岩場多過ぎ!タワ尾根から熊倉山二日目

2020.10.24(土) 2 DAYS

活動データ

タイム

10:24

距離

0m

のぼり

0m

くだり

0m

活動詳細

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【酉谷山】 小川谷源流の酉谷の源頭に当たることから酉谷山または酉谷ノ峰と呼ばれる。 日原からクラボネ坂、タワゴエ道、酉谷峠、大血川峠を経て太陽寺に通じる峠道があったことから、通り谷(トオリタニ)⇒トリタニ⇒酉谷と当て字された。 秩父側では、大血川峠と酉谷峠を合わせて日原峠と呼んでいた。 酉谷山の山頂が黒木で覆われていたために、黒ドッケと呼び大黒と小黒と分けて呼ぶこともあった。 ☆詳細は「もっと見る」または画像をタップかクリック!

 赤くなってきた

寒い!寒い!寒い~!
下半身が異様に寒いので、ずっと太ももをさすり続けて、4時30分のアラームが鳴ったが、5時まで寒くて震えていた。
シュラフカバーが無いとこんなに寒いのか?
意を決して外に出ると、背後が赤くなってきていて、夜明けが近い。
急いでツエルトを撤収して、5:40に出発する。
赤くなってきた 寒い!寒い!寒い~! 下半身が異様に寒いので、ずっと太ももをさすり続けて、4時30分のアラームが鳴ったが、5時まで寒くて震えていた。 シュラフカバーが無いとこんなに寒いのか? 意を決して外に出ると、背後が赤くなってきていて、夜明けが近い。 急いでツエルトを撤収して、5:40に出発する。
 酉谷山山頂からの日の出

5:50に酉谷山に着くと誰もおらず、明るくなってのヘッデンをしまう。
折り畳みイスを出して、ガタガタ震えながら赤飯おにぎりを食べていると、日の出になった。
大岳山など周囲の山々が赤く染まり、なんともいえない光景が広がる。

あ~もう酉谷山から下山したくな~い!
こんな素晴らしいショーを独り占めできるとは~。
酉谷山山頂からの日の出 5:50に酉谷山に着くと誰もおらず、明るくなってのヘッデンをしまう。 折り畳みイスを出して、ガタガタ震えながら赤飯おにぎりを食べていると、日の出になった。 大岳山など周囲の山々が赤く染まり、なんともいえない光景が広がる。 あ~もう酉谷山から下山したくな~い! こんな素晴らしいショーを独り占めできるとは~。
 酉谷山山頂からの富士山
酉谷山山頂からの富士山
 酉谷山山頂からの日の出
酉谷山山頂からの日の出
 酉谷山山頂からの日の出
酉谷山山頂からの日の出
 酉谷山山頂からの日の出
酉谷山山頂からの日の出
 紅葉と大岳山
紅葉と大岳山
 赤く焼ける酉谷山山頂
赤く焼ける酉谷山山頂
 富士山
富士山
 堀切のような地形

6:20
名残惜しみつつ、北へと下り出す。
踏み跡が薄くてわかりにくいが、左の尾根に乗るといくらかはっきりして歩きやすくなった。

堀切のような地形が見えてくると、ここで右に向きを変える。
倒木でわかりにくいが、踏み跡は下へ続いている。
ちょっとでも油断していると、踏み跡を見失いそうだ。
難しい!
堀切のような地形 6:20 名残惜しみつつ、北へと下り出す。 踏み跡が薄くてわかりにくいが、左の尾根に乗るといくらかはっきりして歩きやすくなった。 堀切のような地形が見えてくると、ここで右に向きを変える。 倒木でわかりにくいが、踏み跡は下へ続いている。 ちょっとでも油断していると、踏み跡を見失いそうだ。 難しい!
 展望
展望
 小黒
小黒
 大血川峠

何度か踏み跡を見失いつつ下ると、尾根が痩せて来て、正面に小黒の盛り上がりが見えて来る。
鞍部へ下り切ると、そこが大血川峠で峠道が左へ下っている。
右側は朝日に照らされて黄金色にキラキラ光っている。

登り返すと少しだけ展望があり、藪山の雰囲気が漂う小黒山頂に着く。
少し下ると左へ折れて、窪地を見るがロープで誘導される。
大血川峠 何度か踏み跡を見失いつつ下ると、尾根が痩せて来て、正面に小黒の盛り上がりが見えて来る。 鞍部へ下り切ると、そこが大血川峠で峠道が左へ下っている。 右側は朝日に照らされて黄金色にキラキラ光っている。 登り返すと少しだけ展望があり、藪山の雰囲気が漂う小黒山頂に着く。 少し下ると左へ折れて、窪地を見るがロープで誘導される。
 黄金色の黄葉
黄金色の黄葉
 黄金色の黄葉
黄金色の黄葉
 どこの山だろう?
どこの山だろう?
 小黒山頂

東大演習林地内立入禁止の標示があるので、この道で合っているのか不安になってくる。
いつの間にか、怪しい踏み跡になっていて、フカフカの柔らかいところを歩いて進むと、はっきりした踏み跡に出た。
いったいどこで間違えたのだろう?
小黒山頂 東大演習林地内立入禁止の標示があるので、この道で合っているのか不安になってくる。 いつの間にか、怪しい踏み跡になっていて、フカフカの柔らかいところを歩いて進むと、はっきりした踏み跡に出た。 いったいどこで間違えたのだろう?
 立入禁止標示
立入禁止標示
 広くて気持ち良い尾根を歩く

山火注意の丸い看板で右に曲がって北に進路を変える。

広葉樹林が広がり、傾斜も緩いので気持ちが良い。
1452m峰は塩地ノ頭の名がある。
広くて気持ち良い尾根を歩く 山火注意の丸い看板で右に曲がって北に進路を変える。 広葉樹林が広がり、傾斜も緩いので気持ちが良い。 1452m峰は塩地ノ頭の名がある。
 黄葉を見上げる
黄葉を見上げる
 黄葉
黄葉
 1452m峰 塩地ノ頭
1452m峰 塩地ノ頭
 黄葉
黄葉
 黄葉
黄葉
 黄葉
黄葉
 紅いのも発見
紅いのも発見
 まぶしい~
まぶしい~
 黄葉
黄葉
 1451m 檜岳(桧木岳)

鞍部で登り返すと、植林が多くなり、傾斜も急になるので、左の緩い捲道を登る。
小尾根に乗ったらそれを登ると、檜岳への道に出られる。

檜岳は、植林に囲まれた薄暗いピークで、桧木岳と書かれている資料もある。
紅葉した木々を見るようになって、露岩の脇を慎重に下る。
1451m 檜岳(桧木岳) 鞍部で登り返すと、植林が多くなり、傾斜も急になるので、左の緩い捲道を登る。 小尾根に乗ったらそれを登ると、檜岳への道に出られる。 檜岳は、植林に囲まれた薄暗いピークで、桧木岳と書かれている資料もある。 紅葉した木々を見るようになって、露岩の脇を慎重に下る。
 紅葉
紅葉
 露岩を下る(けっこう多い)
露岩を下る(けっこう多い)
 紅葉

登りに転じると、岩壁が立ちふさがり、尾根の右から迂回する。
ここも紅葉が素晴らしく、登り切ると左に岩峰があるようだ。

寄り道してみると、今回で一番の展望となり、朝いた酉谷山は黒々していて、芋ノ木ドッケが主役のように見えている。

和名倉山や両神山も見え、息をのむような谷底、黄葉している尾根、ここまでの苦労が吹き飛ぶほどの大展望が広がっていて、ここの岩場はシラカケ岩と呼ばれている。
紅葉 登りに転じると、岩壁が立ちふさがり、尾根の右から迂回する。 ここも紅葉が素晴らしく、登り切ると左に岩峰があるようだ。 寄り道してみると、今回で一番の展望となり、朝いた酉谷山は黒々していて、芋ノ木ドッケが主役のように見えている。 和名倉山や両神山も見え、息をのむような谷底、黄葉している尾根、ここまでの苦労が吹き飛ぶほどの大展望が広がっていて、ここの岩場はシラカケ岩と呼ばれている。
 岩壁にぶつかって右へ
岩壁にぶつかって右へ
 紅葉
紅葉
 シラカケ岩からの芋ノ木ドッケ
シラカケ岩からの芋ノ木ドッケ
 酉谷山
酉谷山
 和名倉山
和名倉山
 両神山
両神山
 紅葉と芋ノ木ドッケ
紅葉と芋ノ木ドッケ
 段差を下る
段差を下る
 蝉笹山山頂

まだまだ先は長いので、後ろ髪ひかれつつも歩いて行く。
紅葉した木々を見上げつつ、段差のある岩場を下って、わずかに登ると蝉笹山に着く。
展望は無いが、シラカケ岩の展望があったので大満足。
アップルパイを腹に入れて歩き出す。
露岩の下りが続いて、緊張からなかなか開放されない。
蝉笹山山頂 まだまだ先は長いので、後ろ髪ひかれつつも歩いて行く。 紅葉した木々を見上げつつ、段差のある岩場を下って、わずかに登ると蝉笹山に着く。 展望は無いが、シラカケ岩の展望があったので大満足。 アップルパイを腹に入れて歩き出す。 露岩の下りが続いて、緊張からなかなか開放されない。
 紅葉
紅葉
 紅葉
紅葉
 露岩を下る
露岩を下る
 熊倉山への道
熊倉山への道
 ド根性
ド根性
 紅葉
紅葉
 黄葉
黄葉
 露岩の右脇を下る
露岩の右脇を下る
 紅葉
紅葉
 紅葉
紅葉
 紅葉と青空
紅葉と青空
 遭難多発

この先道迷い遭難が発生という標示を見る。
確かに露岩が多くて道に迷いそうだ。
祠を見ると、熊倉山に着くが、樹林に囲まれ展望は無い。
遭難多発 この先道迷い遭難が発生という標示を見る。 確かに露岩が多くて道に迷いそうだ。 祠を見ると、熊倉山に着くが、樹林に囲まれ展望は無い。
 1426.5m 熊倉山山頂
1426.5m 熊倉山山頂
 分岐を右へ

左に谷津川林道コースが分かれるが廃道らしいので、右の道を下ると、指導標があり、右に沢沿いの日野コースが分かれる。

城山に行きたかったので、尾根上を行く城山コースを選ぶ。

ここが道なのか?

って思うほど、ものすごい急下降で、三点支持しないと下れない。
途中で展望が広がり一休みしたものの道はどんどん下る。

大岩のところは紅葉が見事で、色んな角度から写真を撮る。
分岐を右へ 左に谷津川林道コースが分かれるが廃道らしいので、右の道を下ると、指導標があり、右に沢沿いの日野コースが分かれる。 城山に行きたかったので、尾根上を行く城山コースを選ぶ。 ここが道なのか? って思うほど、ものすごい急下降で、三点支持しないと下れない。 途中で展望が広がり一休みしたものの道はどんどん下る。 大岩のところは紅葉が見事で、色んな角度から写真を撮る。
 城山コース分岐
城山コース分岐
 展望
展望
 紅葉を見上げる
紅葉を見上げる
 紅葉を見上げる
紅葉を見上げる
 大岩
大岩
 岩の上を進む
岩の上を進む
 露岩を進む
露岩を進む
 ロープのある下り
ロープのある下り
 上州方面の展望
上州方面の展望
 露岩を進む
露岩を進む
 展望

露岩がけっこうあって、なかなか緊張が緩まない。
小さなコブをいくつか越えて、植林の中のジグザグになるとあとはひたすら下るだけ。

林道が見えて来ると、展望が広がって、熊倉林道に出る。
長かった~!
展望 露岩がけっこうあって、なかなか緊張が緩まない。 小さなコブをいくつか越えて、植林の中のジグザグになるとあとはひたすら下るだけ。 林道が見えて来ると、展望が広がって、熊倉林道に出る。 長かった~!
 登山口
登山口
 城山入口

時計を見ると12時を過ぎているが城山も登ることにする。
反対側の草むらに入って、白い標柱が立っているところで荷物をデポする。

階段を上がって、尾根に出たら左へ進むと堀切があって山城っぽい雰囲気。
城山入口 時計を見ると12時を過ぎているが城山も登ることにする。 反対側の草むらに入って、白い標柱が立っているところで荷物をデポする。 階段を上がって、尾根に出たら左へ進むと堀切があって山城っぽい雰囲気。
 城山山頂

二の郭の右を捲きながら進んで、白い看板が見えたら左の道に入るとそこに城山の山名標があったがピークではない。
最高地点を探して本郭へ。
城山山頂 二の郭の右を捲きながら進んで、白い看板が見えたら左の道に入るとそこに城山の山名標があったがピークではない。 最高地点を探して本郭へ。
 城山最高地点

ヤマップの城山は、二の郭だったので一応踏んでおく。
適当に進んで、捲道に出たらあとは来た道を戻る。
城山最高地点 ヤマップの城山は、二の郭だったので一応踏んでおく。 適当に進んで、捲道に出たらあとは来た道を戻る。
 水車小屋

白久より遠い武州日野駅へ向かうのは、弟富士山へ登るため。
昨夜も寒くてあまり眠れなかったので、フラフラだ。
でも林道歩きは長いので、小走りで下る。

水車小屋を見た辺りから手足がしびれて来て、歩けなくなってしまい、こりゃいかん!
と思って、アクエリアスを飲みながらドーナツをかじるとなんとか立てるようになった。
この症状は脱水症状なのだろうか

二日で1.5Lはさすがに少なすぎか?
水車小屋 白久より遠い武州日野駅へ向かうのは、弟富士山へ登るため。 昨夜も寒くてあまり眠れなかったので、フラフラだ。 でも林道歩きは長いので、小走りで下る。 水車小屋を見た辺りから手足がしびれて来て、歩けなくなってしまい、こりゃいかん! と思って、アクエリアスを飲みながらドーナツをかじるとなんとか立てるようになった。 この症状は脱水症状なのだろうか 二日で1.5Lはさすがに少なすぎか?
 若御子山方面
若御子山方面
 矢岳方面
矢岳方面
 弟富士山へ

今回のツエルト山行は色々失敗して学ぶことが多かった。

矢通反隧道へ行ってみるが、台風の影響で通行止めになっている。
確かに壁が崩れかけていて危険だ。

元々弟富士山が狙いだったので、左の階段を登って、弟富士山を目指す。
弟富士山へ 今回のツエルト山行は色々失敗して学ぶことが多かった。 矢通反隧道へ行ってみるが、台風の影響で通行止めになっている。 確かに壁が崩れかけていて危険だ。 元々弟富士山が狙いだったので、左の階段を登って、弟富士山を目指す。
 矢通反隧道は通行止め
矢通反隧道は通行止め
 弟富士山山頂

コブを二つ越えて、北側からの道に合流したらザックをデポする。
もう気力と体力が限界だ。
寝不足は最大の敵。
最後の力を振り絞って、階段を登ると弟富士山山頂に着いた。
やっと今回最後の山に登頂…。
弟富士山山頂 コブを二つ越えて、北側からの道に合流したらザックをデポする。 もう気力と体力が限界だ。 寝不足は最大の敵。 最後の力を振り絞って、階段を登ると弟富士山山頂に着いた。 やっと今回最後の山に登頂…。
 鳥居をくぐる
鳥居をくぐる
 武州日野駅へゴール!

鳥居を抜けて、踏切を渡ると右に武州日野駅が見えてきた。
11月16日から月曜と水曜だけ無人になるらしい。
ここも経営が苦しいのだろうか?
武州日野駅へゴール! 鳥居を抜けて、踏切を渡ると右に武州日野駅が見えてきた。 11月16日から月曜と水曜だけ無人になるらしい。 ここも経営が苦しいのだろうか?
 パリー食堂

御花畑で下車して、パリー食堂へ行くと、大勢の客で賑わっている。

テーブルの端っこに座ってオムライス800円を注文。
これだけ賑わっていれば大丈夫。
絶メシ効果すごいな~。

ケチャップライスのオムライスは懐かしい味。

帰りの電車もけっこう混んで、立ち客も出るほどなので、コロナ前の賑わいに戻った感じだ。
パリー食堂 御花畑で下車して、パリー食堂へ行くと、大勢の客で賑わっている。 テーブルの端っこに座ってオムライス800円を注文。 これだけ賑わっていれば大丈夫。 絶メシ効果すごいな~。 ケチャップライスのオムライスは懐かしい味。 帰りの電車もけっこう混んで、立ち客も出るほどなので、コロナ前の賑わいに戻った感じだ。
 オムライス800円

バーゴのチタンペグ、8本入2,620円、1本5gで超軽量。

ジェットボイルミニモ 21,450円

SOLエマージェンシーブランケット692円
帰宅したら、さっそく通販で購入したが次の山行に間に合うだろうか?

次の4連休(2日は有休)は表銀座に行こうかと思っていたが、2日が雪マークなので、奥秩父主脈縦走をしようかと計画中。
超軽量ツエルト山行は癖になりそう。
荷物が軽いと行動範囲が広がるわ~。
オムライス800円 バーゴのチタンペグ、8本入2,620円、1本5gで超軽量。 ジェットボイルミニモ 21,450円 SOLエマージェンシーブランケット692円 帰宅したら、さっそく通販で購入したが次の山行に間に合うだろうか? 次の4連休(2日は有休)は表銀座に行こうかと思っていたが、2日が雪マークなので、奥秩父主脈縦走をしようかと計画中。 超軽量ツエルト山行は癖になりそう。 荷物が軽いと行動範囲が広がるわ~。

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