活動詳細
すべて見るやっと!やっとで10年ぶりのヨーロッパ・クライミングツアー。 90日の予定ですが・・・ この活動日記は最初の4日分です。 以下はとっても長文です。 物好きな方以外は飛ばして写真をどうぞ m(_ _)m --------------- 【3/28】Bonnieuxへの長い1日 毎度だけど渡航一日目は超大変。 今回はターキッシュ・エアラインズ。 これを選んだ理由は、フライト日から最短で翌午前中にマルセイユ空港に着くから。羽田発で午前中に着くにはこのパターンしかないんですよね。 でもターキッシュ・エアラインズは食事は美味しかったけど、座席が狭くてキツイくて10時間の耐久時間はツラかった。イスタンブールでの乗り換えは・・・インターナショナルな雰囲気が独特でGoodだけど、でも到着ゲートから乗り換えの搭乗口までの距離が長大で絶句でした。 マルセイユに着いたのはAM10時。 プジョーの新車リースの受取りのために事務所にTELして、迎えに来てもらう。 空港近郊の事務所で契約書類を作ったり諸手続き。 今回契約したのはPeugeot2008です。 車のチェックをして・・・さあ出発!!! 最寄りのガソリンスタンドで最初の給油して順調かと思ったら、いきなり最初に大迷い。ナビの使い方も難解で・・・。なんとかマルセイユ近郊に来たら、10年ぶりだけど意外に覚えているもので、Bouc-ber-air(読みはブ・ベ・レ、アルファベットの無駄遣いですね~)のDecatholon(総合スポーツショップ)に行けて、テントやらなんやら買い出し。 次は、プロヴァンスで6泊する街:Bonnieux(日本ではボニューって読みで一般化されてますが、現地読み且つ、綴り字ルールではボンニューが正しいです)へ。今回予約した民泊は、Bonnieux中心部の12世紀の建物を内装リハウスした4階建ての家。 フランスは昔はGiteで代表されるように、オーナーがツーリストをもてなし兼ねて家の一部を貸すようなスタイルが多かったけど、最近は完全に非対面。オーナーとは顔を合わすこともなく、使用ルールはWhat'supやSignalで送られるファイルを参照するだけ。鍵の受け渡しも玄関のキーボックスの暗証番号をSignalで連絡されてセルフチェックインでした。 20年前はオーナーと一緒に食事したり、周囲の住民とのコミュニケーションがあったりだったのですが、何だかビジネスライクでイマイチな世界になりましね。。。 宿で一息して、次はAPT(アプト)の大型スーパーへ買物。 明日の昼までの食材を買い出し。 宿に戻ったのは19時、夕食作って片付けが終わったら疲れて頭朦朧でした。 --------------- 【3/29】初日はやっぱりBuoux(ビュークス)で。 いよいよクライミング初日。 Buoux(ビュークス)からスタートです。 10時半頃に宿を出て・・・ 駐車場に行くついでに『上の教会』へ散歩。 教会は修復中で立ち入り禁止だったのがとても残念。 車でアプトへ買い出しに行くついでに、村の下のジュリアン橋へ立ち寄り。ここは古のローマ街道上にあって、正真正銘のローマ時代の遺構ですが、なんと20年前までは現役の橋でした。 この橋を車で渡るのは楽しみだったんですけどね~、現役でなくなってしまって淋しいです。 買い出し後、いったん宿へ戻って、買い出し品とクライミング道具を入れ替えて出発。 宿からビュークスまでは10km弱、もうすぐ到着ってところでクライミングシューズを忘れたのに気付いて慌てて引き返し・・・m(_ _)m 岩場に着いたのは14時半頃でした。 で、エリアはドイツ人だらけ。 取り付く島もない状態で、どうしようかしばらくウロウロ。。。 しばらく待ったらいつもアップに使うルートが空いた ♪ そんなわけで・・・ ⚫️Alambic Sortie Sud 6b 10年ぶりだったのでちょっと心配だったけど、意外に快適に登れました。 オクサンとスギウラさんは今日はこれをトップロープトライ。 岩場から対岸に見える遺跡(ビュークス砦)は、かつてのリグリアやローマ軍の拠点だった要塞です。中世以降の宗教動乱や住民蜂起の際にも使われて、業を煮やしたルイ14世の命令によって徹底的に破壊されたそうです。 夕食はレストランを予約してあるので今日は早く帰らないとならない。 時間が中途半端でどうしようか悩んでたら、私のいつものリピート課題をやってたドイツ人が終わったので・・・ ⚫️T.C.F. 7a 私にとってはいつものアップ課題なのですが、最後に登った10年前、当時飲んでた高血圧薬の副作用でクライミング中に激しい目眩に襲われてとても怖い思いをした。 その恐怖感が未だ残ってるので登れるか心配だったけど、意外にも落ちずに調子良く登れました。嬉しいです。 夜はみんなで外食 La Flambée(ラ・フランベ)は、私のお気に入りの店。昔はクライマー達で賑わった思い出のお店です。午前中に予約に行った際に、オーナー(たぶん)のオジサンも健在を確認。お互い『元気だったか?』って挨拶できて嬉しかったです。 店を出たらみんなで夜の街をお散歩。 上の教会に入れないのとライトアップがないのが重ね重ね残念。 楽しい1日でした。 --------------- 【3/30】Orgon(オルゴン)のち、観光。 朝からどんより曇り空。 雨もパラついて、モチベーションだだ下がり。 メンバー皆さん同じようで「〇〇岩場へ行きたい!」って積極的な意見が出ないので、思い切って私の課題があるOrgon(オルゴン)へ行くことに決定。長年の課題を1回だけトライさせて頂いて、早上がりして観光に行こう!ってプランになりました。 12時半、岩場に到着。 で、トライしたのは・・・ ⚫️Benjamin bigoudi 6a+ いつものアップ課題。オルゴンを知るにはまずここからって感じのルート。 ⚫️Fox et Mathews 8b 10年前は意外にムーブが出来ていい感じだったのですが、今回は全く全然ダメ。ホールド・スタンスが染み出しでシケシケだったのもあるけど、体が全然岩に対応できてない感じ。あまりにもダメなので途中敗退でした。 結局15時に岩場を撤収。 ここから観光です。 まずは近くのサンシクスト礼拝堂(Chap St-Sixt)。 絵葉書の写真によく使われる礼拝堂ですね。 次はレ・ボー・ド・プロヴァンス(Les Baux-de-Provence)。 中世のお城跡で有名ですね。 南仏宮廷文化が盛んだった頃の中心地の1つ。 そしてアルミ原料のボーキサイトの名前由来の村。 レ・ボー(Les Baux-de-Provence)はすごい観光客の数でした。 帰りはサン・レミ・ド・プロヴァンス(Saint-Rémy-de-Provence)を経由。 途中のローマ遺跡にちょっと立ち寄り。 宿に帰ったのは19時でした。 明日は完全な雨予報。 クライミングはせずに観光予定です。 --------------- 【3/31】ポン・デュ・ガールとゴルドへ観光 朝からガッツリ雨☔ 何となく早起きしてしまい、6時頃にリビングに降りた。 ボーっとした頭で写真のPC取り込みしたり、遅延気味のブログを書き進めたり・・・。 朝食はスギウラさんが作ってくれた。 10時頃に宿を出た。 雨は少し小降りになったている。 まずはキャンプ場へ。 さくらんぼ畑の、桜の花を撮りたくて・・・。 キャンプ場はまだ営業前。以前よりも区画が拡張されて、さくらんぼ畑の中もキャンプスペースに変わっていた。 ラコスト(Lacoste)経由でN100へ。 ラコストはサド侯爵が隠れ住んで禁本を書き続けたお城として有名。私が初めて訪問した30年前は村は寂れきっていて、城趾も完全な廃墟で、規制もほぼなく廃墟の中を色々散策できたのですが、2000年過ぎた頃だっけ?ピエールカルダン財団が買い取って修復開始して、ただし非公開で立ち入りも出来なくなり眺めるだけになった。村も財団が服飾関連のスクールを設置したり、フェスを催したりで一気に賑わうようになって30年前とは大違い。 アヴィニョン(Avignon)を通り抜けて ポン・デュ・ガール(Pont du Gard)へ。 雨なので下から見上げるだけかなぁ?って思ってたら雨が止んでくれた♪ ラッキーですね。 ポン・デュ・ガールは西暦50年頃の建造されたローマ水道橋。 ニーム(Nîmes)から50数キロ離れた水源地から水を引くための施設の一部ですが、現存するローマ水道橋としては「三大の1つ」と言われています。 ゆっくり歩いて色んな角度から写真を撮りました。 観光客多いです。 今日はイースターだったんですね、どうりでです。 ポン・デュ・ガールに着いてやっと気づいたのですが・・・ 朝から時間を確認するたびに、皆が混乱してたのですが、今日から夏時間になってたんですね。スマホは自動修正されるのに、カメラや車の時計は修正されてなくて・・・大混乱でした。 お土産屋を物色して・・・ 駐車場に戻って持参のパンを食べて・・・ 次はゴルド(Goldes)へ ビューポイントで写真を撮って・・・ ゴルドからはルシヨン(Roussillon)を経由してボニューへ。 久しぶりにボニュー駅(とっくの昔に廃線ですが)へ立ち寄って・・・宿へ戻りました。 観光三昧の一日😃
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