まだまだ気力・体力は大丈夫??財力についてはあまり考えずに衝動的に申し込みましたが、前々から一度は行ってみたいと思っておりました東欧(実際は中欧)4ヶ国周遊の旅に出かけてまいりました。今年も異常気象で、直近2回の北海道・東北・北陸等の城巡り&山旅が未消化不満でしたので、今度こそは、と意気込んでおりました。 幸いにも今回はお天気にも恵まれ、訪れた中欧4ケ国は秋真っ盛りで、中世の情緒溢れる街並と紅葉を十分に楽しんで参りました。折しも、母国では超大型台風の襲来と記録的な大雨により大きな被害が出ている最中にのん気な海外旅行に出かけること自体、ヒンシュクを買いそうで誠に恐縮しております。毎回拙いレポートではありますが、活動記録としてご笑覧いただければ嬉しい限りです。 (※地図表示名「ベルン」(スイス首都?)と当レポートは全く関係ありません) 1) スケジュール (🔴は当レポート対象日) ・第1日目: 2019年10月18日(金) 曇り 自宅(4:50)~高速バス~福岡空港(10:00)~FINNAIR(約10.5時間)~ヘルシンキ空港(15:55) ~FINNAIR(約2時間)~ベルリン・ホテル着(19:00) ・第2日目: 2019年10月19日(土) 曇り ベルリン・ホテル発(8:30)~ベルリン市内観光~約193㎞移動~ドレスデン観光~約75㎞移動~ケムニッツ・ホテル着(19:00) ○ベルリン市内観光:ブランデンブルク門、世界遺産『博物館島』ベルリンの壁 ベルリンの壁:テロのトポグラフィー(オリジナルの壁)、イーストサイドギャラリー(様々な絵画)、チェックポイントチャリ―(東西ベルリンの元国境検問所) ○ドレスデン観光 :フラウエン教会、ツヴィンガー宮殿、ブリューゲルのテラス、君主の行列等。 ・第3日目: 2019年10月20日(日) 晴れ ケムニッツ・ホテル発(8:00)~約120km移動~ザクセン・スイス国立公園観光~約160㎞移動~プラハ歴史地区観光~プラハ・ホテル着(19:30) ○ザクセン・スイス国立公園観光 :「天空に架かる橋」バスタイ橋観光 ○世界遺産『プラハ歴史地区』観光:プラハ城、聖ヴィート教会、カレル橋、旧市街、ボヘミアンガラス店等。 ・第4日目: 2019年10月21日(月) 晴れ プラハ・ホテル発(8:30)~約180㎞移動~チェスキー・クルムロフ歴史地区観光~約290㎞移動~ウィーン・ホテル着(20:30) ○世界遺産『チェスキー・クルムロフ歴史地区』観光:チェスキー・クルムロフ城、旧市街。 🔴第5日目: 2019年10月22日(火) 曇り&晴れ ウィーン・ホテル発(8:30)~ウィーン歴史地区観光~ベルベデーレ宮殿見学~【OP】名物料理&宮殿コンサート~ウィーン・ホテル着(22:00) ○世界遺産『ウィーン歴史地区』観光:世界遺産『シェーンブルン宮殿』、ケルントナー通り他。 🔴第6日目: 2019年10月23日(水) 晴れ ウィーン・ホテル発(8:30)~約245㎞移動~ブダペスト市内観光~【OP】ドナウ川ナイトクルーズ~ブダペスト・ホテル着(22:00) ○世界遺産『ブダペスト市内』観光: マーチャーシュ教会、王宮、魚夫の砦、聖イシュトバーン大聖堂、国会議事堂他。 🔴第7日目: 2019年10月24日(木) 晴れ ブダペスト・ホテル発(8:45)~ブダペスト空港(11:40)~FINNAIR(約3時間)~ヘルシンキ空港(16:45)~FINNAIR(約9時間)~ 🔴第8日目: 2019年10月25日(金) 曇り ~福岡空港(7:30/9:02)~高速バス~自宅(11:30) 2) 感想等 当レポート(10/22~10/25)の感想 : ウィーンでは2連泊で移動も少なく、今回の旅行では一番滞在時間が長く、他よりゆったり?観光ができました。シェーンブルン宮殿の豪華絢爛さにぶったまげ、ベルベデーレ宮殿の世界の至宝たる絵画に感動し、また、王宮庭園にあるモーツァルトとゲーテの銅像を見て往時を偲んで敬意を表し、さらに、夜の宮殿の雰囲気コンサートで、音楽の都、芸術の都というウィーンを十分満喫できました。しかし、あっという間の1日でした。ベルリンにしてもプラハにしても、つまみ食いが一口で済み、ウィーンは二口にはなりましたが、ウィーンを去る時は後ろ髪を引かれる思いでした。もっと居たかったという欲求からでしょうか? 悠々と流れる大河ドナウ川を挟んで広がるハンガリーの首都ブダペスト、さすが街全体が世界遺産といわれるだけありますね。好天気に恵まれ、漁夫の砦から眺めるブダペストの街並の遠望は、言葉を失くしてしまいました。必見の価値がありますね。それと、オプションのドナウ川のナイトクルーズ、これも大感動でした。ライトアップされた橋や建物をクルーズ、特に国会議事堂はとてもキレイで格別でした。ブダペストは、漁夫の砦からの眺めとナイトクルーズでの国会議事堂、この二つで観光は満腹となりました。 何度も言いますが、駈足・つまみ食い観光の四ヶ国周遊の旅、忙しい旅でしたが、ヨーロッパ地図の4ヶ国を帳面が消せましたし、満足度の点でも申し上げることはありません。福岡から往復できたこともよかったですね。海外旅行につては、たくさんベテランの先輩方がいらっしゃいましたが、「モロッコがよかった」「バルト三国もよかった」など耳にしました。また、小生達よりご年配の方もそこそこいらっしゃいましたが、皆さんよく食べて飲んで、健脚でした。旅行は体力も使いますし、「遊ぶのも健康が大事」ということを再認識いたしました。 最後になりますが、いつものごとく拙作レポート、ご笑覧いただきお礼を申し上げます。次回も何とか健康を保って、あちらこちら出向いていきたいと思っております。またその折には宜しくお願い申し上げます。m(__)m。
10/22 ウィーンの朝、ホテル前です。今日は長距離移動はなく、1日ウィーン観光となります。
まずは、世界遺産シェーンブルン宮殿の観光となりました。
シェーンブルン宮殿は、640年もの間オーストリアを支配していたハプスブルグ家の夏の宮殿だそうです。
宮殿前の情緒豊かな観光タクシー?です。
マリー・アントワネットは15歳までここで育ち、モーツァルトも演奏し、ナポレオンはウィーンを占領した際にここに泊まりました、とのこと。
裏庭園から伸びる真っ直ぐな道、広大な庭園、総面積も1,7平方キロメートルあるそうです。
宮殿の外観は女帝マリア・テレジアの好んだ「テレジアンイエロー」だそうです。
これが、宮殿の裏の広大な庭園。ちょっとアップが次の写真。
庭園の丘の上に見えるのはグロリエッテという建物。建物の上には展望テラスがあり、ウィーン市内も一望出来るそうです。
ここから宮殿の裏庭を一望しました。とにかく広い!
花木も植えられて、よく整備されています。
宮殿内は1441部屋あり、その中の45部屋が一般公開されています。
世界遺産シェーンブルン宮殿の広大な裏庭。
宮殿裏庭の紅葉が進んでおりました。
ウィーンの街並です。これは、国立オペラ座?
ウィーンの街並。
ウィーンの街並、国立オペラ座?
ウィーンの街並、ケルントナー通り?。
ウィーンの街並、ケルントナー通り?。
次に、ベルベデーレ宮殿観光に参りました。
ライオンと王冠の彫像が飾られた門を通り、宮殿へ入場します。
英雄プリンツ・オイゲン公の夏の離宮として18世紀初頭に建てられました。今は、美術館となっています。
規模はシェーンブルン宮殿には負けますが、何か上品で格調高い宮殿ですね。
近づくと身震い、スゴイですね。
ベルベデーレ宮殿の庭園です。シェーンブルン宮殿には負けますが、ここも広大でキレイに整備してあります。
庭園では、まず真っ白なスフィンクス像が出迎えてくれます。大きなオッパイを触ると幸運がということで、主に女性群が触れていました。小生は・・・・。
まるで生きているようです。ほんと美しい女性ですネ、見とれてしまいました。皇帝フランツ・ヨーゼフ1世の皇后、「シシィ」の愛称で知られる皇妃エリーザベトさま。この宮殿はクリムトさんより、この絵が最高!!
よく教科書等で見かけましたジャック・ルイ・ダヴィッドの「ベルナール峠からアルプスを越えるボナパルト」、本物に逢えて幸せ!
豪華なシャンデリアです。相当重そうですね。
有名なグスタフ・クリムトの「接吻」です。この美術館の主役、本物が見れて幸せ!!
美術鑑賞が終わって、ウィーンの中心部に戻ってきました。夕食まで約1.5時間のフリータイム。まず向かったのは、近くの公園です。以下の世界的有名人にご挨拶いたしました。
「ブルク公園」(王宮庭園)の入口に鎮座まします「GOETHE」像。大詩人ゲーテさんはオーストリアの人なんですね。最初、ローマ字が分かりづらくて、やっと納得。
庭園の中の方には、偉大な音楽家モーツァルト像がありました。ご両人に敬意を表しました。
ケルントナー通り、真っすぐで世界遺産「シュテファン寺院」です。凄く立派な大聖堂です。ウィーンのシンボルだそうです。
ケルントナー通りのスナップ。
ケルントナー通りスナップ、大聖堂横、情緒&古式豊かな観光タクシー?です。
シュテファン寺院、表玄関。
シュテファン寺院の内部、崇高で厳かな雰囲気。
今回旅行パックのオプション、「宮殿」の雰囲気コンサートです。100名ほどの会場満員、すぐ目の前で聴きました。お馴染みの曲があったりして、楽しめました。
10/23 今日も素晴しい天気となりました。ハンガリー首都ブダペストへ向います。ウィーンから約250kmほどです。
ブダペストの街並、レストラン近く。
ここでランチとなりました。各国からの観光客ご用達のレストランのようです。「ようこそ、welcome」は分かります。
レストランの中は、地下のワイン貯蔵室のような部屋で広いスペースでした。生演奏もあって料理もよかった。
レストランの近くにあります「聖イシュトバーン大聖堂」です。
正面から、聖イシュトバーン大聖堂。高さ 96 m の大聖堂は市内で最も高い?建物であり、国内最大級の教会だそうです。
聖イシュトバーン大聖堂前の広場だと思います。
聖イシュトバーン大聖堂の内部、天井の素晴しい絵画。
聖イシュトバーン大聖堂の内部、祭壇には大理石製の初代国王イシュトヴァーンが祀られています。
聖イシュトバーン大聖堂の内部、とても厳かな雰囲気でした。聖遺物箱に収められている右手のミイラ(国王イシュトヴァーン1世)がありました。
聖イシュトバーン大聖堂の内部、素晴しいパイプオルガンです。音色を聴いてみたかった。
ブダペストに架かる重厚な鉄の吊橋「鎖橋」です。ブダ地区とペスト地区を結ぶ全長約380mの吊り橋。
王宮の丘に参りました。これは、ブダ城の一部、大統領官邸?だと思います。ほんと、素晴しい青空ですネ。
王宮の丘より、先ほどの鎖橋とドナウ川をはさみ「ペスト地区」を遠望する。
王宮の丘より、国会議事堂方面を遠望する。
国会議事堂のアップです。少し、かすんでいますね。
王宮の丘より、「ペスト地区」を遠望する。
大統領官邸の玄関?と思います。ちょうど、衛兵の交代式済んだ後でした、残念!この日は暑くて、衛兵さんもタイヘンだ。愛想よく?写真には納まってくれました。
官邸前の騎馬兵隊さん。聞きますと、観光用?とのこと。
「マーチャーシュ教会」は高い尖塔がそびえる壮麗なゴシック様式の教会でブタペスト最大の見どころのひとつとのこと。 ブタペストのシンボル的な存在です。
皇妃エリザベートがハンガリー王妃として、夫フランツ・ヨーゼフ1世がハンガリー国王として戴冠式をここであげたそうです。
三位一体広場から「漁夫の砦」です。
漁夫の砦は、1903年、建国千年祭における街の美化計画の一環として建造されたネオ・ロマネスク様式の砦です。
聖イシュトバーンの騎馬像です。
「マーチャーシュ教会」と騎馬、やっと撮れました。
カタツムリのような回廊のある尖塔が特長。中世時代ここにドナウで漁をする漁夫たちのギルドがあったことから「漁夫の砦」の名がついたとのこと。
白い尖塔がいいですね。絵になります。
王宮の丘より、国会議事堂。
「ペスト地区」の街並スナップ、あまり感動はありません。
ペスト地区の目抜き通り?露店のレストラン、多いですネ。
ペスト地区の目抜き通り、この逆光シーン、なかなかイイ!!
この旅行パックのオプション、「ドナウ川のナイトクルーズ」、よかったですネ。
ライトアップの国会議事堂です。ほんと、キレイでした。大感動!!