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多摩100山巡り(No.26~28)の写真

2019.10.30(水) 07:47

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この写真を含む活動日記

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9.7 km

570 m

多摩100山巡り(No.26~28)

網代弁天山・網代城山 (東京)

2019.10.30(水) 日帰り

『多摩100山』(守屋龍男 著)という本を手に入れた。  今回はその中から、武蔵増戸駅を起点にグルっと周れるようにコースを考えてみた。コース上の多摩100山は進行順に「No.27 網代弁天山」「No.28 網代城山」「No.26 天竺山」の3つ。コース終盤で「唐松山」を踏んでいるが、この山は多摩100山ではない。  網代弁天山へは、貴志嶋神社と弁天洞窟を経由するコースを選んだ。道中はとても歩きやすい道が続くが、山頂直下に少し急で(楽しい)岩場があるので注意が必要だ。もちろん、きちんと巻き道も用意されている。網代弁天山からの眺めはとても良く、多摩湖そばのドーム球場の屋根もしっかりと見えた。  網代弁天山から一旦グッと降ってから、グイグイっと登り返せば網代城山である。網代城山の山頂は木々に囲まれていて、残念ながら展望は無し。『多摩100山』には “なかなか良い眺望” との記載があったから、15年の歳月ですっかり様変わりしてしまったようだ。  五日市トンネルの出口付近に下山したあとは、高尾公園(トイレあり)方面へ北上し、都道7号(五日市街道)を渡ってから、JR五日市線に沿うように武蔵五日市駅方面へ歩き、小林建設の看板とコカ・コーラの赤い自販機のある十字路交差点を右折。ため池を過ぎ、踏切を渡ると鳥居がある。ここが天竺山への登山口となる。  天竺山までは針葉樹林帯(横沢西側尾根)の急登をグイグイと登ってすぐだ。天竺山山頂には三内神社の本社が立っている。社の裏手から林道 横沢・小机線へ降ったあと、横沢北側尾根へ登り返す道がバリエーションルートとなる。多少の藪っぽさはあるものの、比較的踏み跡のしっかりとした道ではある。  大小いくつかの登り降りを繰り返しながら、横沢北側尾根を東進すると唐松山へ辿り着く。唐松山手前にいくつか急な降り斜面があるが、補助ロープが張られていて安心して降ることができた。そうして辿り着いた唐松山は、前述したように多摩100山ではないが、きちんと三角点の存在する山頂だった。  唐松山から横沢入へ降る道も、国土地理院地図に記載されているルートとは別のルートで降ることになった。計画では横沢入の北端へ出られるルートで降りたかったのだが、地図記載の分岐点が見当たらず、代わりに道標はあるが地図には記載のない「下ノ川」と呼ばれる谷戸への道で降ることになった。この下ノ川谷戸へ出る直前の斜面が、前日の降雨の影響なのか、粘土質で恐ろしく滑る斜面だった。  初めて訪れた横沢入は、ここが東京都の一部なのか?と勘違いしてしまうような景色だった。山間からの流れを利用して棚田をつくり、そこで採れた稲を干している風景は、幼少期に大好きだった、国立市の谷保の風景と重なった。(谷保は棚田ではなかったが…)  横沢入は東京都の里山保全区域になっていて、動植物の採集は禁止されている。横沢入をぶらぶら歩きながら、どこかで見たことある風景(幼少の谷保ではなく)なんだよなぁと考えていたら、あ!ここは、とある番組のロケ地だ!と閃いた。きっと… そうだと…… 思う。  山菜採り、薪取り、炭作りなど、人々の生活に密着してきたであろう低山は、様々な場所で歴史を感じることができる。それもまた山歩きの楽しみ方のひとつである。