道東４日目：阿寒富士、雌阿寒岳

オンネトー登山口からスタートし、阿寒富士、雌阿寒岳、雌阿寒岳温泉登山口経由で左回りに一周するコースです。 スタート直後の階段は破損が激しく、使うには少々危険。申し訳ないですが、階段脇の坂を登ります。その後は木の根が多いコースが続きます。木の根が多いと歩きにくいのは確かですが、歩幅を小さく取ることができるのでゆっくりにはなりますが、疲労が軽減でき、私は好きです。速い方は嫌でしょうね・・。足を抜くとき根っこに引っ掛けて転ばないように注意して進みます。 5合目を過ぎると森の中は終わりで視界が開け、でかい阿寒富士が目の前に。去年はあのジグザグ急登りにびびって断念しましたが、今年は登る気満々ですよ～。阿寒富士の登り口までは緩やかな登り下りがあります。下から見上げると頂上まで見えないため、少し不安になります。小石が多く、靴がめり込むので確かに上りにくい。なるべく前の方が残した足跡の上をなぞって、めり込まない所を探すのですが、なぜかそのような都合のいい足跡があまりありません。それは下るときに分かったのですが、下りは靴を小石にめり込ませながら大股で素早く歩けるからでした。小石の急坂と格闘すること30分ようやく頂上に着きました。本日の天気は上々で、ほぼ360°の風景が楽しめました。 阿寒富士の下りは速いです。登りの約半分という感じですが、落石を出さないように要注意です。そこから雌阿寒岳までの風景も素晴らしかった・・。残念ながら雄阿寒岳は雲がかかっていました。雌阿寒岳頂上に着いて景色を楽しんだら、少し下がって阿寒湖を見ながら昼食。有名なセイコーマート110円スパ。これホントにすごいコスパだと思いますよ。去年はアブがたくさんいて食べにくかったのですが、今年はそれが無くてゆっくり食事を楽しめました。 雌阿寒岳下りは強烈な火口を眺めながら進んで行きます。ハイマツに囲まれた岩の多い道の下りが続き、やがて森の中に。感じはオンネトー登山口と似ています。雌阿寒岳温泉登山口からオンネトーまでのハイキングコースは地図によると両方向とも同時間となっていますが、平坦ではありません。両方向とも歩き始めは登りですね。どちらかというと、雌阿寒岳温泉登山口からの方が標高が高いため、楽だと思います。 オンネトーに着くと湖面が滑らかで静かな落ち着いた雰囲気。キャンプ場にいる鹿を見ながらゴールの駐車場に到着です。天気もまずまずで眺望を楽しめた良い登山でした。