意中の方々との再会!大野山・高松山縦走

2024.02.24(土) 日帰り

活動データ

タイム

08:31

距離

28.6km

のぼり

1995m

くだり

2046m

チェックポイント

DAY 1
合計時間
8 時間 31
休憩時間
16
距離
28.6 km
のぼり / くだり
1995 / 2046 m
8 32

活動詳細

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上京して初めて登った山は月並みな高尾山。暫くして塔ノ岳の大倉尾根の存在を知り、初挑戦したときは腿やふくらはぎが悲鳴を上げ、ヨレヨレの状態で登頂したことを覚えています。これほど苦労したのに、なぜかこの山が気に入り、登り始めてかれこれ十数年で、登山回数は三桁に達しています。 丹沢の魅力は、過酷な山行と山頂からの壮大な眺望。そして、かつてはこれに加えて登山道入口に鎮座していた美人姉妹の存在がありました。登るときは笑顔で背中を押してくれて、下山してきたときは微笑で苦労をねぎらってくれる。そんな彼女たちが、突如として居なくなった時の喪失感はいまでも忘れられません。大野山に引っ越されたのを知って、早数年。かつての塔ノ岳の女神は今では大野山の女神となっております。 そんな彼女達に会いに今回は大野山を選択。久々の再会に感動するかと思いきや、第一印象は『デカい!』。女性に対してこのような物言いをするのは失礼だと分かってはいますが、思い出の中の彼女達と比べて、かなり立派に成長なされている様子だったので、かなり驚きました。兎にも角にも素敵な笑顔に励まされ、いざ大野山へ。 本日の天気予報はどの予報も晴れのち曇り。朝方は霧が残っていましたが、そのうち晴れるだろうと思っていました。登り始めると、そこは水墨画の世界に入り込んだかのような幻想的な空間。景色に見惚れて歩が進まず、これで山頂に着いたら晴れ渡って富士山が観れるのか、と楽天的な妄想を抱いて大野山山頂に着いたら、まさかの曇天+眺望ゼロ。即座に先に進みました。 今回の縦走路で気になったのは、小毛坊ノ頭から日影山を通って秦野峠に至る破線ルート。小毛坊ノ頭から日影山までは積雪の上に足跡もありそれ程難しくもなかったのですが、日陰山を過ぎるとなぜかとたんに足跡もなくなり、道も判りづらく、急勾配のアップダウンや痩せ尾根が連続するなど、急に破線ルートの本性を露わにしてきます。実際、秦野峠に到達し、破線ルートを抜け出したときはかなりホッとしました。 あとは一般道をサクサク進みましたが、結局雲が取れたのは14時を回った後で、松田山を過ぎたあとで、小田原の街並みや富士山などの眺望を楽しむことが出来ました。最後はまつだ桜まつりに立ち寄り、少しピークを過ぎてはいましたが、桜や菜の花を堪能してきました。今回もいろいろ勉強になった山行でした。

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