−27.5℃ 天使の囁きダイヤモンドダスト 奥日光戦場ヶ原

2023.02.20(月) 日帰り

活動データ

タイム

00:00

距離

0m

のぼり

0m

くだり

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活動詳細

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奥日光戦場ヶ原のダイヤモンドダストです。 無風快晴で放射冷却により冷え込みました。 手元の温度計では、最低気温−27.5℃ 実際には、足元、地表に近いところに置いた温度計ですし、きちんとした地上1.5mで百葉箱のような計測ではありませんので、あくまで参考です。 ちなみに、INは本体の温度計、OUTは配線の先についたセンサーの温度計です。 普通に部屋とかに置いておくと同じ温度を示しますが、戦場ヶ原などで車から持ち出して計ると、OUTはセンサーが敏感でぐんぐん下がりますが、INは計測に時間がかかります。 おそらく正式に計測したならば、−25℃ 前後ではなかったかと思います。 西高東低冬型の気圧配置の寒波中よりも、冬型が崩れて移動性の高気圧の中心が朝方に関東の真上にあると、無風快晴となり放射冷却で極端に冷え込みます。 少しでも高気圧の中心が西日本に偏っていると、等圧線の間隔が開いても、等圧線が1、2本、本州にかかってしまい弱い冬型の気圧配置か残ってしまうと、日本海側は降雪が残り、北西の風に乗って雪雲が栃木県境の山々にかかり、戦場ヶ原にも風が出てしまい放射冷却が起きず、冷え込みませんし、霧氷が着くこともなくなってしまいます。 朝方、移動性の高気圧が関東の真上にあると、戦場ヶ原は無風快晴で放射冷却で冷え込みます。 今回はバッチリ無風快晴となりました。 中禅寺湖は−8℃。 中禅寺湖街から竜頭の滝や千手ヶ浜方面を見ると、湖水面から霧状の蒸気が立っていて、戦場ヶ原の冷え込みを確信しました。間違いなく湯川、そして竜頭の滝沿いに戦場ヶ原の冷気が降りてきている証拠です。 6時20分、菖蒲ヶ浜からグイグイと気温が下がり、車載温度計で竜頭の滝下の橋で−14℃、竜頭の滝上の橋で−16℃、戦場ヶ原で−22℃。 今はこの時間に日の出ですが、戦場ヶ原は東に男体山があるため、日の出は7時半頃で、まだまた冷え込んでいきます。 今回は、カメラは断熱効果のあるバックに、バッテリは胸のポケットに入れて日の出を待ちましたので、電源が切れることはありませんでしたが、液晶画面は切れてしまいました…。 戦場ヶ原はどちらかというと乾燥しているので、密度の濃いダイヤモンドダストではありませんが、綺麗なダイヤモンドダストを見ることができました。 写真より、動画のほうが良く録れていますのでそちらをご覧いただけると嬉しいです。

動画

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