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1日目 中宮温泉から大笠山(そして笈ヶ岳へ)の写真

2022.05.03(火) 09:50

白山が

この写真を含む活動日記

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11:04

17.2 km

1974 m

1日目 中宮温泉から大笠山(そして笈ヶ岳へ)

大笠山 (富山, 石川, 岐阜)

2022.05.03(火) 日帰り

5月3日(火)「晴れ、夜は強風」 (憲法記念日)道の駅瀬名で4時過ぎに起床して、新中宮温泉センター駐車場へと移動する。登山準備を済ませ、廃スキー場の右手ゲレンデからアプローチするが、左手に渡ろうとしたら、沢が流れていた。意外と音を立てて流れているので、渡渉出来ないと思い、アッサリと諦めた。でも右手はドン詰まりのように見える。エスケープコースがあるのではないかと思いながら歩くとあったあった。ほぼ水平道で少し虚しいが、暫く行くと狭いゲレンデが合流し、上部に登るようになった。ちょっとブッシュが五月蠅いが、登り詰めるとスキー場内の林道に出た。ゲレンデは続くようだが、ブッシュが五月蠅さそうなので、急がば回れでゲレンデ内林道を歩く。水平道で虚しいが仕方がない。標高も上がると白山が見え出した。白山一里野温泉スキー場のトップと同じくらいの高さになると、道の駅瀬名上部にもあった廃スキー場のトップ白い構造物が眩く光る。林道から稜線までは、地形図からは指呼の距離なのだが、ショートカットコースは見つからなかった。暫し歩くと廃スキー場のトップ辺りに抜け、待望の登山道が現れた。此処からは登山道を歩くが、余り上下動は無い起伏の緩やかな道が続く筈だ。暫く歩くと赤テープが出て来た。どうやら林道に降りるショートカットコースのようだ。尾根上からは良くわかるな。1052.1m付近からは残雪も現れ出す。暫く残雪は、有ったり無かったりだが、平均的には、徐々に増えていく。長いコースなので焦らず歩くしかない。この周回を、日帰りで熟す猛者もいるから吃驚だ。自分は元々体力も無く、正直向いていないと思うが、秘境に行って見たい。誰も見ることが出来ない絶景を見たいとか、難しいコースに挑戦したいという興味はあるので、それなりに続くのか。1064mを越え「やどみ尾展望台」へと到着した。標高は1300mくらいか。次のピークは1339.8mの中宮山だ。この先は、稜線が右往左往しながら徐々に高度を上げる。また、複雑な稜線なので面白い。大瓢箪山に到着する。気分的には2/3程度は来たのではないだろうか。大笠山も近づいて来た。でもまだまだ長い。この辺りからは、宝剣岳、錫杖岳、笈ヶ岳のルートハンディングしながら足を進める。事前の情報では「時期遅し、ブッシュに埋まっている」とあったが、何とか抜けなければ、往路を戻るのも辛い。あと多度山一つと呪文を唱えながら歩く。でも中々進まない。千丈平も迫ってきた。千丈平は大きな平坦地で、桃源郷のような雰囲気だ。また来るなら千丈平でテント泊したいものだ。疲れも出て来て、中々足が進まない。左手に大きな窪地が見えた。多分地形図にある池だろう。笹のブッシュを掻き分けて進むと、やっと大笠山に飛び出た。やったぞ!。もう笈ヶ岳も横に聳えている。頂上には、残雪は無かった。少し北へ歩くと避難小屋だ。避難小屋を望むと、登山者が4名ほど登って来る所だった。今日は一緒に寝させて貰おう。小屋に到着し、挨拶する。他3名も後に続くので、今夜は8名になる。外で雪を溶かし、水を3リットル程度作り小屋に入った。登山者は、南砺市の登山メンバーだった。ご厚意で酒と摘みを頂戴し、良い気分になった。結局、自前の食事も作らずに就寝してしまった。 @小屋で一緒させて戴いた、南砺市(山岳会)の皆様(7名)、ビール、日本酒(成正)、ニッカウイスキー、イカの一夜干し、アユ、蟹爪、筍などなど頂きまして、本当に有難う御座いました。お陰様で、笈ヶ岳まで無事に行けました。😊 2日目 https://yamap.com/activities/17108527 ●場所● 大笠山&笈ヶ岳 2万5千:中宮温泉・市原 5万:白川村・白峰 ●日時● 令和4年5月3日~5月4日 ●行動概要●(石川県・富山県・岐阜県 36 度19 分12.69 秒 136 度47 分21.22 秒) 1日目 白山一里野温泉スキー場⇒中宮温泉センター⇒中宮山⇒大瓢箪山⇒大笠山⇒大笠山避 難小屋 2日目 大笠山避難小屋⇒大笠山⇒宝剣岳⇒錫杖岳⇒笈ヶ岳⇒小笈ヶ岳⇒シリタカ山⇒冬瓜山 ⇒山毛欅尾山⇒登山口⇒白山一里野温泉スキー場