箱屋谷山からの眺望。 戻る 次へ

【医王山】眩しい秋空に誘われての写真

2020.11.14(土) 15:47

箱屋谷山からの眺望。

この写真を含む活動日記

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03:59

8.4 km

669 m

【医王山】眩しい秋空に誘われて

医王山・白兀山・箱屋谷山 (石川, 富山)

2020.11.14(土) 日帰り

《アプローチ》 車=42分(金沢-医王山ビジターセンター) 《登山コース》 12:23医王山ビジターセンター-12:56大沼-13:27/13:35鳶岩-14:21/14:53小兀(食事)-14:56/15:02白兀山-15:39地蔵峠-15:47箱屋谷山-16:22医王山ビジターセンター (グレートトラバース風に) 正午過ぎ、random walkerは医王山ビジターセンターの前で終わりかけの紅葉を眺めていた。眩しいほどの秋晴れ。昨日まで山に登るつもりはなかったが、青空に誘われてやって来たのだ。先週、random walkerは腰痛に襲われ、やっと痛みが治まったばかり。腰に不安を抱えながら、果たして医王山に登頂できるのだろうか。 サクサクと落葉の絨毯を歩いて大沼へ。そして鳶岩直下の背中坂に取りつく。急峻な岩場は昨夜の雨でまだ少し濡れている。岩稜登攀が好きなrandom walkerは、慎重に高度を上げていく。どうやら腰の具合は悪くないようだ。 random walkerは背中坂を登り切ると、鳶岩の上から大池平を見下ろした。大沼周辺では木々がほとんど落葉している。登山開始から約2時間、白兀山の手前にある小兀に到達。random walkerは眺望のいい小兀で食事を取ることにした。ホットサンドメーカーでメンチカツパンを焼く。コスパ抜群のお手軽ランチだ。 お腹が膨れると、random walkerは白兀山(標高896m)の展望台に上った。奥医王山の背後に白山が頭を覗かせ、目を凝らせば東方に立山連峰が見える。白く冠雪した山々に、random walkerは雪山シーズンの到来を実感していた。 白兀山から医王山ビジターセンターまでは登山道がいくつも入り組んでいる。来た道をこのまま戻るのは面白くない。random walkerはしがらくびから地蔵峠を経由する道をたどることにした。残り少ない紅葉を楽しみながら進み、箱屋谷山(同685m)のピークを踏む。落葉の上を歩くのは足への負担が少なく、まだ体力には余裕がある。 秋の日はつるべ落とし。いつの間にか日が傾き、空気が冷たく感じられる。医王山ビジターセンターに帰還する頃には、辺りは薄暗くなっていた。山行を終えたばかりだというのに、random walkerは次はどこへ登ろうかと思案していた。彼が見すえるのは晩秋の低山か、それとも新雪の高山か。前人未踏の挑戦は続く。