美しく湿原です 戻る 次へ

梅雨の北アルプス一人旅②の写真

2019.07.13(土) 08:27

美しく湿原です

この写真を含む活動日記

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43:27

45.2 km

3345 m

梅雨の北アルプス一人旅②

水晶岳・薬師岳・黒部五郎岳 (富山, 岐阜)

2019.07.12(金) 4 DAYS

①の二日目鷲羽岳山頂からの続きです。今回のレポは、五日目の新穂高ローブウエーまで、一気に載せますので、長ーくなりますが、最後まで読んでもらえれば、幸せます。(防府弁☺ ) 二日目 鷲羽岳頂上から水晶岳を目指しました この日は、双六小屋~三俣山荘~鷲羽岳~水晶小屋~水晶岳~水晶小屋~鷲羽岳~三俣山荘と単純ながら長い往復コースなので、ゆっくり歩きますが、休憩時間は短く、長時間歩くという私の何時もの作戦で望みました。 結果的には、思った以上の岩山だった、水晶岳もなんとかクリアでき、16:00には三俣山荘に戻ることが出来ました。 三俣山荘も歴史ある小屋で、黒部の山賊という実在小説の舞台にもなってます。驚いたのは、新穂高ローブウエーからからここまで、一日で入られた方が、多くおられたことです。皆さん、健脚👍 健脚の若者二人と21:00まで飲んで、三日目に突入します 三日目 この日は、三俣山荘~三俣蓮華岳~黒部五郎小屋~黒部五郎岳~黒部五郎小屋~三俣蓮華岳~双六小屋という、これまたピストン主体の、美しく無いけど長ーいコース 駄目なら、黒部五郎小屋に泊まる予定でしたが、四日目がきつくなるので、なんとか頑張って、17:00 5分前に双六小屋につけました。 しかし、この頑張りが、後に後悔することになりました。 でもこの日は、今回の最高の天気で、黒部五郎岳からの展望は、写真を期待してくださいね。☺ 四日目 最後の百名山 笠ケ岳を目指して、朝の6:00に双六小屋を出発しました。 実は、今回の登山で1番登りたかった山が、笠ケ岳でした。ちょっと前に、新田次郎の 槍ヶ岳開山 という実在小説を読み、播隆上人が槍ヶ岳開山の前に再興したのが、笠ケ岳だったので、ミーハーな私はぜひとも登ってみたいと思ってました。 ただ、歩き出すと、左足のアキレス腱が痛いのです。今までこの箇所が痛くなったことは無かったのに! やはり、昨日の最後に時間に追われ、普段はゆっくりおりる下りを、飛ばしておりてしまったのが原因なのは明白です。 不安がよぎります。アルプスのど真ん中で、アキレス腱が切れたら、ヘリコプター救出しかありません。 普段より一層スピードを落とし、後からこららた方にはすべて先にいってもらいました。 それでも、この日の距離はこれまでに比べて短いので、13:00過ぎには一人きりの笠ケ岳の頂上に立つことができました。 それでも、流石三連休の中日で、 奥様方のツアーの団体も到着し、笠ケ岳山荘もほぼ満員 厳しい山ですが、笠ケ岳 人気あるなー 最終日 いよいよ、五日にわたる過去最長の長旅も最終日です。あとは、笠ケ岳を下るだけなのですが、問題の笠新道が待ち構えています。 日本三大急登にも匹敵すると言われている、笠新道を登りで使うか、下りで使うかは最初から悩んだのですが、結局最終日に下りで使う計画にしました。 しかし、足を痛めたうえに、バスの時間もあるのでなんとか午前中には降りてきたい。ということで、朝4時の暗いときからスタートして、ゆっくり歩く作戦をたてました。 結果的には、予定していた9:40ぴったりに笠新道を下りることが出来、ゴールの新穂高ローブウエーには、10:30に到着 なんとか目的を果たせました。 こう書いたら順調なようですが、笠新道 いやーキツかったなー ほとんど、私のきらいな大きな石のガレ場で、後半の森に入ってからは、足も限界であとからみると、ほとんど写真も撮っていません。とにかく、少しでも前に進むことだけに集中して、なんとかクリア出来ました。 元気な初日に、登りで使った方が良かったかもと思いましたが、結果論ですね。 皆さんの参考になれば、幸せます☺ 追伸 レポも過去最長になってしまいましたが、最後まで読んでいただいた方に感謝します。 今年は、長距離歩きを目標に、春から取り組んできましたが、この北アルプス一人旅で、取りあえず区切りにしたいと思います。 長い道中でしたが、多くの老若男女と話し、歩くことが出来、まったく退屈する事はありませんでした。これもアルプスの魅力ですね。 これからは、少し方向性を変え、岩登りなども勉強していきたいと思いますので、ご教授お願いしますね。😁 あ、アキレス腱は軽い炎症ですみました。ご心配をおかけしました。 写真も多くなってしまいましたが、何とか晴れ間の展望も撮れ、雷鳥も出てきますので、見ていただければ幸いです😍