初めての「恵みの森」

「恵みの森」ってどこなのという感じで行ってきました。仲間に誘われ少し下調べをしながら出かけましたが初めて聞く地名。只見町から尾瀬にはよく行くのですが、そのルートから外れていくところ。長閑な集落を超え、しばらく細い道を走って恵みの森のスタート地点に到着。誰もいない、車は私たちの車一台のみ。その先は舗装されていない草道。簡易トイレはありました。 　少し歩いていざ沢に突入。緑の木々に囲まれた沢を歩いたのですが、雨も降らない日が続く中で、水量もそれなりで危険なところもなく、川の舗装道路を歩くような感覚でした。只見町にこんなところがるとは知りませんでした。これは「恵みの森」というよりは「恵みの沢」の方があっているような感じです。人もあまり入らないような感じですが、それなりの整備もされているので、来る人もそれなりにいるのだろうと思います。登山の沢登の沢とは違い、いたって安心して歩ける沢です。今日は貸し切りでした。仲間はやり放題だとか言っていましたが、なにをやるのでしょうか？？？ 　最初、多少は虫がいましたが、歩いているうちに徐々に虫もいなくなりここちよい沢歩き。アブもいないしクモの巣もなしでした。ただ初めてのところなので、この先どうなるのかと思いながら歩きましたが、平坦な川床が続くのみ。時折、周りの原始林や、魚影を見ながら、さすが南会津と思ったりしました。自然はありがたいです。でも自然すぎて一人では来る気がしません。これからの紅葉の季節にまた来ましょうと仲間と約束。沢と紅葉のいい写真が撮れそうです。ちょっとかわった「恵みの森」と整備をされている方に感謝です。