【愛媛の山旅Day3】過酷な道のりの連発 東三方ヶ森
東三方ヶ森・明神ヶ森
(愛媛)
2026年03月21日(土)
日帰り
【プロローグ:甘かった見通し】
愛媛に3泊4日で行き、山々を巡る旅3日目。
この日は、東温市の北側の山にある東三方ヶ森を目指す。
前日の13時間におよぶ東温アルプス走破の疲れを抱えつつ、
もう1日はまだ耐えられると思い計画を立てた。
西側の阿歌古渓谷からアクセスし、東の関谷林道方面へ下山するルートを選択した。
YAMAPには東の方に「東三方ヶ森登山口」のランドマークがあったため、
西からのルートはマイナールートかもしれないとは察しつつ、
それでもそこまで過酷な道ではないだろうと楽観的に構えていた。
後に自分の考えが甘かったと思い知る事になるのだが……
【3時間の序章】
前日の東温アルプス同様、宿を出発して徒歩で行動する。
ここから、登山口付近の集落まで3時間あまり。
前日に13時間ほどの山行をしていた翌日にこれだけ歩くのはなかなか足元に堪えるものがあった。
ちなみに、「登山口」のランドマークがあるのは東側で、
厳密には西のルートでは「登山口」を抜けたのがいつか曖昧ではあるが、便宜上「ふもとの集落を過ぎ、民家がなくなって山に入ったあたり」を登山口とした。
【竹の迷宮:西ルートの洗礼】
登山口を過ぎた後は、舗装された林道を歩く。
やや傾斜が急である事以外は問題はなく、ここまでは歩きやすかった。
さらに進んでいると林道が終わり、登山道に入る。
途中崩落していてロープを使って通過するポイントを抜け、沢沿いの竹林エリアに到着する。
ここは沢沿いである事、時折倒竹が道を塞ぐ事により道が不明瞭で、進む方向が非常に分かりにくい。
本当にこれで合っているのかと、定期的にYAMAPで位置を確認しながら進んでいく。
このあたりで「マイナールートの中でも難度の高い部類だったな」と察したが、
それでも撤退するほどではなく、このまま進む事にした。
【東三方ヶ森山頂まで】
竹林をさらに進むと、不意に急登区間に切り替わる。
なお、ここも進む方向が不明瞭で、テープに気付かないと登る方向が分からないようになっている。
その後は急登が続くが、それでも進む方向が分かりづらく迷いそうな竹林地帯と比べるとまだ安心感があった。
このまま行けば、登頂はできるか……というところで最後の難関が待ち構えていた。
非常に短い区間で急下降し、そして登り返すアップダウンの連続区間だ。
その角度が凄まじいのもさることながら、足元に安定感がないのが恐ろしかった。
特に下りは、指先に手を込め、掴めるものはないか探し、スリップを起こさないよう一歩一歩注意しながら進んでいったため、かなりペースダウンして進んでいた。
そのような過酷なエリアを突破し、ようやく辿り着いた山頂。
しかし、待っていたのは四方を木々に囲まれた閉鎖的な空間だった。
正直、眺望を期待して登ってきた身としては肩透かしだったが、
数々の難所を抜けた後の静寂は何物にも代えがたく、『あぁ、生きて山頂に登れた』という安堵感の方が勝っていた。
【下山、そして宿まで】
東三方ヶ森に登頂後は、東側から下山する。
こちらも急登には違いないが、それでもメジャールートである事が分かるような整備のされ方をしていた。
急登でも歩いていて足元がしっかりしており、不安を感じる事はなかった。
ちなみに、山頂の少し手前でメジャールートと合流して、そこから道の雰囲気は良くなったので、
下山の東ルートは西ルートほど過酷ではないのだろうと下山開始時には察していた。
一気に高度を下げ、そして林道を抜けて最初の集落に戻る。
そこからまた宿に戻るが、ここで再び3時間ほどの歩き。
前日も13時間歩いたため、さらにまた長時間歩き続けるのは何とも堪えた。
【感想】
愛媛の旅3日目は、何とも過酷な1日となった。
西ルートの竹林、そして山頂直前の急下降はかなり危うくて、
マイナールートの洗礼をまともに浴びる形になった。
ただ、やはりこうやって知名度の低いエリアを回り、
難ルートを知っていくのは楽しいものだなという感情も確かになる。
また、2日連続で12時間ほどの山行となったため、宿に戻った時にはさすがに足腰に限界を感じた。
山行計画を立てた時点でこうなると思い、翌日は短めのルートを計画しておいてよかったと思った。
【関連リンク】
- 愛媛の山旅2日目、東温アルプス東側のレポートはこちら
- https://yamap.com/activities/46876440
【バッジの進展】
今回の山行によるバッジの進行度は次の通り。
- 東三方ヶ森の登頂により、四国百名山が13/100