吉和冠山

令和2年8月、真夏の登山なので標高が高めの山がいいなと思い、吉和冠山に登ることに。 朝6:30に汐谷コースの駐車場からスタートしました。 しばらく歩くと未舗装路になります。登山口に駐車スペースはありますが、そこまでの路面は深くえぐれており、自動車での乗り入れはやめておいたほうが無難でしょう。 鉄橋を渡り登山道がはじまります。案内板には「上級者向け」「単独行動を避けて」と書いてあり、少々ビビりながらスタートです。 沢に沿って登りますが、一部コンクリートが打たれた道は滑りやすく、しかも崖になっていて注意が必要です。その他は快適な登山道です。 40分ほど進むとオオタキにつきます。巨岩と木橋のかけられた沢を渡り、木段を上ると工事中の林道に出ました。そのまままっすぐに谷をのぼります。 狗留孫仏岩分岐からは左手の狗留孫仏岩方面へ向かいます。なかなかの急登です。しばらく行くと狗留孫仏岩の真下にでます。 今日のハイライトは「ロウソク岩からの眺め」ということで、狗留孫仏岩を左に行きます。隣の岩の右側をまわり、岩をよじ登り、さらにロープを使って岩の上に行きます。ロープは岩の左側へ降りており、そちらが正規のルートのようです。 先客のマムシに場所を譲ってもらい、しばらく狗留孫仏岩と吉和冠山山頂の眺めを楽しみました。高いところが苦手な僕は立つことができず、終始ビクビクしていました。 狗留孫仏岩から快適な尾根道になります。エスケープルート分岐を山頂方面にしばらく歩くと、道は急坂になってきます。 スタートから約2時間で山頂に到着しました。ふもとから見た通り山頂はガスにまかれ北の展望所からの眺めもほとんどありませんでした。 山頂で雲間から見える景色を見ながら朝食にしました。 全体的に道はきれいで歩きやすく、下山も順調です。下山時には狗留孫仏岩は経由せずエスケープルートを通り、狗留孫仏岩分岐合流後は来た道を戻ります。 下山後に頂上を眺めるときれいに晴れていました。あと1時間遅らせてスタートしていれば、眺めもよかっただろうなぁ・・・。 帰りに寄った吉和PAの「わさびソフトクリーム」。ソフトクリームなのに、ピリッとしてツーンと鼻に抜ける辛さのある、ふしぎな味でした。