撃沈💦トムソーヤの大冒険（天人峡から化雲岳・トムラウシ山ピストン👊）の写真

撃沈💦トムソーヤの大冒険（天人峡から化雲岳・トムラウシ山ピストン👊）

大雪山系・旭岳・トムラウシ(北海道)

2021.09.04 (土)日帰り

oyadi（おやぢ）

前日は20時くらいにベッドに潜り込み、深夜0時半頃に起床。準備をして1時過ぎに天人峡に向けて出発です。 野生動物との激突が怖いので超安全運転で。 途中、美瑛のローソンで買い物して天人峡には4時頃到着です。 前日から駐車していると思われる車が2台。当日、登る中では一番のり。 明るくなるのを待っていたら2台登山者の車がきました。 1台の車のペアは5時くらいにスタート。 私は5分遅れの5:05スタートです。 今日は天人峡温泉登山口スタートで、化雲岳、トムラウシ山に行って戻ってくるトムソーヤの大冒険。 自分の下調べだと距離は35km以上、行動時間10時間以上の大冒険。 自分のお山行動時間では最長になること間違いなし💦 楽しみ7割、怖さ3割の大冒険のスタートです。 入林届を書きます。 5分前に山に入ったペアの行き先をみたら...「トムラウシ山往復」に丸が😲 おーっ、他にも物好きがいたー😂 ちょっと心強く感じたり😅 最初は急な斜面をジグザグに登って行きます。 それが終わったら緩く登り滝見台に到着です。 滝見台からは羽衣ノ滝や旭岳が見えます。 滝見台から第一公園までが長い...走れる所は走りましたが長い💦 我慢して進むと湿原に木道が整備された第一公園に到着です。 ここの木道は走りましたよ。 ここまでは、まぁ良かった。 第一公園が終わってちょっと進むと登山道と沢が交差する場所に...。 登山道が滝になってるんですけど💦 えっ？これが登山道で合ってるの？😲って思いましたよね😥 YAMAP見て登山道で合ってるか確認しちゃいましたよ😅 事前に確認した本のどれにも沢登りなんて書いてなかったんだけど何故に？😲 本に書いてなくても、沢登りっていうか川登りっていうかになってるココが登山道なんだから進みます。 ここからが川、川地獄の始まりでした😢 深い所では膝下まで浸かるくらい水が溜まっていたり、流れていたり。 底が土の場所はシューズ全体が泥に沈みます💦 周りの笹、松から露も浴び、全身ずぶ濡れね💦 あっ、ちなみに今回はスタート前の気温があまりに低かったので、スタート前に家から着てきた服装をチェンジしました。 チェンジした結果がこれ↓ね。 上：ファイントラック・ベースレイヤ・ノースリーブ、蛍光黄色半袖Tシャツ、mont-bellソフトシェル 下：ティートンブロス短パン、mont-bellクロスランナーパンツ あとはmont-bellのゴアテックスレインウエア上下をザックに入れました。 残雪がある夕張岳でも短パンで登り寒くなかった自分が長ズボンなんですよ😅 寒さを悟ってください。 この着替えが大正解でした。 調子に乗っていつも通り半袖・短パンで、レインウエアしか持たなかったら、途中で止めて戻っていたか、低体温症で救助を呼ぶか死んでたと思います。まぢな話ね。 川、川地獄が長いこと長いこと何キロあったんだろう？ 3kmくらい？🤔 絶えず膝から下が冷水に使ってる感じで足元からどんどん冷えましたね。 冷えることと、深さの分からない川に足を突っ込みながら進むことに身も心も疲れ果てました。 ここで本日のトレランに対する気持ちはポッキリ折れてしまいました😢 トムラウシ山まで行って帰ってくるということ自体には心折れてないのですが、「走る」ってことはどうでも良くなっちゃいました😥 ここからは、はい「登山」です😅 大冒険終了💦ちーん😰という訳にもいかないので、もう少し続けます😅。 川、川地獄が終わったあとに先行していたペアに追いつきました。 ちょっとお話。 1人は昨年の同時期にこのコースを登ったそうですが、その時はこんなコースじゃなかったと😥 やっぱり普通の状態じゃないんだーと思いながら先に進みます。 走ることに対する気持ちは折れましたが、川、川地獄のあとの景色は最高でしたね😊 小化雲岳の横を通り、化雲岳に向かって進みます。 この時は太陽☀️も出ていて、動いているうちに濡れたウエアもだいぶ乾きました。 太陽に救われましたね。あっ、あとファイントラックのベースレイヤにも救われたな、今回は。 誰もいない化雲岳に到着。最近登った山で山頂に人がいないの久々かも😅。 写真撮ってトムラウシ山に向かいます。 分岐の標識には5kmって表示されてます。 トムラウシ山に向かおうとしたら、向かう方向から登山者が。 ちょっとお話。 その方はヒサゴ沼にテン泊してたらしいですが21-24時頃にかなりの雨が降ったそうです。その雨が川、川地獄を作り出していたようです😥 前日に多量の降雨があったときは天人峡温泉コースは全くお薦めしません、はい😥 大冒険は終わっちゃってますが、走れそうな所は走ります。 だけど、冷え冷えになった脚は動き悪いし、疲労がいつも以上に溜まっていきます😰 でも、でもホント景色は最高でしたね😊 来て良かった😊 お山、湿原、沼、ロックガーデン（要は広ーいガレ場な😅）と全て最高👍️ ロックガーデンを含めたいたるところで、ナキウサギの鳴き声がします😊 （姿を見つけることは出来なかったけど😅） そんな最高な中、トムラウシ山を目指します。 ロックガーデンは、迷子になりやすいですね。 黄色いペイント、ピンテ、誰かが積んでくれた石を見落とさないように進みます。 暑くなってきて、ソフトシェルを脱いで半袖Tシャツでトムラウシ山の頂上を目指します。 途中から雲が入ってきました。午後は雨が降るという予報も嘘ではなさそうな感じになってきました。 走ることを断念しているので、想定より大分時間が遅れてます。 もし、ガスガスになった場合、あの見えにくい印を探しながら進むのはとても時間がかかりそうなこと、往路の感じから復路（下り）だからと言って大幅時間短縮できるコースじゃないだろうことから、頂上に着いてなくても6時間くらい経過したところで引き返すことにして進みます。 5時に出発してるので、往路6時間、復路6時間で、下山が17時です。山の日の落ち方を考えると良いところでしょう。 なんとか、ギリギリ6時間をちょっと切るくらいで頂上に到着です。 頂上はガスガスで景色全く見えず。 あれ？そう言えば夕張岳、十勝岳、旭岳、白雲岳、羊蹄山、今回と大きめのお山ではほとんど頂上からの景色見てないかも💦 むむむ、俺ってガス男？🤔😂 まずはソフトシェルを着て冷え防止。 写真撮って、飲み物をソフトフラスクに詰め替え、エネルギージェル摂取して、レインウエア上を着ました。 戻ろうかと思ったところに、同じ天人峡から登ってきたペアが到着しました。 このペアも天気が崩れそうなので、直ぐに戻るとのこと。 川下り、心折れますね😅とか言葉を交わし、私は頂上を下ります。 案の定途中から雨が...。 大冒険では帰りにヒサゴ沼の非難小屋にも行ってみる予定でしたが、それは止めて真っ直ぐ下山です。 雨に風がつかないことを祈りながら進みます。 雨は降ったり止んだりの繰り返し。 途中でガーミンさんから、俺もう眠たいよー、のアラートが💦 スマホ充電用にモバイルバッテリーは携帯してたけど、ガーミンの充電ケーブルなんて持って登ってないし💦 スマホの充電は大丈夫そうだから、ガーミンさんは眠くなったら、いつでも眠ってね🤗と放置して進みます。 帰りは3人くらいとすれ違ったかな。みんなテン泊装備くらいのザックね😂。 8Lトレランザックでトムラウシ山と化雲岳の間をうろついているのは自分くらい💦 帰りは、益々歩き率高まります。 それでも自分の脚で進まない限り終わらないんだから頑張って進みます。 で、川、川地獄の下りへ。 ちょっと水量が少なくなった？🤔 それでも相変わらずの川😢 もう、この頃は大分疲労が...。 こういう時は危ないので注意して進みます。 注意していたつもりでしたが、脚を滑らせ転倒し右脇を痛打😥 もう、川下り嫌い😢 長ーい、川、川地獄を何とかクリア。 第一公園を過ぎて森の中へ、この道が長いこと、長いこと。 行きよりも何倍も何倍も長く感じます💦 滝見台まで来て、やっと後少しという実感が...。 最後のジグザグを慎重に下ってゴール👍️ 往復でほぼ12時間かかってしまいましたが、何とか日帰りトムラウシ山までのピストン終了です💪 本気で疲れましたね😂 休憩してたらペアも無事に下山😊。 ちょっと休憩してから、白金温泉まで移動して温泉にドボン。 あまりに眠いので車で仮眠してから栗山に戻ったのでした。 栗山到着はほぼ24時。 無事に帰宅してお山遊び終了です。 まだまだ、心も身体も鍛え方が足りないことを再認識したのでした😅 おつかれ山でした😊 ※思い出したら、後で追記するかもしれないけれど、取りあえずアップ・公開します。