虚空蔵山
虎丸山・那智山・本宮山
(香川)
2026年02月16日(月)
日帰り
虚空蔵山に登る。標高は控えめながら、道中には石仏が点々と並び、どこか人の祈りの残り香を感じさせる山である。苔むした表情は穏やかで、こちらの息切れなど意に介さぬ様子だ。
山頂に立てば、讃岐の田園と低山の連なりが霞の向こうに静かに広がる。晴天の派手さはないが、その代わり妙に落ち着く景色で、しばらく何も考えず眺めていたくなる。
派手な絶景を期待して来るより、「少し歩いて、少し考えを休めたい」日に向く山。そういう気分の時には、実に都合のよい相手である。