投稿日 2026.09.07 更新日 2026.09.07

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八ヶ岳最高峰 赤岳の厳選2コース|登山ガイドが解説、中級者の登竜門、小屋・トイレ、下山後の温泉・グルメおすすめ

八ヶ岳は山梨県と長野県にまたがり、南北30km、 東西15kmの規模を持つ本州中部山岳を代表する山域の一つで、霧ヶ峰や美ヶ原と共に「八ヶ岳中信高原国定公園」に指定されています。

その八ヶ岳の最高峰である赤岳(あかだけ、2899m) は、標高そのものは3000mに届かないものの、日本百名山の一角として名高く、変化に富んだ稜線と岩場、そして晴れた日の大展望が多くの登山者を惹きつけます。

中級〜上級の山に登りたい方や、友人・知人を連れていきたい経験者におすすめコースについて、登山ガイドの上田洋平さんが厳選してくれました。

目次

赤岳のおすすめポイント

岩場になっている赤岳山頂付近

①人気の八ヶ岳連峰の最高峰
②岩稜歩きの爽快感、南アルプスや富士山の大展望
③営業小屋が複数あり、多彩なコースから計画を立てられる

赤岳が中級者を目指す友達を連れていくのにおすすめな理由

赤岳山頂付近から横岳、硫黄岳方面を眺める

八ヶ岳は、夏沢峠を境に北八ヶ岳と南八ヶ岳に分けられます。

苔むした森に神秘的な池が点在する北八ヶ岳、ゴツゴツした岩峰が連なる南八ヶ岳とそれぞれ異なる個性を持ちますが、赤岳は南八ヶ岳を代表し、その魅力が凝縮された山で、日本百名山にも指定されています。

⾚岳という⼭名は、酸化鉄による⾚い岩肌からきたもので、早朝や⼣映えの輝きは⾚岳の 魅⼒を⼗分に表現してくれます。

赤岳山頂までは東西南北から登山コースが伸びていますが、西側の美濃戸から入山し、行者小屋経由で登頂するのがポピュラーです。それ以外のルートは難易度が上がるため、赤岳登山2回目以降のチャレンジが賢明でしょう。

赤岳山頂からの展望も秀逸で、富士山や南、中央、北アルプス、御嶽山、奥秩父の山々まで見渡せます。

登山口にはトイレ、また登山道にも山小屋やトイレがあるため、不便な思いをする心配もありません。
赤岳は標高差が1000m以上あるため、体力に不安のある人は途中の山小屋で1泊するとよいでしょう。森林限界を越えるとロープ場やクサリ場もあるので、十分な注意が必要です。

また、山頂へのコースが多いため、どの道がよいのか分かりづらいことも。そこで、登山ガイドの上田洋平さんに、魅力別な2コースに絞って紹介していただきました。

①赤岳登頂の王道コース|美濃戸口-北沢-行者小屋-地蔵ノ頭-赤岳-南沢 周回コース【9時間30分】

ポイント

①急な地蔵尾根を登りに使い、下りは文三郎尾根を下る
②北沢コース、南沢コースの両方を辿る、よくばりルート
③初日の移動時間によって、宿泊する小屋を柔軟に選択可能

コース情報

コース定数:38(コース定数とは?
コースタイム:約9時間30分
歩行距離:17.5km
累積標高差(上り)1538m
累積標高差(下り)1540m

モデルコースを詳しく見る

美濃戸口にある八ヶ岳山荘から歩き始めます。八ヶ岳山荘は仮眠や宿泊も可能な山小屋で、有料駐車場もあります。

八ケ岳山荘には有料トイレがありますので、登山開始前に立ち寄っておくとよいです。

八ケ岳山荘がある美濃戸口から赤岳山荘がある美濃戸までは未舗装の林道があり、車で通行もできますが、急カーブやわだちも多く、車高の高い車でないとボディを擦る危険があります。

冬は道が凍結しているため、4WDでもスタッドレスタイヤ+チェーン推奨です。毎年数台の車が途中でスタックしているので、運転に自信のない人は美濃戸口の駐車場から歩いた方が無難です。

徒歩だと45分、車だと10分程度で赤岳山荘に到着します。

赤岳山荘がある美濃戸にも駐車場があり、車高の高い車の場合はここまで来て体力を温存することができます。


美濃戸を出てしばらく林道を歩くと、美濃戸山荘があります。赤岳山荘や美濃戸山荘には有料トイレもあり、この先の赤岳鉱泉に着くまでにはトイレは無いため、ここで済ましておいてもよいでしょう。

美濃戸山荘からさらに進むと、北沢コースと南沢コースの分岐に出ます。今回は登りは北沢コースを使用するので、幅広い林道沿いに進みます。

標高1949mの堰堤広場までは未舗装ですが整備された林道を歩きます。

美濃戸から約45分で堰堤広場に到着です。

ここから先は登山道になり、北沢沿いに標高を上げていきますので、堰堤広場で休憩した後は、心拍数を上げすぎないように、ペース配分に気を配りつつ登りましょう。

夏は登山道沿いにさまざまな高山植物を見ることができます。
写真の花はシナノオトギリ。

何度か橋を渡って北沢を渡渉します。鉱泉によって赤茶色になっているのが見て取れます。

高度も上げて登って疲れが出た頃、赤岳鉱泉に到着します。1日目はここで宿泊し、疲れをしっかりと癒やしましょう。

赤岳鉱泉はその名の通り鉱泉があり、夏期シーズン中は入浴することができます。また、通年営業の山小屋で冬季登山をする場合も利用できるため、冬の週末は雪山登山をする人達で賑わっています。

赤岳鉱泉の名物はステーキですが、入荷状況次第で夕食で出されるかどうか分からないためご注意下さい。

2日目の朝は赤岳鉱泉を出発し、地蔵尾根を登るため行者小屋へ約40分移動します。

⾚岳は、かつて⾚岳⼤神ともよばれて⼈々の信仰を集めていました。

柳川南沢の源頭にあたる⾏者⼩屋は昔、⾚岳神社の社務所だった所で、夏期には⾏者が居住していたと⾔われています。

⾚岳の御祭神は⼤⼭祗命(おおやまずみのみこと、丹沢⼤⼭の御祭神と同じ)とその娘、 岩⻑姫命(いわながひめのみこと、富⼠⼭の御祭神の⽊花咲耶姫の姉)です。

行者小屋からは進路を東へ取り、急登である地蔵尾根を登ります。

途中で森林限界を越えると、ハシゴ、階段、鎖場が続く難路となるため、雨の場合は滑落に注意して下さい。

地蔵の頭まで出ると、お地蔵様がいらっしゃいます。

地蔵の頭から先は稜線歩きになります。天候が悪い、風が強い日は細心の注意を払って進んで下さい。南側へ進路を取り、少し登ると赤岳展望荘に到着です。ここで休憩しつつ、赤岳までの最後の登りに備えましょう。

赤岳展望荘から先で、振り返れば横岳、硫黄岳方面の稜線を一望できます。

南西方面には阿弥陀岳を望むことができます。

山頂に最も近い山小屋、赤岳頂上山荘まで来れば、赤岳山頂はもう目の前です。

山頂付近は岩場になっているため、注意しながら進みましょう。

山頂からは南東側には富士山、南西側から西側にかけて南、中央、北アルプス、そして東側に奥秩父方面の山々を望むことができます。

山頂からは文三郎尾根を下ります。

まずは道標に沿って南側に進路を取ります。

そして「中岳・文三郎尾根」の道標に沿って進みます。

文三郎尾根の上部は岩場や鎖場になっていますので、慎重に下りましょう。

岩場を越えてもザレ場が続きます。
奥には写真右から横岳、硫黄岳、天狗岳、北横岳、蓼科山が一望できます。

さらに下ると、マムートの印のある階段、通称マムート階段が連続して出てきます。
膝を痛めないようにそっと足を置いて下っていきましょう。

この長い階段を下りきったら、阿弥陀岳との分岐に出て、行者小屋まであと少しです。

行者小屋まで戻ってきました。テント場から先へ進んだ行者小屋の前で休憩し、最後の南沢コースの歩きへ備えましょう。

行者小屋からは南沢コースを下ります。

途中の涸れ沢の箇所は、登山道以外の道に入らないように、ピンクテープをしっかり確認しながら下りましょう。

何度か橋を使って沢を渡る箇所があります。

また、金網の階段も所々出てくるので、靴やストックを引っ掛けないように注意して下さい。

最後に苔むした南八ヶ岳の森を堪能しつつ、赤岳山荘の美濃戸、そしてその先の八ケ岳山荘の美濃戸口へと戻ります。

トイレ情報


登山口の美濃戸口の八ヶ岳山荘に水洗トイレ(有料)、登山道沿いの各山小屋にトイレ(有料)があります。

②赤岳・中岳・阿弥陀岳を周回| 美濃戸登山口-地蔵ノ頭 周回コース【10時間30分】

横岳から見た赤岳(左側)、中岳、阿弥陀岳

ポイント

①赤岳・中岳・阿弥陀岳をコンパクトに周回するコース
②阿弥陀岳からの下降に使う中岳沢ルートは冬季は雪崩れるため入らないように
③岩場・鎖場もあるので慣れていない人は慎重に

コース情報

コース定数:42(コース定数とは?
コースタイム:約10時間30分
歩行距離:17.4km
累積標高差(上り):1741m
累積標高差(下り):1739m

モデルコースを詳しく見る

①のコースと同じく美濃戸口からスタート。美濃戸口〜美濃戸は①のコース説明を参照して下さい。

美濃戸山荘を過ぎた後にある北沢、南沢コースの分岐を南沢コース側に進みます。

南沢コースから行者小屋、地蔵尾根、赤岳へ進みます。こちらも①のコース参照。

赤岳からは中岳・阿弥陀岳方面へ下ります。途中までは文三郎尾根と同じ道を進みます。

赤岳山頂直下は岩場になっているので慎重に進みます。

文三郎尾根との分岐を中岳方面に進むと、分岐から約30分で中岳山頂に到着します。

中岳からは中岳のコル(写真)経由で阿弥陀岳を目指します。

中岳のコルからはガレ場、ハシゴが連続します。

阿弥陀岳山頂直下は岩場、鎖場です。3点支持で確実に登りましょう。岩質が脆いので、崩したり落石を起こしたりしないように、慎重に進んで下さい。

阿弥陀岳山頂からは、先ほど登った赤岳の勇姿が見えます。

下山は中岳のコルまで戻り、北側に下る中岳沢ルートで行者小屋まで下ります。この道は冬は雪崩の巣になるため、雪崩に対する知識の無い方は絶対に入らないようにして下さい。

途中で文三郎尾根との分岐まで下れば、行者小屋は近いでしょう。

行者小屋まで戻ったら、往路で通った南沢コースから美濃戸口まで下ります。

トイレ情報


登山口の美濃戸口の八ヶ岳山荘に水洗トイレ(有料)、登山道沿いの各山小屋にトイレ(有料)があります。

赤岳のおすすめ休憩場所

コース上の各山小屋

赤岳鉱泉

南八ヶ岳は山小屋が充実していて、要所要所で休憩を取るのに適しています。

赤岳の自販機の場所

美濃戸口周辺


八ヶ岳山荘には自販機があります。

また、各山小屋で飲み物の購入が可能です。

赤岳 近隣の名店

yatsugatake J&N


登山口の美濃戸口にある、レストランに山小屋風の宿泊施設を備えているオーベルジュ(フランス語でレストランと宿泊場所を兼ねた施設)。

この場所が特別なのは、単なるレストランや休憩所ではなく、山好きのオーナー夫妻が「登山の前後にこういう場所があったらいいな」という想いを形にした施設だということ。店名の “J&N” はオーナーのイニシャルであり、そのこだわりと温かいホスピタリティがサービスの随所に感じられます。

建物は美濃戸口バス停のすぐ目の前にあり、登山口へ向かう前の軽い朝食やコーヒー、登山後の夕食や休憩にとても便利な立地。店内は山小屋らしさとモダンなカフェの雰囲気が混ざった居心地のよい空間で、木の香りとゆったり流れる空気が山旅の緊張をほどいてくれます。

こちらのレストランでは、八ヶ岳山麓の食材をふんだんに使った料理が楽しめます。スパゲッティやカレー、ハンバーグといった定番メニューから、USプライムのステーキやプロシュートなどの本格派メニューまで幅広く、山を歩いた後の空腹をしっかり満たしてくれるラインナップが揃っています。

自家製スイーツやバリスタが淹れるスペシャルティコーヒーも評判が高く、食後のひとときを幸せな時間に変えてくれます。

レストランだけでなく、ここには宿泊施設も併設されています。シンプルながら清潔に整えられた個室タイプの空間は、下山後にゆっくりと疲れを癒すのにぴったりです。

山行前の前泊にも便利で、チェックアウト後すぐに登山に出発できるメリットもあります。宿泊者は下山後も無料で入浴ができるため、汗と疲れを流してさっぱりしてから帰路につくことができます。

お風呂はミネラル豊富な八ヶ岳の地下水を使ったもので、熱めすぎず心地良い湯加減。下山で張った足や肩のこりをやさしくほぐしてくれます。登山ウェアのままでも気兼ねなく入れる雰囲気で、山好き同士の会話や情報交換の場としても活用されています。

詳細はこちら:公式サイトを見る

麺屋蔵人


八ヶ岳エリアを旅するとき、「今日はしっかり腹ごしらえしてから山へ」「下山後に汗と疲れをじっくり解きたい」「地元らしい味を楽しみたい」と思うことが多いはずです。

そんなときに訪れたいのが、茅野市のラーメン店 麺屋蔵人(めんや くろうど) です。地元の人はもちろん、諏訪南ICや茅野駅からのアクセスもよいため、八ヶ岳・蓼科方面への旅客にも人気が高く、いつも賑わいを見せる一軒です。

このお店の最大の特徴は、なんといっても 「鉄鍋で焼く味噌ラーメン」 のスタイルです。蔵人では信州味噌を中心に厳選した複数の味噌をブレンドし、鉄鍋で焼きながらスープを仕上げていきます。

この調理法により、味噌の香ばしさとコクが一段と深く立ち上がり、口に含んだ瞬間にふわっと広がる香りが印象的です。太めの多加水麺はしっかりしたコシがあり、濃厚スープとの相性も抜群。熱々で提供されるので、寒い季節や登山・スキー帰りでも体の芯から温まる一杯として評価されています。

人気メニューは 焼き味噌ラーメン ですが、それだけではありません。味噌ととんこつを合わせた「味噌とんこつ」や、魚介が香るつけ麺、さらには海老味噌などバリエーションも充実しています。

口コミでは「熱々で香ばしい味噌の香りがたまらない」「太麺がしっかりコクのあるスープに絡んで食べ応えがある」といった感想が多く、何度も通いたくなるファンが多いのもうなずける味わいです。

店内はカウンター席とテーブル席を備え、家族連れから一人でのランチまで幅広く対応します。ラーメン自体の価格帯も比較的手頃でありながら満足感が高く、休日のランチタイムや夕食時には地元客や観光客で行列ができることもしばしば。季節によっては混雑を避けるため、時間に余裕を持って訪れるのがおすすめです。

詳細はこちら:公式サイトを見る

赤岳の近隣にある温泉

画像提供:八ヶ岳温泉 樅の木荘

八ヶ岳の近くには登山後の疲れを癒す温泉施設がいくつかあります。

下山後にお風呂で山の汗を流せば、最高の休日が出来上がります。以下におすすめの温泉施設を紹介します。

もみの湯

画像提供:八ヶ岳温泉 樅の木荘

もみの湯は自然に囲まれたロケーションと、心身をほぐすやわらかな湯質で、日帰り入浴の定番スポットとして親しまれています。

この温泉の最大の魅力は、天然温泉ならではのじんわりと身体を温める泉質。地下約1300mから湧き出るナトリウム‐硫酸塩・塩化物泉の源泉掛け流しで、「湯冷めしにくい」「お肌がなめらかになる」といった評判が地元でも高く、別名「ツルツル、ポカポカの湯」と呼ばれることもあります。

湯に含まれる成分は血行を促進し、登山やアウトドアで疲れた身体の回復にも適しています。湯上がりの肌触りや身体の温まり方の違いを実感できるはずです。

施設内には、広々とした内湯と露天風呂、サウナ、休憩スペースが揃っており、ゆったりとした時間を過ごすことができます。露天風呂は岩造りで開放感があり、四季折々の風を感じながら湯浴みを楽しめるのが特徴です。晴れた夜に訪れれば、八ヶ岳の澄んだ空気の下で星空を眺めながら入浴することもでき、まさに原村ならではの温泉体験と言えるでしょう。

詳細はこちら:公式サイトを見る

*施設の説明は2026年8月時点の情報です。公式サイトなどで事前にご確認ください。

尖石温泉縄文の湯(とがりいしおんせんじょうもんのゆ)

画像提供:茅野市総合サービス株式会社

八ヶ岳や蓼科の山麓、茅野(ちの)市の静かな里にあるのが尖石温泉 縄文の湯(とがりいしおんせん じょうもんのゆ) です。

その名の通り、周辺には縄文時代の遺跡や尖石(とがりいし)考古館があり、歴史と自然が織りなすロケーションの中で湯浴みを楽しめる温泉として地域の人々にも親しまれています。

縄文の湯は、八ヶ岳を望む高原の静けさに包まれた温泉施設。山歩きやアウトドアを楽しんだ後に立ち寄る入浴スポットとして人気があるだけでなく、日常の疲れをリセットしたい地元の人たちにも愛用されています。

泉質はナトリウムー炭酸水素塩・硫酸塩・塩化物泉で、やわらかな肌触りとしっかりとした温まり感が特徴です。湯に含まれるミネラルが身体を芯から温め、長時間ポカポカが持続すると評判です。特に秋冬の冷え込みが強い時期や、登山後の筋肉疲労を癒すのにぴったりの湯質です。

詳細はこちら:公式サイトを見る

*施設の説明は2026年8月時点の情報です。公式サイトなどで事前にご確認ください。

赤岳へのアクセス

公共交通機関

JR茅野駅からアルピコ交通美濃戸口線で約40分。
終点「美濃戸口」下車

自動車

中央自動車道・諏訪南ICから八ヶ岳山荘駐車場まで自動車で約20分。

駐車場
八ヶ岳山荘には有料の駐車場あり

赤岳登山に必要な装備、服装と注意点

ヘルメット着用が推奨される赤岳

赤岳を登る際には、以下のような装備が必要です。

登山靴:
登山靴はソールが滑りにくいことをチェックして下さい。

●登山靴について詳しく知る:足の疲労度が変わる!登る山をイメージして登山靴を履き分けよう

服装:
季節に応じた防寒・防水・通気性のある服装を用意しましょう。
肌着には速乾性の高いものを。急な天候変化に備えて、防風・防水のレインウェアも必要です。

●服装のレイヤリングについて詳しく知る:基本6アイテムを活用した、1日のシーン別レイヤリングをご紹介|登山装備のチェックリスト

ザック(バックパック):
水や食料、着替えなど必要なものを入れるためのザック(バックパック)。雨の日でなければ、ご自身が持っている旅行用のリュックサックでもよいでしょう。

●ザック(バックパック)について詳しく知る:登山用バックパックの選び方を徹底解説|「どれがいいかわからない」に終止符を

ヘルメット:
森林限界を越えたら岩場が連続するため、ヘルメットを着用して下さい。

水筒:
季節にもよりますが、2L程度を準備しましょう。赤岳では登山道沿いにある山小屋で飲み物を購入できますので、足りない分は補充するようにしましょう。

●水筒について詳しく知る:登山用水筒(ボトル)を3タイプで解説|自分にぴったりな一本を見つけよう【山登り初心者の基礎知識】

行動食:
エネルギー補給のために、栄養価の高い軽量な食料を用意しましょう。ドライフルーツ、ナッツ、チョコレート、スポーツドリンクなどが適しています。

●行動食について詳しく知る:山でバテない行動食の選び方とポイント|山のお悩み相談室 Vol.2

GPSアプリ・地図:
道迷いしないように、登山GPS地図アプリ「YAMAP」と地図をインストールしたスマートフォンで、事前にコースを確認しておくことも重要。GPSアプリを使う場合、バッテリーが減った場合に備えてモバイルバッテリー(容量10000mAh程度)も用意しましょう。

●登山地図GPSアプリについて詳しく知る:登山地図GPSアプリの活用法をガイドが解説【山登り初心者の基礎知識】

ヘッドライト:
日帰り登山であっても、怪我などのトラブルがあった場合、予定通り下山できずに日没を迎える可能性があります。その場合にそなえ、ヘッドライトを準備して下さい。

●ヘッドライトについて詳しく知る:登山用ヘッドライトの選び方|日帰り登山でも必要なアウトドアの必需品【山登り初心者の基礎知識】

あると便利なもの:
手袋、帽子、サングラス、日焼け止め、ストック、防虫スプレー、タオル、救急セットなど、そのときの天気などに応じて用意しましょう。

●手袋について詳しく知る:登山用グローブの悩みを解消! 理想の一双が見つかる選び方を徹底解説
●サングラスについて詳しく知る:目の日焼けが体力を奪う原因に! 登山の紫外線対策に必須のサングラスを正しく選ぼう

事前にしっかりと準備し、安全に登山を楽しんでください。

執筆・写真提供:登山ガイド・上田洋平

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