歌垣山
能勢妙見山・歌垣山・天台山
(大阪, 兵庫, 京都)
2025年04月03日(木)
日帰り
時折小雨の降る中、北摂能勢町の倉垣盆地にそそりたつ双耳峰の歌垣山へ。
この辺りは、古くは摂津国能勢郡倉垣といい、縄文時代の遺跡をはじめ、五~六世紀ごろに作られた五十基余りの古墳が分布し、古代文化が花開いた土地柄です。
和銅六年(713)に上撰された、『摂津国風土記』逸文(『釈日本紀』)に、「…歌垣山が有り、若き男女がこの山に登り集い、(即興の歌を交わし)常に歌垣をなしたことにより、歌垣と名づけられた。」ということです。
歌垣山に登ると、麓に広がる倉垣盆地(千石谷)を眼下にして、剣尾山、三草山、妙見山等、北摂から丹波の山々が望まれ、殊に東方は開けていて、月の出の眺めがよく、平坦な山頂は「歌垣」に格好の場所となっていた…ようです。
*歌垣=嬥歌=かがい=男女が歌を歌ったり飲食をしたりして交流する事。
JA(農協)のATMのある歌垣山登山口から登ると山頂までは九十九折状に道が作られているとはいえほぼ急登の連続。バテバテではあるが休み休みながら登る。尾根に出た所で大阪環状自然歩道に出合うが展望の良い歌垣の広場(カガイノヒロバ)は北峰にある。ここには四阿やトイレもあり休憩に最適だが三角点は南峰に設置されている。
北峰にいる時に強い雨が降りだし、雨が小降りになるまでここの四阿で休憩を余儀なくされた。ちなみに、カバー写真の山名碑はこの歌垣の広場にある。
三角点のある所から西大阪線の鉄塔を見に行く。関電道が付けられ階段もあるがかなりの急斜面なので平面距離の割には時間がかかる。鉄塔名は西大阪線5番、鉄塔番号が若いのは京都府と大阪府の府境近くの能勢変電所が近い為である。この鉄塔で高圧線が屈折してるので地形図だけでもこの鉄塔の場所は特定できる。
一旦三角点のある場所まで戻った後、堀越峠に向かう。距離は0.9kmほどで特別長いという訳ではないが、急坂で逆向きに歩けばかなりきついだろうと思われる。
堀越峠の道標にも「急な坂道です…頑張って」と書かれている。
前回歩いた時はここから南に辿って奥ノ院を巡ったが、その後道を失って廃道を歩いたりしたので今日はそのまま倉垣に出て出発点に戻る事とする。
進行方向正面には小和田山や釈迦ヶ嶽、七面山が見える。