エメラルドグリーンの水。これだけで癒させる。八間滝までに十分に癒される 戻る 次へ

瀬場谷・八間滝遡行(愛媛県)の写真

2023.07.15(土) 10:19

エメラルドグリーンの水。これだけで癒させる。八間滝までに十分に癒される

この写真を含む活動日記

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06:49

7.8 km

1035 m

瀬場谷・八間滝遡行(愛媛県)

東赤石山・西赤石山・物住頭 (愛媛, 高知)

2023.07.15(土) 日帰り

今夏初めての沢登り。一発目は八間滝遡行。 私のよーなエセサワヤが大滝などと、、、 しかし、行かねばならない。 なぜ?ワタシニモワカリマセン 八間滝遡行は、2P50m。 ちなみに瀬場では何度か遡行したが、八間滝は見たことがなかった。 まだ見ぬ大滝に不安を覚えながら、「俺に登れるか?」と自問自答しながら今日を迎えた。 同伴者はマスターズのお二人。勿論私めがリードでございます。 7:00過ぎに登山口に到着するも、あいにくの小雨。まあ、濡れるからいいけどね。 今日の八間滝、本当はKing様や山猫の兄貴と一緒に来て、まずはセカンドで〜なんて考えてたときもあったのですが、やっぱりそれじゃあダメだろうと。力のあるクライマーと行くとどうしても甘えてしまう。行くんだ!行けばなんとかなる!たぶん 車の駐車場所から即入渓。なるべく滝を巻かずに行こうと決めていた。 一発目の小滝もなかなかの曲者。 力をつかっちまったぜ(^_^;) しかし、マスターズの疲労が早くも出始め、やむなく適度に巻きながら八間滝に向かうことに。 このへんを巻かずに全てアタックするのも面白そう。そして、、、 八間滝、初めて見ましたが、荘厳というのでしょうか。見るものを圧倒する雰囲気がありました。見るだけでも一見の価値はありますね。 コレノボルノ? ただ、今日は見に来たのではなく攻略するためにきたので、早速オブサベする。 向かって右が左岸、左が右岸でしたか? でいうと左岸行けそうに見えるが、、、 右岸1P目は簡単かな? とりあえず右岸攻めに決定。 ただ、少し上がったところでロープを出す。 確実に行くために。 ピッチを切るところまでもなかなかに悪い。 全然簡単じゃない🥲 岩はヌルヌル。 油断できない。タワシで一心不乱に岩を磨く! ごしごしごし! ゴルジュハンマーも大活躍! ハンマー決めて立ちこむ!持ち手も足もヌルヌルで緊張感が半端ない。 そしてなんとか1P終了点到着。セカンドとサードを引き上げ、さらに上へ。 水量が少ないとはいえ、そこはやはり滝。 半端なく水が顔を叩いてくる!前が見えん! そして体温も奪われていく。 圧倒的な水の力に心が弱気になる。 心の声「かえりてー🥲」 しかも、水量増えてきてない?! だけどここで引けない。 行くんだよ!と心を奮わせる! ルートも合ってるかどうか分からないが、行けばある!ガバが!そう信じて立ちこむ!その連続。 そして、なんとか抜ける。 軽くこなしてきましたわー笑 と言いたかったが、結構必死😆 セカンド、サード共も無事あがってきた。 この後はマスターズの疲労もあり、早々に登山道に出てPへ。 今回の遡行では反省点が多くあった。 情けないが、エセサワヤなので仕方がない。 自らの不甲斐なさを記録し、初心を忘れないようにしたい。 1、リードをシングルロープにて遡行したこと。ダブルとシングルの使い分けをよく理解していなかった。ダブル→めんどくさ シングルで行けるならそれでいいんじゃね? →大失敗🥲 今回の遡行は、間違いなくダブルだった。ロープが屈曲して、2P目の途中でロープがどこかに噛み込んだ気配🥲足元もおぼつかないのに、股の下に手をやり綱引き開始。ぐおおあおああお、こいやあああ。こんなところでずっといたくねー、の声が届き、なんとかロープを引けた。しかし、終了点についたところでジエンド。なんとか引き上げシステム作るも全く引けなくなった。セカンドへの合図はホイッスルにしていたが、滝の音で聞こえず。もはや気がついてもらうしかない状態。なんとかセカンドが気がついてくれてことなきを得たが、ロープ選択の重要性を認識した一件であった。 2、八間滝を抜けた後、やはりマスターズの力がつき、先行していた私の後方から「登るよ!」の合図。この合図を「登山道まででて戻ろう。」と解釈。少し離れていたが、それぞれの位置から登山道まで上り詰めることに。だが、その結果、お互いの位置が見えなくなり、はぐれてしまった🥲ホイッスル吹けども、やはり沢の音で聞こえないようだ。こうなると、先の合図も本当に登山道まで出ようだったか不安になってくる。こんなことなら、ちゃんと意思疎通すれば良かったし、同じ場所から登れば良かったと後悔。結局先に登山道まででいたようで、Pまで1人で戻ったところ、後から2人が降りてきた。今回CLとしては失敗だろう😔 そんなこんなで反省点も多い遡行となったが、目的の八間滝は無事登れたし、この点は良かったし、痺れるクライミングだったと言えるだろう。