雨、ヒル!尾鈴山・長崎尾・矢筈岳

2020.11.02(月) 日帰り

活動データ

タイム

07:36

距離

13.5km

のぼり

1378m

くだり

1359m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
7 時間 36
休憩時間
57
距離
13.5 km
のぼり / くだり
1378 / 1359 m
55
1 37
57
21
1 39
37
43

活動詳細

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九州三連チャン山登りの最終日、天気予報では午後から雨。5時30分に宿を出発。4時前に起床。2時40分に起きた昨日より人間らしい生活。 昨日の大崩山登山時の左肩損傷は、もちろん回復していないから、今日も岩登りなら、参加できてない。 延岡市内を抜けると、またもや細い道の連続。 運転手の運転スキルに感嘆しかない。 この頃から、ワイパーが動く。 あかん!雨は早くに来そう! クルマを降りると無言でカッパを上下着用。 スパッツも着用。泥濘の山ではないとのことで、スパッツはカッパズボンの下に着用。後から思えば、これが良かった。 最初は林道を歩く。歩きにくい林道。ゴロゴロと大小の石が転がっている。 山道に入り込むと、一転雰囲気は良くなる。歩きやすいなだらかな、いい道。樹林帯というにふさわしい。山歩きしてるな〜と、気持ちも和む。 雨さえ降っていなければ! しとしとというレベルでなく、こんなにざーざーふられたら、立ち休憩の時に食べることも難しい。スマホで写真も撮りにくい。 このまま、多分頂上ピストンになるやろなーと、何となく期待していた。南国宮崎の山とはいえ、1000メートル越すと寒さを感じる。冷え切った身体を早くお風呂で温めたいと。 頂上では、眺望も何もない。雨はますます激しくなり、俯くとザックカバーから水が流れ落ちる。休憩時は水分取るので精一杯。短い休憩のあと、引き返す事はなく行軍は続いた。 ここから、縦走コースに入る。 下山ではなく、あくまで縦走ですから!のぼったり、降りたり。 途中から九州自然歩道にはいる。荒れている。崩れた階段、ゴロゴロの岩。歩く人いないのか? 足元は散ったばかりの紅葉が美しい。ドロ靴でふみつけるのがもったいない、申し訳ない。 落差75メートルもある白滝。 これは、滝の足元まで見に行った。道は荒れていて、ズボンはさらにドロドロになったけれど。 ここから、旧トロッコ道。 けれど、荒れたままなのでのんびり歩きはできない。道幅は広い。これが延々と続くとのことで、途中何度か斜面を降り落ちてショートカット。その都度、滝の足元にでる。安らぎの滝、サラサの滝、すだれの滝、この雨ですから水量半端なく、迫力があった。 遥か下に迎えのバスが見えた時は、ありがたかった‥ ところが! 今回の山登りは、これで終わらなかった。 何やら皆さんが騒いでいると耳を立てると、「ヒル」の二字が。 ざあっと血の気が引く。 次第にあたりは大騒ぎ。「ここにもよ!」「ここにもくっついてる」「血が出てる!」 私にだけはヒルはいない、いるはずがないと根拠ない確信は崩れ落ちた。くっついていた‥二匹も。噂には聞いていたけれど、見たことはなかった。 落ち着けーと自分に言い聞かせ、震える手でカッパのズボンを脱ぐ。スパッツも。水道の水で洗い流す。こんな程度では剥がれないらしい。靴も洗い流す。身体中さらにびしょびしょ。 車にヒルを乗車させては大変と思ったけれど、バスの通路には沢山落ちていました‥大騒ぎしてティッシュで確保。 何で11月にヒル? 私の靴下に一匹くっついていたけれど、スパッツをズボンの下に付けたこと、カッパズボンの下は山用のレギンス着用していて素足がでていなかった為か、被害にはあわなかった。お腹までやられた人もいたらしい。 雨とヒルと戦い、宮崎フェリーターミナルで乗船した時は、本当にホッとした。 九州三連チャン山登り。ビールで乾杯して最後の夜を過ごした。

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