オオトチノキ 戻る 次へ

七面山 心身浄化の登詣山行の写真

2024.03.19(火) 13:09

オオトチノキ

この写真を含む活動日記

80
20

13:09

15.1 km

1659 m

七面山 心身浄化の登詣山行

七面山・身延山 (山梨, 静岡)

2024.03.18(月) 2 DAYS

ちょっといつもと違う目的で信仰の山「七面山」に行ってきました。参道ということもあり、道は整備されていますので歩きやすかったですが、ずっと登り、ずっと下りはきつかった。 駐車場が少ないということで北参道入口角瀬タクシー(1700円程度)で七面山山門登山口へ。山門、各休憩所のトイレは使えないとのことで、角瀬の公衆トイレでしっかり用を足して出発です。こちらの道は狭いですが走り易いようです。新しい道も作っていました。Googleナビ来ると赤沢宿を通るルートをおしえてくれるそうですが道が狭すぎて怖かったという方が何人もいました。 山門をくぐり、杉並木の登山道を50個の石灯篭とありがたい言葉を読みながら、時々見える富士山と南アルプスを遠くに見つつ、ゆっくり、一歩、一歩、歩みを進めていきました。肝心坊(13丁目)、中適坊(23丁目)、晴雲坊(36丁目)の休憩所で一休み。29丁目からチェーンスパ装着です。 敬慎院のお坊様に挨拶して、階段上って随身門からの有名な額縁富士に感動!! 晴天富士山の絶景を見ながらコーヒータイム。七面山山頂は眺望がないので明日にして、ゆっくり富士山の景色を味わいました。一の池の散策で一日目の山行は終わり。 登り4時間15分の山行、黙々と登り、自分に向き合える時間という意味が分かりました。 敬慎院でのご参籠は七面大明神御開帳と朝夕のお勤めに参加します。18日は敬慎院に関わる和尚様全員揃ったとのこと、それは見事な読経で、魂が揺すぶられました。ものすごい迫力でした。参籠はいい経験です。 2日目はダイヤモンド富士だったようです。が、生憎の曇り、富士山頂は雲の中でした。七面山山山頂へ。ケーブル小屋の右から行くのを左の尾根つたいに行ってしまい、途中で気づいて正規ルート復帰。途中数か所急登もありますが、ゆっくり行けば危なくないです。下山時にゆっくり、見ごたえあるナナイタガレを見ながら、アルオガセの森の中を歩きます。敬慎院⇔七面山は2時間弱の行程です。 さぁ、長い下りの北参道、あまり手が入っておらず、人が歩いて踏み固められて道ができているだけとお話を聞く。二の池、ご神木、奥の院、影嚮石、明浄坊までは雪がありました。踏み固められ歩きやすい道でした。 ご神木へは参道が右に外れて、400m下ります。こちらはトレースはありますが踏み固められていませんので足首上まで埋まります。ご神木から奥の院はトレースなしです。YAMAPとロープの目印で行けましたが、注意してください。23丁目でチェンスパをとりました。参道は荒れていませんが、長い・・・結構長い・・・下り。淡々と続く下りに太ももが悲鳴を上げました。ソロの辛さを久々に感じました。やっとの思いで神通坊の鳥居をくぐり、一足早く、モクレン、桜を見て、心身を癒し、帰路につきました。 登り4時間15分、標高差1238m、下りの6時間、標高差1866m。 苦行の先のご褒美絶景、お経、そして達成感の七面山登詣でした。