安平路山

2019.05.04

活動詳細

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せっかくの10連休なのに、南ア深南部縦走は天候に恵まれず、撤退 何か物足りずに、せめて近所の山でも泊りに行こうかと考えていて 山の本をめくっていたら、この山が出てきた 昔行きたいと思ってたが、アプローチの林道が過酷とのことで見送っていた山 しかし、この前の奈良代山や山犬段までの林道を走ってきたことを考えたら 何とかなるんじゃないかと、この山に決めた もし、無理なら恵那山に変更ができるよう、地図を2つつくった 山には、思った以上に雪があった 登山道に入って20分もしないうちに雪が現れ、どんどん増えて行く 正直なところ、いきなり面倒だな、と思った 以前は、残雪期に北アや南アの3000m級も登っていたが 最近は重荷で雪にまみれる馬力がなくて GWは、雪の少なそうなところを選んでいた 特に南ア深南部を知ってからはその傾向が強くなった その気持ちを逆なでするが如く、摺古木山の直登コースでは 低木帯の積雪で枝と枝の間を匍匐前進(ほふくぜんしん) 何度もザックに引っかかってヘロヘロで4時間もかかって 午前9時過ぎに摺古木山山頂に着いた すごい展望! 御嶽、乗鞍から北アの山々、中アの北部、北岳から深南部までの南アが見える そして真正面に目的の安平路山が見える、と思ったらあの山は手前のシラビソ山のようだ 少し元気が出てきたが、まだコースの半分も来ておらず 細かい山座同定をする余裕もなく、山頂から雪を蹴りながら下りていく ところが時には踏み抜きもあったものの摺古木山から安平路山までは 基本、間隔を置いて大木が植生する穏やかな森で 雪歩きを楽しみながら、正午過ぎに安平路小屋に着いた せっかく天気もいいので、荷を小屋に置いて頂上を目指す 傾斜はどんどんきつくなるが、踏み跡を気をつけれて辿れば危険ではない はるか下の方に安平路小屋が見える 小屋を出て約50分で安平路山2363mの山頂に着いた ここは展望は樹間からのみで、 どちらかといえば、静かな山の雰囲気を楽しむ山頂だったがいい山だった 昨日小屋には1組2名が泊まられてたらしい 今日お会いした方々は3組4名で皆日帰りの人たちだった この山は200名山なのでこの連休に日帰りのハシゴで 中アや南アの300名山の山々を登ってる方もいた まあ、一人でパゲットをかじりながらワインでも飲むか、と思ってたら その後、次々と2名の方が小屋にたどり着いた 酒を飲みながら山談義も楽しかった 翌日、2名はそれぞれに山頂に向かっていった 私は朝景の写真を撮った後、下山方向へと歩き出す ダイヤモンド安平路も見ることができた 昨日苦しんだ摺古木山の直登ルートを避け 周回コースを歩いたが、こちらも踏み抜きの嵐 昨夜同宿の方があまりお勧めできないような雰囲気だった理由が分かる どちらのコースにせよ摺古木山への登りが残雪期のこの山域の難所なのだ 登山道を下りた後、約1時間の林道歩きの後 ホテル木曽路で入浴、道の駅賤母で買い物した後、帰路に着いた

3日夜9時過ぎに奈良自宅を出発、道の駅賤母で1時間半仮眠、午前3時半に林道ゲートに着いて、1時間ほど再仮眠した
午前5時過ぎ出発 昨夜確かに林道の整備状況はそんなに良くなく、おおむね早歩き程度での通行だったが、ゲートから先はそんなに悪くないし、すれ違い場所もそこそこある。酷道とまでは言えないし、ゲート前に停まってた車を含んで2台が私を追い抜いて行った。
今日のお供は、ゴローブーティーエル、泊山行の時はいつもS-8なのだが、前山行の後、まだワックスを塗ってなかったので、こちらにした
やがて谷あいの林道にも明るい日が差し込んできた
林道の路面自体はそんなに悪くはないが、砂地の崖からは今にも巨石が落ちてきそうな雰囲気
約1時間半ほどの林道歩きで、午前6時40分に摺古木自然園の観察舎に到着。ここまでは車で入れたようだ
自然園観察舎の中はこんな感じ
観察舎で林道は終点、ここからは笹原の中を登る
ライトグリーンのメルヘン的な山が見える今日登る安平路山もあんな感じなのだろうか?
標高2000m近くまで登ると、トラバース道に雪が積もっていて、歩きよいとは言えないが、トレースが残っていて迷うことはない
左は周回コース、右の直登コースを行くことにする
笹原がこんな感じで広がることもある。
その後、写真を撮る余裕がなく、匍匐前進を強いられた低木林を経て。もうすぐ摺古木山山頂
ここが摺古木山山頂、ここまで4時間もかかってしまった、途中追い抜かれた方がここで大休止を取っていた。この方は300名山を登っていおられて、明日は黒法師岳とのことだった
摺古木山の先はこんな風景、安平路山が見えると思ったが、その方曰く、あれは手前のシラビソ山、安平路山はあの後ろに隠れているようだ
左側には御嶽山、木曽谷を挟んで間近だけに、噴煙まで見えている
前方左には中アの連峰が見える
真ん中のどしっとした山が、南駒ケ岳、その左肩から空木岳の山頂付近だけがのぞく。右側の少し低いのは多分仙涯嶺。
中ア北部、手前の大きなピラミッドが三ノ沢岳、右後ろに重なっている高いのが木曽駒ケ岳、その右に中岳、宝剣岳と続いて行く
摺古木山を下りた後はこんな感じの森の中を先行者のトレースを辿りながら進む
摺古木山から約2時間 森の中のなだらかな、ピークと言えないようなピークがシラビソ山の山頂、ここまでに東北から来られたという日帰り登山者1名が追い抜いて行った
趣のある形の樹が散見される
まだ葉をつけて樹が多く、樹間からは青空ものぞく
今度こそは、安平路山だ
シラビソ山からさらに40分で今日の宿泊地、安平路山避難小屋に着いた
小屋付近から中央アルプス、少し霞んできたかな
小屋の手前の部屋は土間で、さらに戸があって、その奥の板の間の寝室 の内部、床はきれいで、備え付けのシュラフがたくさん干してある。
これは部屋の名札?寝室は1階とロフトしかないけどね
雪原を安平路山へと向かう
だんだん傾斜がきつくなってきた
今回の目的地、安平路山に登頂!
山頂周辺の風景
小屋から見た時、安平路山の上空に 黒い雲がかかり。ラジオもバリバリいってたので、雷雨来るかな?と警戒していたが、引き続き青空
山頂標識の裏面、稜線を北に辿ると至る奥念丈岳
山頂付近の登山道から南側を見下ろす、赤い屋根が見えますか?
安平路小屋が見えました
下山途中御嶽山も見える
斜面を下る、単色の森に木洩れ日が差す
こちらは、シラビソに混じって樺もいて、青い空をバックに色彩豊か
中ア北部の山々も見る位置角度によって、並びが微妙に変わる
快晴、雪はシャーベットになっているところも増えてきた
森の少数派の樺が何か主張しているように見えたので撮った
その主張を聞く森の樹達
綿をちぎってまいてみた
根の周りは温かい?
小屋に戻ってきた
玄関の戸は壊れていて、持ち上げないとは入れなかった
部屋の中からの雪景色
玄関の土間はドロドロ
こんなのがいるらしい
この寝室にこの夜は私を含め3人、余裕で寝れた、2人とも地元県の方だった
翌朝4時起床、5時頃小屋から這い出し見る中ア展望
安平路山の南稜線
小屋前の朝風景、前回の南ア深南部でカメラが濡れたせいか、調子が悪くて明るさがうまく調整できていない
南ア、左が聖岳、真ん中に上河内岳
双耳峰は池口岳
聖岳アップ、左手前に大沢岳、中丸盛山が見える、兎岳も重なってちょっと見にくいけど、いる
中アに戻って、写真中央の宝剣岳が印象的なギザギザ
高いのは檜尾岳?
ダイヤモンド安平路が見れました、素晴らしい見納めでした
朝の森①
朝の森②
朝の森③
朝の森④
南ア、左の高いのが、悪沢岳、荒川岳、中央のごろんが赤石岳、右側の少し白く光ってるのが聖岳、その右に上河内岳
朝の森⑤
この樹を見て勇気づけられました、もともとの幹は真ん中の引きちぎられたようなのだと思います。その手前から左前に伸びてるのが今のメインの幹。その周りに株立ちのように幹が取り巻いています。折れても折れても、息絶えない強さがあると思います
行きにも目に留まった木が---
ちぎれて、イスみたいな形になってますけど、まだ枯れてないようです
朝の森⑥
別の種の樹が寄り添って生きてる感じ
ここは積雪が消えかけて、笹が出てきてる。夏に登ったら稜線も笹原の印象なんでしょうね
摺古木山山頂から、アルプス最後の見納め、乗鞍岳
穂高連峰、右に槍が重なってる
三ノ沢、駒ケ岳、中岳、宝剣岳
駒ケ岳の左側は、木曽前岳と麦草岳かな?
左奥が空木岳、右手前の大きい山が南駒ケ岳
これは仙涯嶺かな
摺古木山山頂を後にします
帰りは、周回コースを行きます
あれが、摺古木展望台かな?
展望台手前から中ア北部
摺古木山を振り返る
笹の海を行く
いい雰囲気のトラバ道
メルヘンな笹山
積雪もおおむねここで終わり
あの山、アザミ岳というそうで、笹原に覆われ、踏み跡がないらしいです。
摺古木自然観察舎に戻ってきた、ここから5kmの林道歩き
林道から見えていたのは、アザミ岳だった
東沢林道、林道ながら歩いていても気持ちの良い景色が多い
渓流あり
林越しに若葉の山
芽吹きの時期
林道ゲートに到着
このカルビナを外すだけで、5km先に進めたのでした

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