湖東の未踏峰を車でつなごう!
高畑山・那須ヶ原山・油日岳
(滋賀, 三重)
2026年05月10日(日)
日帰り
16時までに帰宅できるコースを探した結果、車を使い湖東に点在する未踏七峰を繋げてみようと、早朝4時半に出発。1月以来5カ月ぶり車でのアプローチ。国道1号線を下り鈴鹿峠を越え、土山の道の駅に5時半到着。トイレを済ませ準備して再出発。甲賀町の岩室口バス停付近に車を停めます。
1峰目は鑵子山。YAMAPを起動させて長坂山に向かいます。ココは2度目。その時に気付かなかったのか、後で認定されたのか不明ですが、僅か500m北方に鑵子山。YAMAP地図には八幡神社とありますが、教育委員会の資料によると、円墳・津島神社とあります。
ウィキペディアによると、「鑵子(かんす)は、茶の湯で用いられる、弦(つる)の付いた金属製(青銅、真鍮、鉄)の湯沸かし器です。一般的な「やかん」の古風な呼び方や、茶釜の一種としても知られます。」とのことで、同名の山が各地にあります。
林道脇にある水道施設の先から右手の高みに上がると山頂です。対の石灯籠に瓦屋根の社。丸い木の板に達筆な黄色い文字の品の良いプレート。南側に参道があり鳥居が見えるので歩いてみます。「危険!」とあり見上げてみると、真ん中に割れ目〜
慌てて離れ林道まで下ります。ココは右が正解。来た道に戻れます。近道しようと左に行くと道はなし。古い田圃跡を抜けて、GPSを見ながら急勾配を下って林道に出ます。約30分で車に帰着。北方15分程の日野町別所橋に向かいます。
2峰目は雨乞山。バラスの敷いてある空き地に停めて東進。防獣フェンスの扉をようやく探して竹藪に突入も道はなし。どうやったアプローチ失敗(笑)GPSを見ながら、道を探し合流。板で作られた階段を上がり、竹林の道を5分。
山頂には石碑と案内板。元禄年間に、この山林を巡る争いが起きたとき、伊澤氏が京都の白洲へ直訴し認められたものの、斬首に処せられました。その功績を永久に顕彰する為、「四ヶ背・雨乞山元禄公園」と呼ぶこととする。それで元禄か〜
今となっては…訪れる人も少ないようです。北方に田園風景。Uターンして谷筋を右折。すんなり防獣フェンスの扉に辿り着きます。ここからピストンが楽です(笑)未舗装道のゲートを開け閉めして戻ります。こちらも約30分。次は日野町の桜谷小学校へ。
3峰目は長寸東峰。長寸山は以前訪れ、鈴鹿300座の一つで城趾だったと記憶しています。その400m東にある東峰。恐らくその時はYAMAP認定されていなかったと思います。小学校に停めて階段を上がるとアスレチック遊具。防獣フェンスを開け閉めして入山です。
長寸山とのコルを右折。雑木林の高みに上がると山頂です。プレートが二つ。直進して扉を開け閉め。神社に降り立ち小学校に下りると、先生らしき方に挨拶されて、山の説明。やっぱり怪しまれますよね(笑)次は北西へ。東近江市に入ります。
4峰目の布引山へ。先ずは経由する城址へと上大森町から蛇砂川を渡りますが、農道に軽トラ3台。尋ねると、作業してるので向こう(西側)の集落から行ってくれないか。Uターンして回り込み、先程の道の突き当たりにあったフェンス際に駐車して大森城址入口へ。
北方向が望める城趾を見学。本丸跡から南方向の道を探すも見つからず、薄い踏み跡の急勾配を下って谷川。倒木を丸太橋代わりにして渡り、次の尾根へ登り返し。尾根筋には放棄された道の路盤があり、送電鉄塔へと向かいます。
小籔漕いで鉄塔フェンスの右に出て、幅広く刈り込んである道を南下。次の鉄塔付近が山頂です。間もなく十字路となり、直進して防獣柵を通り、藪気味の道が右カーブ。松の木が目立ちチクチク。そして左にヘアピン。刺藪漕いで送電線を潜ると三差路です。
GPSを確認して右折。真上に送電線。そして鉄塔。三角点があるはずの高みを目指して藪漕ぎ。ありました〜山頂プレート!。山並みやサントリーの貯蔵庫が見えます。車がなければ、貯蔵庫の北側の未舗装を東に行くと県道へと出る所。
布引の森から西進する道も厳しいようなので、この山だけを目指すならば、サントリー貯蔵庫を南北に貫く県道からの往復が一番楽と思われます。Uターンしてピストン。車に戻り、続いて西へ10分程。親子連れで賑わう同じ東近江市の布施公園へ。
5峰目は布施山。池横の地藏さんが登山口。蓑笠の可愛い人形の案内で、少しづつ景色の良くなる道を上がると、やがて植林帯に入り山城跡の案内板。前方後円墳があった場所を戦国時代に山城としたそうで、別名・玉緒山。主郭跡は平坦で池もあった模様。
三角点あり。ですが眺望無し。迷いましたが、遠回りの別ルートがあるので左折。双耳峰のもう一つのピークへ。コルからは良い眺め。鈴鹿山脈に琵琶湖比叡山。しかし道が酷い。注意深く踏み跡を辿り、GPSチェックが欠かせません。
独標217の手前を左カーブすると、驚きの石室登場。巨石に覆われた室内は広く、立って入れる程で、棺も二つは収められそう。古墳に間違いないのでしょうが、案内板も何もなく放置されてます。一旦県道に出て北上。蒲生野の真珠と呼ばれた双子の池です。
布施溜池は奈良時代から続く灌漑用の池で、平安時代の「梁塵秘抄」にも歌枕として登場する名所です。冬の野鳥観察の名所ということですが、この時期は亀の楽園。遊歩道を歩くと、日向ぼっこしていた亀が次々と池に飛び込みます。
キショウブが満開。カキツバタかと思いましたが、調べると黄色は無く、あやめの一種だそうです。新緑に染められた木々も美しく、山々が湖面に映っています。駐車場に戻り北上。以前、箕作山や太郎坊宮を訪れた際に取りこぼした山へ。
6峰目に清水山。八日市駅裏から登れますが、車なので最短距離を狙って、北側にある貴船神社の駐車場へ。人気のコースらしく車が10台程。階段を上がり綺麗に整備された登山道を行きます。可愛い案内板が愉しませてくれます。
林道とも交錯しますが、丸太で行く手を阻まれていて迷う事なし。15分程で尾根分岐に突き当たり右折すると、送電線の真下で大伐採地に出ます。東側の展望良く、八日市市街と日本コバの向こうに鈴鹿山脈。二次林を中電の黒プラ階段で登ります。
ベンチのある広場かは西側の景色も見えてきて、間もなく鉄塔そびえる山頂。箕作城址でもあります。(築城時は清水城と呼ばれていたようですると)二つのパーティーが休憩中で賑やか。挨拶して眺望を満喫。西側には観音寺山や安土山。
沖島が浮かぶ琵琶湖の向こうに比良山系。三角点もあり、「箕作山」の表示がありますが、YAMAP地図の箕作山は1km程南方で、そこは以前登っています。Uターンしピストンで下山。車内が暑い!夏の日差しのようです。国八を北上し宇曽川越えて右折。愛荘町へ。
最後の7峰目〜竹原山。溜池横に駐車。防獣フェンスから入り、環境防災林の案内板。幅広めの遊歩道を往きます。シダの植林帯の中を緩やかに登って、遊歩道から左手の踏み跡を上がって、三角点のある山頂。西側に湖東と比良山系の眺めです。
北方向から西尾根を歩くも藪。ピストンすればよかったと後悔しながら、右手の谷に降りて別の遊歩道に出て左折。紫陽花の咲く入口から車に戻り終了。帰りは306から307へ。登山者で賑わう鞍掛峠を越えます。スーパーに寄って無事16時前に帰宅です。