小屋から見た時、安平路山の上空に
黒い雲がかかり。ラジオもバリバリいってたので、雷雨来るかな?と警戒していたが、引き続き青空 戻る 次へ

安平路山の写真

2019.05.04(土) 13:26

小屋から見た時、安平路山の上空に 黒い雲がかかり。ラジオもバリバリいってたので、雷雨来るかな?と警戒していたが、引き続き青空

この写真を含む活動日記

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25.3 km

1691 m

安平路山

安平路山・摺古木山 (長野)

2019.05.04(土) 2 DAYS

せっかくの10連休なのに、南ア深南部縦走は天候に恵まれず、撤退 何か物足りずに、せめて近所の山でも泊りに行こうかと考えていて 山の本をめくっていたら、この山が出てきた 昔行きたいと思ってたが、アプローチの林道が過酷とのことで見送っていた山 しかし、この前の奈良代山や山犬段までの林道を走ってきたことを考えたら 何とかなるんじゃないかと、この山に決めた もし、無理なら恵那山に変更ができるよう、地図を2つつくった 山には、思った以上に雪があった 登山道に入って20分もしないうちに雪が現れ、どんどん増えて行く 正直なところ、いきなり面倒だな、と思った 以前は、残雪期に北アや南アの3000m級も登っていたが 最近は重荷で雪にまみれる馬力がなくて GWは、雪の少なそうなところを選んでいた 特に南ア深南部を知ってからはその傾向が強くなった その気持ちを逆なでするが如く、摺古木山の直登コースでは 低木帯の積雪で枝と枝の間を匍匐前進(ほふくぜんしん) 何度もザックに引っかかってヘロヘロで4時間もかかって 午前9時過ぎに摺古木山山頂に着いた すごい展望! 御嶽、乗鞍から北アの山々、中アの北部、北岳から深南部までの南アが見える そして真正面に目的の安平路山が見える、と思ったらあの山は手前のシラビソ山のようだ 少し元気が出てきたが、まだコースの半分も来ておらず 細かい山座同定をする余裕もなく、山頂から雪を蹴りながら下りていく ところが時には踏み抜きもあったものの摺古木山から安平路山までは 基本、間隔を置いて大木が植生する穏やかな森で 雪歩きを楽しみながら、正午過ぎに安平路小屋に着いた せっかく天気もいいので、荷を小屋に置いて頂上を目指す 傾斜はどんどんきつくなるが、踏み跡を気をつけれて辿れば危険ではない はるか下の方に安平路小屋が見える 小屋を出て約50分で安平路山2363mの山頂に着いた ここは展望は樹間からのみで、 どちらかといえば、静かな山の雰囲気を楽しむ山頂だったがいい山だった 昨日小屋には1組2名が泊まられてたらしい 今日お会いした方々は3組4名で皆日帰りの人たちだった この山は200名山なのでこの連休に日帰りのハシゴで 中アや南アの300名山の山々を登ってる方もいた まあ、一人でパゲットをかじりながらワインでも飲むか、と思ってたら その後、次々と2名の方が小屋にたどり着いた 酒を飲みながら山談義も楽しかった 翌日、2名はそれぞれに山頂に向かっていった 私は朝景の写真を撮った後、下山方向へと歩き出す ダイヤモンド安平路も見ることができた 昨日苦しんだ摺古木山の直登ルートを避け 周回コースを歩いたが、こちらも踏み抜きの嵐 昨夜同宿の方があまりお勧めできないような雰囲気だった理由が分かる どちらのコースにせよ摺古木山への登りが残雪期のこの山域の難所なのだ 登山道を下りた後、約1時間の林道歩きの後 ホテル木曽路で入浴、道の駅賤母で買い物した後、帰路に着いた