02:26
6.4 km
498 m
光明山遺跡
光明山 (静岡)
2025.12.07(日) 日帰り
遠州北部方面に向かう時にいつも山麓を通り過ぎる光明山。 山頂部には水の神様を祀った光明寺としていくつも伽藍を配した時期があったようですが、戦国時代の戦禍や火災により建物は無くなり、今は石垣や礎石のみを残す光明山遺跡に姿を変えています。 ネットで記事を見つけたので参考までに載せておきます。 ー「史跡探訪記」(シェア可能)よりー 717(養老元)年、行基が開創した霊山である。秋葉山が火の神様の火難避けなのに対して、光明山は水の神様の水難避けとされる。戦国時代には光明城築城のため、一時期、山東(地名)へと移転させられたが、江戸時代に入り再びこの地に再建され発展した。残る石垣は当時のものである。 しかし、1931(昭和6)年に火災に見舞われ、寺院は本堂一帯を焼失してしまい、再び山東の地へと移転している。 ー 以上 ー かつて参道だった登山道にはいくつか丁石が残っており、往時を偲ぶことができます。 予定では遺跡から周回コースをたどるつもりでしたが、登り始めてしばらくするとスマホの地図がフリーズ。 遺跡を見た後、山頂手前で舗装された林道に合流しましたが、舗装路を避けて枝道に入ったところ徐々に下り始め、標高370m付近で山道が途切れて万事休す。 下草の生い茂る急斜面を谷に向かって150mほど下り、涸れた沢に出られたので川床をしばらく歩き、何とか登山口から奥に延びる林道にたどり着き、無事に下山することができました。 (注;標高380mの林道付近から南下する先にはYAMAP地図上に赤線は有りません。沢は渇水期で問題なく歩けましたが、湧水期はかなり難しい状況かと思います。いったん沢に降りてから戻るのはかなり難渋しそうなのでお勧めできません。地図をロスしない機内モードにしとけばよかったな…)