峯寺弥山

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峯寺弥山

  • 雲南市にある、標高171mの山。この山からは遺跡が出土しており、1万点を超える中世土器の中には、灯明皿(とうみょうざら)として使われた坏や皿などが多数含まれている。堀立柱(ほったてばしら)建物も五棟(推定)確認されており、鉄釘のほか通常の建物には使われない飾り釘も出土していることから、宗教施設が存在していたと思われる。またこの尾根上で宗教施設に伴った小鍛冶が行われていたことも考えられる。時期は平安時代、9世紀〜12世紀に跨っており、この地が長い間山岳仏教の修行信仰地として続いたことを窺わせる。駐車場からは、城名樋(きなひ)山へも登ることができるので余裕があるならぜひ立ち寄りを。山頂からは桜の名所・木次土手を見下ろすことができる。

  • 峯寺弥山

    標高 299 m

    峯寺のすぐ南にある観音堂の前を通り、100mほど西に「遊山荘」があり、「神話の森峯寺森林公園」としてバンガローや遊歩道が整備されている。途中には野鳥観察小屋や展望東屋も整備されており、のんびり自然観察なども楽しめ、ファミリー登山にも適した山だ。遊歩道を登りきると、尾根道が弥山山頂へ続いている。電波塔を過ぎ少し下った向こうが山頂で、三角点もあり、眺望も開けている。北に出雲平野や宍道湖、南に木次の市街などが見渡せ、広く県境の山々を望むことができる。帰りは峯寺を参拝して帰ろう。峯寺は、真言宗御室仁和寺派に属し、斉明四年(658年)役行者小角の開基といわれ、古来より真言宗密教の霊場として、出雲修験道山伏の根本道場として奥出雲屈指の字寺院である。

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