00:49
4.3 km
343 m
余市神社例大祭、シリパ山
尻場山 (北海道)
2026年06月11日(木) 日帰り
麓に車がところ狭しに停まっており、来て初めて余市神社でお祭りだと知ります。 ちょうど神輿を担いでお囃子が鳴り響き、盛り上がりが最高潮に達しているのを横目に、こっちだって負けとれるかっ!と、何に張り合っとるのか分からんが、 最近買った消音機能付きの熊避けベルの消音機能をカチッと外し、わざとカバンを大きく揺すぶってシャリンシャリンと1人お囃子を響かせ登山道へ進みます。 前より新緑が進み、自然の旺盛の早さに驚きます。 お囃子が少し遠くなった頃、パンッパンッとお祭りの終了を知らせる合図が鳴り響き、一瞬にして辺りが鬱蒼と翳り、1人取り残された感覚に陥ります。 カバンに付けた1人囃子も、心なしかチリンチリンとどこか寂しげでした。 まるで日常と非日常、生活圏と非生活圏、文化と自然を行き来しているかのようでした。 自然への畏怖の念から来る神道、崇め奉るお祭り事というのも納得。 人が生活しなければすぐに自然が呑み込んでいく、それに抗うためにもお祭りという人の文化もあるんだろう、と登り坂で息を切らしつつ、脚に溜まっていく乳酸と格闘しながらも思考がフル回転し、思った事や文章が頭に降り注いできます。 山頂から観る景色 ここがもし「生活圏」であったなら毎度、こんなに感動もしないだろうか。 すべての人が簡単に行ける場所ではないから惹かれるのだろうか。 はて、山に登る理由とは。 そんな思考が毎度迷宮入りしながらもいい景色を毎回観させてくれる山と自然に対して、畏怖の念と感謝を込めて二礼二拍手一礼です。