YAMAP / ヤマップ
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カクレグラ(水谷岳)と入道ヶ原の写真

イブネから

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ヤマノボラー・Minaphm
ID: 226520

週末ヤマノボラーです。滋賀を拠点に活動中。鈴鹿、比良、比叡、湖南の山はほぼ一通りは登りました。その後は京都北山、伊吹山地、野坂山地、そして大峰など近畿の山々も歩いています。夏はほぼ毎年一度日本アルプスに登っています。こちらもご覧ください。ヤマノボラーのYAMAPの目次にも使えます。 http://minaphm.starfree.jp/mountainfs.html こだわりは、眺望と花です。山から山の眺望は、片方からもう片方が見えたなら、できるだけもう片方からも眺めてみて写します。滋賀の山と京都北山は上記HP上で5000枚以上公開中。山で見た花も、高山植物175種類以上、その他600種類以上を公開中です。三角点にもなぜかフラフラと吸い寄せられます。ただの石の棒なのにね^^

この写真を含む活動日記

写真46
もらったドーモ1
05:25
8.8 km
922 m

カクレグラ(水谷岳)と入道ヶ原

日本コバ(滋賀)

2004.04.25 (日)日帰り

ヤマノボラー・Minaphm
ヤマノボラー・Minaphm

 鈴鹿中南部のカクレグラは水谷岳とも呼ばれています。麓の村からは隠れているように見えない山なので、こんな名前がついたようです。  永源寺ダムの北にはあまりにも平らな山頂部が逆に特徴的な日本コバ934mがありますが、南側にはダムの堰堤(西)側から、入道ヶ原789m、カクレグラ(水谷岳)990m、黒尾山949mと並んでいます。カクレグラと黒尾山の間には佐目子谷が切り裂いていますが、入道ヶ原とカクレグラは尾根伝いに歩いていけます。  今回は佐目集落をベースに中部電力伊勢幹線の166番鉄塔への巡視路から尾根に登り、水呑岳を経てカクレグラに、そして稜線を西にたどって入道ヶ原に立ち、L162番鉄塔を通って巡視路を佐目集落に下りました。カクレグラの、「カクレ」は、なかなか下から山容が見えないからということだそうです。確かに、ダムや佐目集落から全容はもちろん、山頂部を見ることはできません。 山行記録:日時-2004年4月25日、天候-快晴。11:25 佐目の駐車地①発、11:30 巡視路入口②、12:00 L166番鉄塔④、12:15 R166番鉄塔、12:45-13:00 水呑岳山頂で休憩、13:45 カクレグラ(水谷岳)山頂⑨着、昼食、14:15 山頂発、14:50 R162番鉄塔⑫、15:20 入道ヶ原分岐、15:40-50 入道ヶ原⑬、16:10 入道ヶ原分岐、16:45 若宮八幡宮⑯、16:50 駐車地①着。 朝からいいお天気の日でした。それでもぐずぐずしてしまい佐目①に着いたら11時過ぎ。急いで国道を歩いて巡視路入口を探します。集落を抜けて墓地を過ぎて、湖畔を歩けば5分ほどで巡視路入口②を示す黄色い矢印を見つけました。よく見ないと見逃しそうな札です。関西電力さんは赤い「火の用心」が目印ですが、ここの鉄塔は中部電力さん。伊勢幹線は、下の写真に写っているように、このあたりでは2本に別れて送電されています。したがって、鉄塔にもLとRがあるんです。さて、巡視路といっても最初は涸れた沢を登っていくような感じですが、すぐに杉林の中の登山道③となります。分岐もありますが、とにかくL166と書かれた方向に向かいます。きれいな植林地を登っていくとやがて鉄塔の足元④に出ます。急な尾根だけに眺望はすばらしいものがあります。R166から少し登ると巡視路は右へ折れていきますが、尾根を直進し、やがて傾斜のゆるい尾根道になります。しばらく行くと道は尾根の左を巻く感じになりますが、そこをあえて尾根を突き進むと、すぐに水呑岳の山頂です。これは名前はついていますが、実際は稜線上の一つのコブのような峰です。左に銚子ヶ口が見えてきます。いったん鞍部に下り先ほどの道と合流すると、いよいよカクレグラの本峰への登りが始まります。二次林の中の気持ちのいい尾根道⑦⑧です。振り返れば日本コバ、遠くに御池岳、天狗堂などを見ながらの楽しい道です。何回か小さなピークを超えると、稜線は拡がり、間もなくカクレグラの山頂⑨です。南にイブネと雨乞岳が大きく現れ、これだけでも来た甲斐があるといった風景です。ビール&お弁当がおいしい山です。タイジョウへの稜線を左に分け、南西~西に延びる尾根に乗って、入道ヶ原を目指します。ここも、なかなか歩きやすい稜線でした。半時間ほどで鉄塔の下⑫に出ました。ここで今日初めての水谷岳の山頂部を眺めました。L161鉄塔から巡視路を下り、巡視路票の立つ小さな分岐で左折して入道ヶ原を目指します。たいした登りもなく、山頂に着きます。三角点⑬は、少し戻って西側。巡視路票の立つ分岐まで戻ってどんどん下ります。このあたりは結構急でした。しばらく下れば今日3回目の鉄塔下に出ます。L162番⑭です。ここからも、水谷岳、日本コバ、御池岳などが見事です。その先は谷に下り、谷筋の巡視路⑮を若宮八幡神社⑯まで下っていきます。