って出たのである。  そして熊谷一族の悲劇は出羽、蝦夷国の民にとっても大きな悲劇となった。

  • 31

    03:12

    4.5 km

    418 m

    八塩山20251105

    八塩山 (秋田)

    2025.11.05(水) 日帰り

    ブナの紅葉を求めて秋の八塩山へ。これが7回目の八塩山だが、秋の山は初めて。 山頂付近のブナの葉はもう終盤だった。それでもあちらこちらに鮮やかな黄色とオレンジ、時折見えるモミジ系の赤が相まって、爽やかな山歩きになった。

  • 10

    03:31

    4.7 km

    423 m

    八塩山

    八塩山 (秋田)

    2025.11.04(火) 日帰り

    今日は本年度最後?の紅葉を見に里山の八塩山登山に3名で行ってきました。天気予報にも恵まれ最高の紅葉をみれました。昼御飯は鍋焼きうどんとチャーハンにしました。とても美味しく頂き大変楽しい山行でした。

  • 10

    04:11

    4.5 km

    418 m

    八塩山に熊はいるのか?その1

    鳥海山・七高山・笙ヶ岳 (山形, 秋田)

    2025.10.30(木) 日帰り

    その1 カサッカサッと落ち葉を踏みしめる音が樹林の中に吸い込まれる。 風音も聞こえない静寂の森の中だった。 時折朴や栃の枯れ葉が落下する音が耳にはいるが栃の実が落ちる音はない。  登山道を歩く私はいつも妄想に浸るのだけれど今日はそれを頭から追い出してひたすら熊の気配に神経を集中していた。 しばらく登ったが〜やはり確かな気配はない。 「熊は全員、里や町に降りてしまったのだろうか?」 見つめる登山路にはドングリ、ブナの実は無く、サルナシ、山葡萄も皆無である。熊の糞もない。だからといって熊の全てが里に降りてしまい、山に熊はいないと断言するわけにもいかない。 とにかく四方に注意を払い、見通しての悪い場所ではホイッスルを吹き、大声を出し、ゆっくりと八塩の登山道を登り続けた。

  • 10

    03:45

    2.9 km

    378 m

    葉ミング、前編・八塩山

    鳥海山・七高山・笙ヶ岳 (山形, 秋田)

    2025.10.07(火) 日帰り

    通い慣れた山道である。   この急登を登り切ると痩せ尾根に出るぞと自分に言い聞かせて足を運んだ。 次の一歩の足の踏み場に眼を注ぎ、ただ黙々と足を運び続ける。 額に汗はにじむが滴り落ちるほどではない。  道の脇に張り付いているイワウチワの濃い緑の葉が目にとまる。  淡いピンクの花々が風に震えていた春から半年しかたっていないのだが〜それがずいぶん遠い過去のように思える。  残雪の鳥海山を背景にして田んぼで青い稲が頼りなく風に揺れていた、その季節もつい最近のように思える。 その稲も黄金色に染まり、あらかた刈り取られてしまった。 田んぼは一気に生気を失い静寂の冬を迎える。 そんな事を思っていた。 足を止め息を整えながら頭上を見あげた。 山毛欅の葉が黄色に染まるまであとわずかだろう。 さて、あとひと踏ん張りと、再び地面に視線を落とした。 たどり着いた稜線は風が吹き抜け、体にまとわりついていた熱を一瞬で森の中へ運んでいく。 道の周囲はスラリとした若い山毛欅林となりその中を縫うように歩くことになる。 山頂までは30分ほどであろうか。 ゆっくり踏み出す足元で枯れ葉がカサッ、カサッと音を立て、その間隙を縫うようにザックの熊鈴が静かに鳴り響いている。 風に震える山毛欅の葉音はつぶやきか、あるいは葉ミングか〜 今日も静かな山行となった。

  • 38

    02:45

    8.0 km

    632 m

    迷った時の八塩山🌥️

    八塩山 (秋田)

    2025.10.05(日) 日帰り

    大きい山はどこももよろしくない予報😓こんな時は八塩山があるじゃないか👍 午前中なら何とかなりそうなので出かけてみたら予想外の山歩日和り🤭 紅葉はまだまだだったけど、いつもの素敵なブナ林🌳を見ながら気持ちよく歩いてきました👣 スッキリした〜🤗

  • 57

    04:59

    4.4 km

    418 m

    八塩山(風ぴら迂回路コースから前平コースを周回)

    八塩山 (秋田)

    2025.09.23(火) 日帰り

    【天候】  晴れ。気温20℃くらい。風速1~2m/sくらい。 【アクセス】  マイカーを使う。国道107号線から県道32、34号線、ボツメキ湧水を経由するのが分かりやすい。八塩いこいの森を経由する場合は、ダムや桜、紅葉など見所だが、案内標識に乏しく分かりづらい。また、登山口の手前で道路陥没があり通行止め(2025.09現在)。県道から先は狭隘区間であるものの、舗装路で、離合帯もそこそこある。  鳥居ノ沢登山口の駐車場は10台ちょっと。トイレなし水場なし。シーズンには割とすぐ満車になる。一方、前平登山口の向かいにも駐車帯があり、こちらは詰めて10台ほどで、だいたい空いている。同じくトイレ、水場なし。前平登山口から歩いて15分ほどに「ボツメキ湧水地」があり、20台ほどの駐車スペースと公衆トイレがある。そこからスタートするのも選択肢だろう。 【コース状況】  どのコースも急坂で、油断すると滑る。標高とコースタイムで甘く見ると危険な低山の典型であり、注意が必要。地形図の道も当てにならないため、登りはともかく下りは道間違いに注意。ただしエリアは小さいのでロードを歩いて戻れる。各コースにコメントする。  風ぴらコース。迂回路コースを上りに使った。分岐する急坂コースは文字通りの急坂。標高差100mを一気に稼ぐ。細尾根で滑れば非常に危険であり、特に下りではあまり勧めない。迂回路コースは、550m~650mの支尾根は平和なものの、取り付きはやはり急坂。枯葉が積もる季節になると、踏み跡も不明瞭であり、どうしてこのコースが初心者向けとして紹介されているのか、ちょっと分からない。  前平コース。下りに使った。急坂だが、階段状、又は葛折りに整備されているので、慌てずに歩けばさほど問題はない。滑るトラバースに注意。P444の見晴らしが良い。山頂直下は登るのは良いが下りではスピードを出しすぎないように。緑の乏しい秋と雪解け直後は踏み跡がわかりづらい。登山口付近が伐採され、登山ルートがわかりづらくなっている。今後どうなるかわからない。  鳥居長根コース。今日は歩いていない。尾根直登の急坂だが、比較的広く、足の置き場所も多いため、見た目ほど大変ではない。休みやすみ行けばどうということはないだろう。東側の眺めも良い。いちばん好きなコースである。  深山林道コース。今日は歩いていない。作業道として作られたのか、かなり歩きやすい。急なところもほとんどない。初心者向けであるが、アクセスが悪い。風ぴらコースと深山林道コースの連絡路は狭いトラバースで滑落に注意が必要。雨後はドロドロな部分があるので注意。最後まで雪が残るコースでもある。谷を何度も渡る斜面なので、利用するなら雪解け以降が無難。夏以降は藪っぽい。  主稜線は平和である。  重機があちこちに入っているため、そちらに吸い込まれないように留意が必要。  前平登山口と鳥居ノ沢登山口の間は20分ほどのロード歩きでつながる。  水場は、風ぴらコース序盤の谷間、490mあたりの沢沿いに豊かな湧出口(風ぴら清水)があり、冷たい湧き水が汲める。山頂近くにあるとされる観音清水は今はもう確認できない。 【周辺情報】  温泉は国道107号線の道の駅「東由利」にある。宿泊は民宿を除けば近場だと「八塩いこいの森」のキャンプ場しかない(山頂付近にテントが張れる広さはある)。ただしいまいち営業状況がよく分からない。車で30分ほどの、由利本荘市や横手市の中心部まで行けばいろいろある。 【水・食料】 凡例:消費量/持参量+現地調達量 水・スポドリ:1.75L/3.25L+1.50L 行動食・非常食:ゼリー飲料2/2袋、ミニ大福3/3個 食事:即席カップめん1/1個 【以下日記】  アクティブレスト。  睡眠時間を確保するべく、早起きをしたくなかったので、近場の短時間で済むプランとして八塩山を選んだ。この季節には行ったことがない。さすがにもう真夏のような蒸し暑さはないだろうと思ってのことだったが、日向で無風だとツラいものの、この山はほぼ日陰でそよ風も吹いており、なかなか良き。人口密度が低いのはクマのリスクを増大させるが、これも静かで良い。  最近、ウイスキーを色々試しているので、水割り用に風ぴら清水を汲むのが主目的だった。ついでに、汲んだ清水で湯を沸かしてお茶を飲む。久しぶりにバーナーを使った。これもたまに動かさないと良くない。  キノコがたくさん生えていたが、自信がなくて一つも採らなかった。