七面山と敬慎院卍【皐月】
七面山・身延山
(山梨, 静岡)
2026年05月05日(火)〜06日(水)
2日間
2023年の身延山登山以来、ずっと登りたかった七面山(しちめんざん・1983m)に登り、ずっと宿泊参拝したいと思っていた敬慎院(けいしんいん)に参籠してきました。
七面山は、早川の谷を挟んで身延山(みのぶさん)の南西側にあり、頂上にある敬慎院は、日蓮宗総本山である身延山久遠寺の別院で、七面大明神を御本尊としています。このことから、七面山の山域は早川町ですが、敬慎院と奥之院付近までの境内域は身延町の飛地となっています。奥之院の説明看板によると、開祖日蓮は七面山には登ることが叶わなかったそうです。
5/5(火)、甲府から特急ふじかわに乗り、身延温泉駅9:26下車、ちょうど良いバスがないため、予約したタクシーで七面山登山口の羽衣へ。タクシーの運転手さんがヒル避けの塩水スプレーをプレゼントしてくれました。
10:15に登山開始。白糸の滝に寄ってから表参道である尾根道を1200mアップします。険しい道のりですが登山道はきちんと整備されています。頂上の敬慎院を五十丁目として、登山口から一丁(約100m)ごとに石灯籠が置かれ、頂上までの目安がわかりやすく・参拝者・登山者にはとても励みになります。途中、三つの御坊があり、休憩所やトイレを借りることができます。
途中、晴雲坊で昼食のおにぎり🍙を食べて、14:30に随身門に到達。天気がよく富士山が綺麗に見えました。ここから丸太の階段を下って敬慎院に到着。檜皮葺が美しい立派な本堂に迎えられます。
寺院の裏手に行くと一之池があり、金魚が泳いでいました。他に参拝客がおらず、池と景色を独り占めでき、清々しい時間を過ごせました。
本堂に併設されている宿坊に入ります。出迎えのお坊さんからおかきとお餅をいただくことができました。大部屋に個人グループ4組が同部屋でした。
お風呂もあり、汗を流せました(石鹸使用は不可)。最近まで水道の故障やボイラー不調で入浴ができなかったそうです。
食事は17:00、18:30から御開帳、19:00から夕の勤行に参加します。御開帳では本堂内本尊の厨子前に座り、御本尊の七面大明神像を拝観します。19時からの勤行は、別当様をはじめとするお坊さんの読経を聞きながら順にお焼香や御題目を唱えたりします。私は日蓮宗徒ではありませんが、作法に則りお祈りしました。
敬慎院名物の横長布団も体験できました。21:00に消灯。翌朝のご来光拝観に備えます。
翌朝(5/6)は4:30に鐘の音で起床。4:50頃の日の出(ご来光)を見に行きましたが、ガスってしまい拝めませんでした。宿坊に戻り、朝の勤行に参加します。5:45まで祈りの時間を過ごし、部屋で朝食。
食事と支度を済ませ、7:00に出発して頂上へ。
ずっとガスっていたので、ナナイタガレの絶壁はほとんど見られませんでしたが、霧に煙る山肌を少しだけ見ることができました。頂上、また最高地点は展望がありません。
ここから下山開始。敬慎院に立ち寄ってトイレを借り、奥之院を経て北参道を下山します。
奥之院の手前から東側の斜面を下り、御神木の大イチイを見て、斜面を登り返して奥之院に到着。
大きな影嚮石があります。奥之院も参籠ができることを知りました。
北参道を一気に下ります。この先には二つの御坊と休憩所が一つありますが、どこも人はおらず、やや荒廃した印象がありました。栃ノ木安住坊にある大トチノキは迫力がすごく見応えがありました。下りは1400mダウン!
12:30七丁目休憩所で昼食をとり、13:40に神通坊を経て角瀬に到着。七面山登山口・赤沢入口バス停に着いて下山完了。
入浴ができると期待していた俵屋旅館はこの日は休業。残念でしたが、良い山旅でした。
おつかれ山⛰️でした‼️